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さて、幸いにも自作に成功したバルブスピンドルガイドの製作工程を順に追います。
なぁんて...大した内容ではないんですけどね。呆れるほど、部品の構成や製作の手法
は意外にや、お粗末なんです。
取りあえず、テキストと図解にて、それぞれ工作の進行が若干異なる2種類を説明し
ましたが、基本的には全く同じ内容です。(併せて一読の程を....)
1, 先ず本体となる材料を不要となるランナー枠から適当な大きさで切り出します。
2, PART5で申した通り、今回の作例では0.25厚の板を(組み合わせるコンビーネ
ーションロッドの厚みを考慮し)3枚としました...ケースバイケースで、ご各自
使用する板厚と枚数を工夫してみて下さい。
この時、中に挟む板は他より長さを数ミリ程短くしてますが、コンビネーション
ロッドが入る空間をつくる為なので、多めにみても2〜3mm以下で充分かと。
3, この3枚をペンチ等で挟んで、概ね全体的に隙間の無いようでしたら、ハンダを
側面から流し込みます。(予めに各板の表面に薄くハンダメッキを施しても可)
隙間無く3枚が固定したら、金ヤスリ等で、最初は大まかに...慌てず全体を見な
がら少しずつバルブスピンドルガイドの形状にして行きました。
但し、取り付け基部部分のみ、この部品を制作する為の“つまみ”とするので
一番最後に形状出しをする為に、この時点では未加工。
4、ラジアスロッド寄り〜後部端面を1カ所、レーザーソーで切れ込みをいれ、側面
にある“四角い穴”を作る足がかりとします。
5, レーザーソーで入れた切れ込みの溝の幅にあう板厚の板を差し込み、適当な位置
にてハンダで固定。余った部分を切断、ヤスリやペーパーで表面を整えました。
6, 全体の形状を仕上げて、後はシリンダーブロックの取り付け足を削りだしてO.K!
7, 各ロッド類の位置関係を確認の上、シリンダーブロックに穴を開け、そこに差し
込み、固定します。
取り付け基部には、円盤状の板を予めにシリンダーブロックに付けておくと、見
栄えが良くなります。作例ではREF製の砂箱蓋のパーツを流用してみました。
また、製作手順としては、下記の図の通りでも可能ですので、各々がやりやすい
方法で、幾つかお試しになられては如何?
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非公式側〜基部には砂箱蓋を流用しています。
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公式側〜REF製の一番小径の蓋がピッタリ!
ロッド全体を見ると、こんなカンジ。
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