このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
芭蕉の句碑
烏梅之香にのつと日の出る山路かな
三原市西野2丁目に西福寺という寺がある。
大宝山西福寺
曹洞宗
の寺である。
庭の片隅に
山頭火の句碑
があった。
音はしくれか
昭和7年(1932年)10月21日、山口市小郡の其中庵で詠まれた句。
十月廿一日
曇、それから晴、いよいよ秋がふかい。
朝、厠にしやがんでゐると、ぽとぽとぽとぽとといふ音、しぐれだ、草屋根をしたゝるしぐれの音だ。
・おとはしぐれか
といふ一句が突発した、此君楼君の句(草は月夜)に似てゐるけれど、それは形式で内容は違つてゐるから、私の一句として捨てがたいものがある。
『其中日記(一)』
西福寺の駐車場に芭蕉の句碑があった。
烏梅之香にのつと日の出る山路かな
元禄7年(1694年)春、芭蕉51歳の句。
『炭俵』
冒頭、
志太野坡
と両吟歌仙の発句である。
寛政5年(1793年)、芭蕉百回忌に梨陰建立。
記念句集『とこしへのうめ』刊行。
寛政8年(1796年)、梨陰没。
梨陰の句
浦の月背向て居る家もあり
『湖白庵集』
帰り花口のうちにて誉にけり
『秋風記』
散る花にうたれて紙燭消にけり
『華鳥風月集』
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