このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



十勝上川森林鉄道 とかちかみかわ

 トムラウシ国有林は十勝川上流にあり約5万5千haの広大な面積を占めていた。当初はトラック輸送であったが、輸送量が多く、屈足(くったり)までの距離が長いことから、昭和25年から建設をはじめた。
 自動車道の森林鉄道への改良や、王子製紙所有の軌道の買収、改良も行い、屈足〜二股間の森林鉄道は、工事着手後4年目の昭和28年に完成した。その後、支線分線の建設を進め昭和38年までに総延長7万2925mの森林鉄道を完成させた。
 しかし、自動車輸送の普及につれ、機動性のなさ、多額な維持修繕費などの欠点が表面化し、その結果昭和39年に十勝上川森林鉄道は撤去され、建設以来わずか15年でその姿を消すこととなった。







屈足〜中土場〜ニペソツ〜ペンケベツ〜二股





屈足〜岩松

岩松周辺

中土場〜ニペソツ

ニペソツ〜ペンケベツ

ペンケベツ〜二股



支線・分線: シートカチ支線




廃線へ


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