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製作中のレイアウトルーム その6
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 今回はエアコンの能力UPを図ります。

 理由は、屋根面を伝って吹き上がるような風が吹いたときに、ドーマーを介してレイアウトルーム内へ流れ込む風で、エアコンからの排気が押し返されてしまうという症状があったためです。

 この症状が出るとエアコンが熱籠もり状態となり、冷房の効きは悪くなるわ電気代が激騰するわで、散々な目にあいます。

 最悪の場合は、エアコン側でサーモスイッチが働き、緊急停止してしまうことさえありました。
ドーマー
左側の下窓

 そこで、排気側となる引き倒しの窓に、排気を助けるための換気扇を取り付けることにしました(写真は2012年5月時点のものです)。

 なにしろ、スペース的に極狭なので、取り付けに苦労しそうです。
右側窓と左側窓との境界部分
使用する換気扇

 換気扇は羽根径25cmのものを使用することにしました。

 上の写真で、換気扇の下に写っているのは、引き倒しの窓に嵌めてある網戸用のアルミサッシです。
縦桟を取り付けた様子2本の縦桟の取付間隔はケース幅

 まずは、換気扇のハウジングケースをアルミサッシに取り付けるため、アルミサッシの枠に2本の縦桟(アルミ製)を取り付けます。

 固定は、縦桟及びアルミサッシを貫通させたネジにナットを締め付けることで行います。
取り付けた換気扇(屋内側)取り付けた換気扇(屋外側)

 縦桟を利用して換気扇を仮組みしてみました。

屋内側カバーカバーの加工

 換気扇の屋内側にカバーを取り付けてみます。

 縦桟が干渉するので、カバーの両側面に一部、切欠を加工しました。

 ということで、ここまでできました。

取り敢えず仮組み完成

 ところで、アルミサッシのアミは、換気扇を取り付けた箇所を除いてそのまま残してあり、そのため換気扇の左右両脇はアミが剥き出しです。

 ということは、換気扇を回すとアミを通して外気を吸い込んでしまうことになります。 また当然に、このアミを通して雨風が屋内側へ吹き込んでしまうことになります。

 そこで、このアミの部分を板状のもので塞ぐ処理をします。

 アミ塞ぎ材には軽量で丈夫なものがよいので、嘗て、レイアウト製作過程でレール敷(スペーサ)として用いた樹脂製の段ボールのような材料を利用することにしました。
アミ塞ぎ材として利用

 ↑ こんなやつです。

アミ塞ぎ完了アミ塞ぎの取り付け

 このアミ塞ぎ材を所定の大きさに切り出して、アミの内側(屋内側)に重ね合わせ、それをベニヤ板で裏打ちするようにしてアルミサッシに固定します。

 ベニヤ板の固定は、タッピングネジとしました。

 屋外側へ向ける面(アミが張られている側)は、換気扇を含めて念入りにスプレー塗装します。

 スプレー塗料が残ったので、ベニヤ板を張った側(屋内側)もついでに塗装しました。

塗装の続き
スイッチの改造

 換気扇は、本来ならガステーブルなどの上、つまり料理人の頭上に設置するものですから、ON/OFFを切り換えるスイッチは、下向きに取り付けられており、操作用の引き紐が結び付けられています。

 単に、電源のON/OFFだけなら給電コードの途中に別途スイッチを設けて遠隔操作できるようにすればよいのですが、換気扇のスイッチはシャッターの開閉を兼ねているため、どうしてもこのスイッチを上から操作できるように改造する必要があります。

 そこで、掃除具(ハタキ)の柄を使って操作棒を作り、この操作棒を引き紐の代わりに取り付けて換気扇の上方へ突き出させました。

 で、カバーを再度取り付け、換気扇の左方側のアルミサッシに、取り扱いを便利にさせる把手を取り付けて一応、満足のいく完成としました。

一応の完成。のつもりが・・

 ここでお約束です。

 完成させたつもりの換気扇を、窓へ取り付けようとしましたが・・・

 まず、カバーが窓枠に干渉し、使用できないことが判りました。

 それと、スイッチの操作棒は、上への突き出し長さが長すぎるため、グリップになる部分(水色の部分)を全部、切断する必要があることが判りました。

 ということで、これらの無駄が明らかになった部分を取り除き、窓への取り付けを完了。

 分かり難い写真ですが、スペースが狭く、引きの写真が撮れないもので御了承ください。
これで取り付け完了
完成・外観1

 外から見るとこんな感じ。

 全体を艶消し黒に塗装したおかげで、アルミサッシ内に巧く溶けこんで目立たず、家の外観を邪魔していないので、これで『よし!』としました。
完成・外観2
【2015.6】

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