このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


PART3



門デフ(その1) 
今回の最大の課題、いよいよ門デフの話となります。
この門デフの出来如何が、今後の制作予定されているC55/C57に大きな影響を及
ぼす為にも、幾つかの試作を経て、ここに辿り着きました。解説は下記にて記し
ますので、先ずはその仕立てを良くご覧下さい。

デフ裏面の“十字”に切られた補強リブの再現を始め、2本のデフの取り付け足
内側にもリブを設け“アングル”形状としています。            

また、キットの素組みでは再現されないデフ下端にも“折り曲げ”が施してあり
ますが....この些細な拘りが、自分を数年前より長らく悩ませていました。   

この悩みを解決するきっかけを与えてくれたのは....そう、またしてもH氏。   
ホント、H氏に頭が上がりません。m(_ _)m 


P.S.                                   
H氏が誰なのか?という疑問を抱かれる方々もおられましょうが、それはさておき
彼の作品がまた凄いんです!!という事で、この直後、H氏からご承諾を頂きまし
て2両のD52の掲載を当機関庫内にてご紹介出来る運びとなりました。     

          トップ頁よりご覧下さいませ。             


非公式側より


門デフ(その2) 
幾つか試作した中、最終的に「A」「B」という2種類の門デフのいずれかを採用す
る事になりました。「A」...強度優先、「B」....形態重視、この2種類です。これら
は制作方法も異なり「B」の方が実機に全て則した形態となっているのですが、制作
行程において、一体となったエッチングのデフ〜全ての部品を上部ステー、デフ本体
そして取り付け足、これらをバラバラにしないと仕立てる事が出来ません。    
逆に「A」では、取り付け足を分割しなくても良いので、その分、強度に勝るのです
が、正面から見た時、取り付け足の部分がデフ基部付近で“クランク形状”となって
しまいます。その....クランク形状となる理由はひとつ。             

         「デフ下端の折り曲げを再現する!」

この折り曲げをすると必然的に取り付け足もクランク形状となってしまい、唯一、実
機と異なる為、この「A」に続き、新規に「B」の試作も行ったという次第です。




門デフ(その3) 
この正面からみた画像でお解り頂ける様に、最終的に採用したのは「B」の形態重視
の門デフです。「A」との差違は、この取り付け足が正面からみた時に「クランクと
なるか?/真っ直ぐか?」の違いだけで、他のデティールは全く変わりませんが、制
作方法が異なるので、PART4にて詳しく記したいと思います。

また暫定的ではあるけれど、今回採用した「B」に関して....強度的には不安は残りま
すが、暫く様子をみて「今後に制作する門デフにも採用するか?」或いは「Aの方が
良いのか?」考慮してみたいと思います。


因みに....「A」「B」ともに、制作はメチャ大変でした。

PART1 PART7
PART2 PART8(製作中)
PART4
PART5
PART6



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