このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
〜
2010年
〜
円蔵寺
〜大淀三千風〜
柳津町柳津に円蔵寺という寺がある。
ふくしま緑の百選
柳津虚空蔵尊周辺の緑
昭和60年6月選定
主唱/福島民報社・福島県緑化推進委員会
霊巌山圓蔵寺
仰々霊巌山圓蔵寺は
臨済宗妙心寺派
に属し東北屈指の巨刹にして大同2年
(西暦807年・皇紀1467年)
徳一大師の開創する處なり。本尊福満虚空蔵大菩薩は弘法大師霊木を以って刻み、日本三所の一
(能満虚空蔵尊・千葉県郡天津小湊町・千光山清澄寺、大満虚空蔵尊・茨城県那珂郡
東海村
村松山日光寺)
にして霊験の著しさ他に比すべきなし、
貞亨3年(1686年)8月、
大淀三千風
は円蔵寺に参詣している。
同葉月廿二日に川俟を立。
安達原
。黒塚。檀
(まゆみの)
里。二本松に笠舎して。會津にかゝり。先柳津靈光山圓藏寺虚空藏に詣し。抑當山は。法相唯識の徳一大師開基の地。中尊は空海御作。靈驗佛。猶山河岩樹の風景。無双の眺望なり。
『日本行脚文集』(巻之六)
安永3年(1774年)、木兎坊風石は円蔵寺に参詣している。
是より仙台行脚、橋居坊門道にて柳
津虚空蔵 へ参詣して、奥の院といふ
寺一志子に宿る、俳諧略
すゝしさも弥増り鳧おくの院
木兎
茂りはかりは有合す宿
一志
『二度の笠』
寛政4年(1792年)、
今泉恒丸
は円蔵寺で『唐詩選』の講釈をしていた。
庫裏の庭に芭蕉の句碑があるが、立入禁止。
月 塚
奥州會津柳津圓蔵寺 門前多々見川邉
北方小田月
川上とこの川下や月の友
關本
如髪建之
『諸国翁墳記』
記念集
『河上集』
(如髪編)がある。関本如髪は喜多方の俳人。巨石の子。
私の旅日記
〜
2010年
〜に戻る
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください