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2003初夏 宮古島・島豆腐作り体験の旅(その4)
最終更新日 2003.9.26
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(上手くいくかな〜)5月24日(土)
4:00、起床。
4:10、つるみ荘を出発。
途中、放し飼いされた犬に追いかけられ、ちょっと焦った。
4:45、石嶺とうふ店に到着。
今日は、型箱にゆし豆腐を詰めていく工程を体験させてもらうことになった。
実際に商品になると思うと・・・緊張は隠せない。
釜からおたまでゆし豆腐を掬って、布を被せた型箱の中に2cmくらいずつ盛り付けて、蓋で押し付けて水分を抜き固めていく。
この作業をひとつの型箱で10回以上繰り返す。
自分の詰めた島豆腐の出来具合が気になる。
約2時間後、出来上がった島豆腐を見せてもらった。
断面に少し隙間が多いが、商品として問題ない範囲とのことで、ホッとした。
薪割りを少しして、作業場の床を掃除して、今回の島豆腐作り体験は終了した。
3日間も貴重な体験ができて、感謝の気持ちでいっぱいになった。
12:00、昼食までご馳走になってしまった。
庭のテーブルで家族みんなで食べる食事は賑やかでとても楽しく、ドラマ「ちゅらさん」の世界そのものだった。
ご馳走様でした〜。
明日は日曜日で店は休みだが、島豆腐作りには欠かせない海水を汲みに行くというので、連れて行ってもらうことになった。
(シュノーケリングした砂山ビーチ)14:00、天気も良くなり、砂山ビーチでひと泳ぎすることにした。
土曜日とあって、おととい来た時よりは海水浴客も多かった。
といっても、10人くらいだったが。
ゴーグルを付け、さっそくシュノーケリングしてみた。
透き通った海水は、泳ぐのにもちょうど良い冷たさであった。
珊瑚の周りには小さ目の熱帯魚がグループになって泳いでいた。
私にとってはこれだけで感動ものである。
有名な珊瑚の洞窟の裏には、隠れ家的小さなビーチがあった。
洞窟の周りをぐるっと泳がないと行けないこの隠れ家ビーチで、きれいな貝殻を拾った。
2時間ほど潜ったり、体を焼いたりした。
いつまでも、この美しいビーチであって欲しいと思った。
(路地裏の風景)16:00つるみ荘に戻り、シャワーを浴びた。
夕食まではまだ時間があるので、喫茶店でコーヒーでも飲みに行く事にした。
どこか落ち着けそうな喫茶店はないかとチャリンコで街の中をグルグル周る・・・。
ただ今、平良市街中心部は区画整理のため、あちこち工事中。
半年か1年後には、街並みもすっかり様変わりしているだろう。
昔からある街並みのままでもいいのにと思うのは、ふらりと訪れた旅人のわがままか・・・。
下里通りにある「snow cafe」というお洒落なカフェに入ってみた。
ケーキセット(¥700)を注文した。
精算時に「地元の方ですか?」と店の女の子に聞かれた。
「いえ、旅人です。つるみ荘に泊まっているんですよ」と笑って答えた。
宮古に来てまだ4日目だが、すっかりなじんでしまったようだ。
”海人(うみんちゅ)Tシャツ”で有名な工房「海人」の宮古店で、本物の蛇皮を張ったミニ三線ストラップを買った。
無駄使いと思いつつ、こういうグッズにはつい・・・。
(今夜も相部屋を独占)18:00、今夜の夕食は”まてぃだ通り”にある焼肉「花ちゃん」にした。
ここでは宮古牛がなんと¥999で食べ放題!
生ビールも19:00までは1杯¥199のタイムサービス。
少し硬めの肉質だったが、生ビールと一緒にお腹いっぱい食べた。
インターネットも無料でできるそうだが、あいにくパソコンが故障中で使えなかった。残念。
19:30、宿に戻り、長期滞在中の女の子と話をした。
彼女は元美容師で、東京の青山でバリバリに働いていたそうだ。
仕事を辞めて沖縄の島々を旅した末、宮古島で暮らしてみる事にしたそうだ。
東京の都会暮らしから一転、宮古島で暮らすようになって価値観が変わったという。
今はなんと、大工のアルバイトをしているそうだ。
「この前も足に釘が刺さって大変だったんだよ〜」と、まっ黒に日焼けした彼女は笑顔で話してくれた。
21:30、ちょっと疲れが出てきたらしい。早めに寝る事にした。
(その5)に続く
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