このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
芭蕉の句
闇の夜や巣をまどはしてなく鵆
出典は
『猿蓑』
。
元禄4年(1691年)春の句。季語は「鳥の巣」。
『泊船集』
は「夏」、
『芭蕉句選』
、
『芭蕉翁發句集』
は「冬」とする。
闇の夜や巣をまとハして鳴鵆
蓼云、この句冬の部に出せる集あり。水鳥の巣は夏なり
『芭蕉句解』
闇の夜や巣をまどはして鳴千鳥
泊船集には夏の部に入れ、水鳥の巣といふ事にや、句選には、冬の部に入れ、猿蓑には春の部に入れ、是翁存命のうちの集なれば正しくすへきや。
『蕉句後拾遺』
青森県深浦町の
宝泉寺
山梨県山梨市の
差出の磯
三重県桑名市の
浜の地蔵
に句碑がある。
宝泉寺の句碑
差出の磯の句碑
芭蕉の句
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