このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
新年の旅日記
常光寺
〜正岡子規の句碑〜
松山市西垣生町に常光寺という寺がある。
曹洞宗
の寺である。。
常光寺に
正岡子規の句碑
があった。
賽銭のひゞきに落る椿か奈
『寒山落木 巻一』
(明治二十五年 春)に「椿神社」と題して収録。
この句の碑は
椿神社
にもある。
明治28年(1895年)3月、子規は日清戦争に従軍記者として出発する前に帰省した。
春や昔十五万石の城下哉
『寒山落木 巻四』
(明治二十八年 春)に収録の句。
この句の碑は
JR松山駅
前にもある。
おもしろや紙衣も著ずに編む世なり
花木槿家ある限り機の音
「
おもしろや
」は『寒山落木 巻五』(明治二十九年 冬)に収録の句。
「
花木槿
」は
『散策集』
の句。
長楽寺
の「鍵谷媼遺徳顕彰歌碑」両側面に刻まれている句である。
故郷はいとこの多し桃の花
『寒山落木 巻四』
(明治二十八年 春)に「松山」と題して収録。
志保ひが多隣の国へつゞ支介里
(しおひがたとなりのくににつづきけり)
『寒山落木 巻四』
(明治二十八年 春)に収録の句。
広島で詠まれた句である。
この句の碑は松山市小川の
粟井坂大師堂
にもある。
他の句は、よく読めなかった。
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