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製作中のレイアウトルーム その2
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私はおバカ?

 まあちょっと右のアニメーションを見てやってください。 このアニメ、ある意味でよく出来ています。

 アニメ自体の出来では無く、見ていただきたいのは梯子を上昇させたときの上端です。

 お気づきでしょうか。 レイアウトを展開する筈のテーブルの上面より梯子の上端が上にいってますよね。

 アニメでは大したことないように見えますが、現物はものすっごくテーブルの上に出てます。
自作した電動梯子です
予定していたレール配置です 左のイラスト中に×で表した赤い印の位置が梯子の昇降位置で、この上にレールを敷く計画でした。

 ところが、梯子とレールとが綺麗〜ィ!に干渉する最悪の結果となってしまいました。

 梯子の上を超えるようなスロープでは勾配的に無理があるので、レイアウトプランを変更しなければなりません。

 しかし長編成列車の運転が夢であり、できるだけカーブの曲率半径を緩くして列車のカクカク折れを防ぎたい願望があり、車両の連結間隔も狭くしたい願望があったのに、これらを根底から諦めなければならないのでしょうか。

 当初のレイアウトプランに固執するのであれば、梯子を完全に上昇させずに、テーブル下面の中途半端な高さで止めるという方法もありますが、安全面で不安があります。

 ┐('〜`;)┌  うーーーーーーん。どうしたものか。 

 どうして今の今まで気がつかなかったのでしょうね。 楽しくて楽しくて、目の前の工事に夢中になりすぎました。

 我が身に定められた運命(?)を呪いたい気持ちで一杯です。 ガハハハ←いや、笑ってる場合じゃないけど・・

【2006.1】

 レイアウトプランの見直しはまだですが、ひとまず棚上げにして(でたー!得意技)、今回はレイアウトルーム内のリフトスイッチを製作します。

 今回の購入品はエアコンホースの配管に使うダクトパーツ1点のみ(写真21)

 もっと格好のいい奴にしたかったのですが、だだっ広いDIY店内をウロウロして疲れてしまったので、ついその辺の商品棚にある奴に触手を伸ばしてしまいました。 (^^;)

 このパーツにスイッチをはめ込む角孔を開けたり、板きれをギコギコやって壁面取付用の基板を作ったり、ストック品からL型金具と端子台を探し出したりして準備完了(写真22)

 基板は見えない所ですが、たまたま手元にあった残り物のスプレー塗料で朱色に塗装しました。

 各パーツを組み立てます(写真23)

 あとは配線をして壁面へ取り付けます(写真24)。 これにてリフト関係は略完成。

今回の購入品です加工及び準備完了組み立て中!あとはカバーを取り付けて完了です
(写真21)(写真22)(写真23)(写真24)

 なお、ロフト内照明として配線されていた電灯線をこのレイアウトルームでの全ての電源取出線として使用することになります。

 そこで、意味のあることなのかどうか知りませんが(メチャメチャいい加減)、この電灯線に20Aのブレーカを接続してこれを天井に埋め込みました(→)

 ブレーカーを覆っているカバー(何故か家にあった)は配線隠し用の孔無しのタイプだったので長孔加工!

 お、そうそう。ブレーカーは当然に購入品でした。
天井に埋め込んだブレーカーです
【2006.2】

 前回までの作業でリフト関係は略完成していたのですが、その後、実際に使用してみていろんな不具合が出ていました。

 まず、梯子を降ろした状態から上昇させるとき、ワイヤの巻取開始時に梯子が跳ね上がるような現象が生じます。

 そのまま使い続けると、梯子を取り付けているヒンジ装置がぶっ壊れそうです。

 考えられる原因の一つとして梯子の中折れ部分(脚立の股間部分)にあるヒンジの渋みを挙げることができます。

 脚立としての製品当初からあった渋みですが(たぶん軸心が出ていなかったのでしょう)、ヒンジ軸に使われていた太い鉄製のリベットを除去するのが億劫で、手つかずのままでした。

  (写真を見に行く☆見た後はブラウザの「戻る」で戻ってきてね)

 しかしこの際、この部分を作り直すことに。  電気ドリルとハンドグラインダーでリベットをぶっちぎり、代わりに、一端がL型に曲がり他端に雄ネジが切られた鉄製のシャフト(φ10mm)を刺し通して、このシャフトでヒンジ部を新生させました。

 案ずるより生むが易しで思ったより簡単にできました。

 見た目は、ブッサイクになりましたがね。

 シャフトには水道管用の樹脂パイプを嵌めて、スパンを確保させてあります。
シャフトのL折れ側シャフトの雄ネジ側

 この中折れ部分のヒンジは極めて快調に動作するようになりましたが、まだ梯子を上昇させるときの跳ね上がりは改善されません。

 次に考えられる原因はワイヤロープ掛け渡し方法です。

 当初は梯子の一方側面にだけU字金具を取り付けてホイストのフックを引っ掛け、片吊り状態にしていましたが、やはり無理がありました。

 そこで梯子の反対側にも新たにU字金具を取り付け、両側のU字金具間にビニルロープを掛け渡し、このビニルロープの掛け渡し間にホイストのフックを掛けてみました。

 以前とはだいぶ改善はされたようです。 しかしまだ満足できるところまでゆきません。 もう少し考えてみます。

改善後=ワイヤの両吊り状態・正面から

改善前=ワイヤの片吊り状態 → 改善後=ワイヤの両吊り状態

【2006.4】

 梯子両側のU字金具間に掛け渡したビニルロープとホイストのフックとの間にショックアブソーバを入れることで解決策を探ることにしました。

【実験 その1】
 引っ張りバネを使って実験をしました。

 バネには、手っ取り早く近所のDIY店で入手できるうちで最もバネ力の強そうなものを選びました。

DIY店で入手した引張バネ自転車のスタンドから拝借したバネ

 結果は左の写真の通り、たった1回、梯子を上げ下ろししただけで伸びきってしまいました(バネ代の\280円が一瞬にしてパアー)。

 でも、もう少しバネ力の強いバネに交換するとなんだか巧くゆきそうな気配。

【実験 その2】
 そこで自転車のスタンドに付いていたバネを拝借し、使ってみました(右側の写真)。

 しかし失敗とは言えないながらも、もう一つ、満足できません。
(実験その1)(実験その2)

【考察】
 引張バネ方式でやると、力が加わる方向でバネ力は弱くなる一方となり、経年的にいずれ弾性の限界を超えてしまう危険性があります。

 仮に、ストローク制限ボルト等を組み込んでバネの伸び長さを有限にしたとすると、そのストローク一杯までバネが伸びた後は物理的、且つ急激にワイヤロープに張力が作用することになり、その時点で緩衝効果は得られなくなってしまいます。

 そこで引張バネ方式を諦め、圧縮バネ方式を試すことにしました。

 圧縮バネとして線径、巻き径で丁度いいものは無いか?と、いつものDIY店まわりをしました。

 しかし、なかなか適当なものを探し当てることができません。

 ちょっと行き詰まりかけたところ、拝借していた自転車のバネを返そうと自転車小屋へ行き、その片隅へフッと目をやって小躍りしてしまいました。

 目に止まったのは、使われなくなって錆すらも出始めているぞうきんモップです。

 まだ使えるにも拘わらず用済みとされた道具ほど哀れなものはありません。

ぞうきんモップなのじゃ

 私には確かに、ぞうきんモップ君が「どうか私をリフトに使って!」と叫んでいるようにしか聞こえませんでした。

 “これは使ってやらなければ”

 下の(写真26)は、ぞうきんモップ君から取り出したバネ(写真手前)と、その後、DIY店へと走って買いあさった数点の部品です。

 チャンネルボルトは、首の部分を丁度よい長さに曲げ直すつもりでしたが、このチャンネルボルトは、冷温での無理な塑性変形で簡単に折れてしまうことが判りました。

 だからといってバーナーで焙るにはガスがもったいないし、炭を熾すとバーベキューへ走ってしまう自分が怖いし (^^;)

 そこで、次に首長ボルトを使ってみることにしました。 (写真27)は、新たに調達した首長ボルトとこれにネジ連結させるアイナット等々です。

 この写真27に写っているもので略準備完了です。 あとは組み立てるだけ。

ぞうきんモップから取り出した圧縮バネと並ぶ購入部品最終的に組み立て準備の整った部品
(写真26)(写真27)
組み立てたショックアブソーバ
 というわけで組み上がったショックアブソーバです。
ショックアブソーバを取り付けて最終実験

【最終実験】
 これでOK!

 あとは、このショックアブソーバに梯子との接触干渉を防ぎ、また体裁隠しにするためのブーツを適当に探して被せるだけです。

 これはまた近日中に実施する予定。

【2006.4】

 早速、ブーツの製作です。 準備したのは肘カバー。

 左右一対で\98円也(写真28)。 左右の肘カバーを内外二重筒となるように重ね合わせて、これらの周間へプチプチを筒状に巻いた物を挟み込ませ(写真29)、二重に重ねた肘カバーの両端を筒型に縫製します。

 これで筒型の特製ブーツの出来上がり!

 一方、500mlの角形ペットボトルの首部側をちょん切ってボトル内面にウレタンを両面テープで貼りつけます(写真30)

 このペットボトル内へショックアブソーバを嵌め入れ、ボトル底から突き出させたアイボルト端にアイナットをねじ込むといった手順で組み立てを行い、その外側に、上で説明した特製ブーツを被せます。

 これをホイストのフックと梯子側のビニルロープとの間に連結して、特製ブーツでホイストのフックをも包み込ませるようにしました(写真31)

 なお、梯子側のビニルロープには、エアコンホースや水道管を凍結から保護するためのスポンジカバーを被せてみました。

98円の肘カバーです製作中のブーツですペットボトルにウレタンの内張をしてショックアブソーバのケーシング作りケーシングとブーツを装着して出来上がり
(写真28)(写真29)(写真30)(写真31)

 次に、梯子の下端に第2ショックアブソーバを取り付けました。

 えらい格好のエエ名付けですねえ。 軟着陸装置とでも言い換えましょうか。 いやいやこれでも格好良すぎです。

 要するに、梯子を降下させたときにガチャン!と地響きを立てて着地しないようにするための緩衝材です。

 使ったのはこれ(写真32)。 なんと昔々、スキューバダイビングをやっていたころの荷物を整理していて出てきたエアポンプです。

 でも、いざ取り付けて実験してみると少々バネが強すぎました。

 そこでポンプ内に仕込まれていたバネを外してみることに(写真33)

 ああ゛とっぅ! このバネいいじゃん! ・・・もう少し速くこのポンプの存在に気づいていたら、このバネをショックアブソーバ用の圧縮バネとして利用できたのに。 ムムム残念。 このポンプのバネは、また何かに流用することにします。

 バネを取り出したことで、見事、静かな着地が実現されるようになりました(写真34)

 まだあと少し、このリフトに関して手を加えたい箇所がありますが、取り敢えず現段階で日常的な使用は可能になりました。

 これでボチボチ、レイアウトルーム内の作業に取りかかれます。
第2シックアブソーバですポンプから出てきたバネです軟着陸成功!
(写真32)(写真33)(写真34)

 さあぁ〜て とぅ。 重たい腰を上げますかぁ。

 恐る恐るでしたが、製作中のモジュールをこのレイアウトルームへ搬入しました。

 電柱1本を折っただけ(上の写真)の被害で何とか作業終了!

レイアウトルーム内の現状です電柱1本だけの被害で済みました

 なお、上の写真はあまりにも殺風景ですが、それは搬入作業のため、外せるストラクチャーは全て外してあるためです。

 半分ウソです。

 要するに、モジュールは殆ど出来ていない、ということです。  (^oo^);

 しかしこーして眺めていると、やっぱりレイアウトルームにはレイアウトが一番似合いますね。

 将来、HOゲージの簡単な複線オーバルレイアウトを敷こうと考えていた2段目の棚は、ご覧の通り、工具類が散乱してしまっています。

【2006.5】

切り出した材木 あまりの更新の無さにちょいと反省。

 レイアウトルームから張り出させるテーブルを新たに作る予定にしていますが、その支えにするための木材と、リフトの各ステップを幅広にするための木材とを、取り敢えず切り出した、というだけの更新です。

 各ステップを幅広にするための木材には、ステップへ引っ掛けて位置決めにするチップ材を接着してあります。

 このチップ材は、福井県若狭地方へ遊びに行ったときに若狭塗りの箸工場から頂いてきた端材です。

【2006.11】

塗装した木材
各ステップを幅広にするために準備した木材を塗装しました。
木材を各ステップへネジ止めしました
塗装が乾いたので各ステップへ木材を載せて木ねじで取り付けました。
各木材の前縁に滑止めを貼り付けました
各木材上にゴム製の滑止めを両面テープで貼り付けました。
完成したリフト
これにて本当に、リフトは完成です。
木材を取り付けたことでリフトの昇り下りがとても楽に、そして安全にできるようになりました。
【2007.4】

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