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  TOP  >  西鉄バス方向幕&幕車特集!  > 高速ロングディスタンス(中長距離)編


 

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福岡県内を基点に、九州一円に規模なネットワークを展開する西鉄バスの高速バス路線。

 

このページでは、熊本、長崎、大分などへの中距離路線、宮崎、鹿児島などの長距離路線の

方向幕についてご紹介します。

 

 ●更新日 :2018年7月25日

 ●掲載地区:九州内中長距離路線

 ●担 当 :博多・福岡高速・北九州高速・日田・日田バス・亀の井バス・八女など

 ●地域特性:都市間輸送

 目次(該当ページまでスクロールします)


▼さくらじま号  福岡~鹿児島線

▼高速   福岡~黒川温泉線

▼いまり号  福岡~多久~伊万里線

▼フェニックス号 福岡~宮崎線

▼高速   福岡~九州墓地公園線

▼ぎんなん号・出島号・九十九島号 北九州~各地  

▼ごかせ号   福岡~延岡線

▼ひた号  福岡~日田~高塚・杖立線

▼ゆのくに号(試験運行) 北九州~大分線

▼ひのくに号  福岡~熊本線

▼日豊海岸くろしお号  福岡~佐伯線

▼ふくふく号  福岡・福岡空港~下関線

▼とよのくに号 福岡~大分線

▼九州号  福岡~長崎線

▼サンライト号 長崎~大分線

▼ゆふいん号  福岡~湯布院~九重・別府線

▼させぼ号 福岡~佐世保線

▼その他

▼くじゅう号  福岡~九重牧ノ戸線

▼ハウステンボス号   福岡~ハウステンボス線

 

▼別府号    福岡~別府線

▼雲仙号・島原号 福岡~雲仙・島原線

 

 

九 州 南 部 へ 

 

さくらじま号 福岡~鹿児島


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福岡と鹿児島を結ぶ九州内長距離路線の代表格の一つ「桜島号」。

運行開始以来、近年は『ノンストップ系統』『高速系統』『夜行系統』の3系統で運行されて来ました。2016年6月の鹿児島空港乗り入れ等の大ダイヤ改正が行われる前まで使用されていた幕等です。

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(上左)S型高速用のさくらじま幕です。

多客時の増便用でしょうか、とよのくに号などで使用される車の一部に搭載されていたようです。

 

(上右)SD型搭載の幕で、夜行便入りの幕です。(久留米バスセンターには2008年まで夜行便のみ乗り入れ)

 

(左)SD型の幕です。桜島号では最もポピュラーだったタイプ。臨時コマまで搭載されていたようです。

西鉄バスの方向幕、高速バス。フェニックス号。宮崎

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(左)恐らく旧SD型用の寸法をおぼしき幕。

ノンストップなどの標記も無く、西鉄高速路線の標準的なスタイルです。

 

(右)2000年代半ばのノンストップ便休止後には、このような非常にシンプルな幕も作成されました。

 

 

 

フェニックス号 福岡~宮崎


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航空路線との勝負に挑む、桜島号とならぶ九州内長距離路線の兄弟分「フェニックス号」。

 

高速道路と共に、鉄道路線も発達する九州において、JR直通特急に勝利を収めたフェニックス号。

速達系統の「スーパーフェニックス」、通常便の「フェニックス」、そして2009年までは都城市街地経由の「夜行便」の3系統で運行されており、この当時の方向幕です。

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都城・・市街地まで入っていた夜行便用の幕と思われます。

 

人吉・・人吉インターの略か、或いは1995年までは人吉市街地の人吉ターミナルに乗り入れていましたので、その頃の幕なのか・・?

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上列はS型用の幕でしたが、ここからはSD型用の幕です。

 

(左)宮崎行の3系統の幕です。

 夜行便は都城デパート前に停車。

 

(右)福岡行の3系統の幕です。

 福岡空港も経由、逆の下り便は空港始発だった頃もありました。

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それまでのスーパーハイデッカーから、

新製投入されたC型長距離仕様ハイデッカーに置き換えが進んだ2008年頃に新調された幕です。

緑色がやや薄めです・・。

 

 

ごかせ号 福岡~延岡


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宮崎第二の都市、延岡へ。

高速道路未整備に付き、3分の1の区間は一般道で山越え。

 

福岡からあらゆる交通手段で向うには、恐らく一番時間がかかるだろうと言われる事さえある、宮崎県延岡市。

西鉄と宮崎交通の共同運行による「ごかせ号」が運航されています。

 

 

ひのくに号 福岡~熊本


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九州新幹線開通後、更に勢いを増した超人気高速バス路線、ひのくに号。

 

九州新幹線の開業により、並行する高速バス路線の存続が危惧されていましたが、そんな心配をよそに乗客を増やした人気路線で、1日100往復もの本数。

系統別に方向幕のカラーが分かれていました。

 

朱・・スーパーノンストップ

緑・・植木IC経由ノンストップ(現:高速)

黄・・各停(福岡空港便)

*現在は使用せず

青・・植木IC通過ノンストップ・各停(福岡都心便)

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この「ひのくに号」の幕については、上から順に時代を新しい順に並べています。

 

(上)2013年の、スーパーノンストップ系統熊本駅延伸の際に新調された切り継ぎコマです。

黄色・緑には、区別の為に(交通センター)の標記が追加されました。

(左)熊本駅延伸になる前までのコマです。上でご紹介された熊本駅をふくむ3コマが、これに切り継がれているパターンもあります。

(右)2009年まで、緑は『植木インターノンストップ』なる系統でした。停留所の増加により「ノンストップ」が取れました。。

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2000年の大規模な増便ダイヤ改正の際に、方向幕がカラー化されました。

このタイミングで新調された幕です。

 

なお後部幕のみ、左・右のような、「始発地ー終点」の表記方法が採用されました。

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2001年のダイヤ改正で、ノンストップ便に「植木インター経由」が登場。このような緑色のコマが2コマ追加されました。

 

なお2002年には、上の『青色:ノンストップ』の全便が『緑色:植木インターノンストップ』に置き換えられ、青色幕のひのくに号が姿を消すこととなりました。

(青色各停は2001年に廃止)

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上でご紹介した幕の、S型横幕サイズのものです。

 

シンプルに、種別と行先を記した標記方法となっています。

 

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2000年まで使われていた、色幕になる前のひのくに号の幕です。

 

当時は福岡空港止めは無く、各停便(幕では「高速」)も、福岡空港経由で福岡都心まで乗り入れていました。

 

当時の担当営業所は博多営業所と八女営業所で、入出庫用の空港~久留米・八女間の幕も用意されています。

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古い幕ではあるのですが、1992年より増備された『デラックスひのくに』辺りの年代に製造されたのではないかと思しき幕です。

 

各停便の種別が「高速」ではなく「ひのくに」になっています。

 

・・ちなみにこの後、切り継ぎなしで「とよのくに」と「サンライト」のコマが収録されています。

 

 

九 州 東 部 へ 

 

とよのくに号 福岡~大分


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福岡と、「温泉県」大分を結ぶ主要系統。

JRと激しい攻防が繰り広げられるとよのくに号。

 

SN(スーパーノンストップ)・N(ノンストップ)・各停便の大きく3系統でしたが、2016年に各停便が廃止されました。

 

方向幕カラーと大まかな系統です。

朱:スーパーノンストップ(1993~)

青:ノンストップ(色幕化は1993~?)

 ・別府経由大分系統 (1993~2001)

 ・別府止め系統(2000~)

黄:福岡空港経由ノンストップ別府系統(2001~)

白:各停便

 

以下、近年新たに加わったカラーです。

ピンク:大分~日田間の各停区間便(2015~2016)

紫色:各停便(2015~2016)

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(上)西鉄高速バスに搭載されるひょうじゅんてきなとよのくに号のパターンです。「青色:別府経由大分のノンストップ」が入っているものは、90年代に作成されたパターンです。

 

(左)ノンストップの大分直通を取りやめ、別府止めにし、さらに翌年福岡空港経由ノンストップが加わった際に、この4コマが切り継がれました。2000~2001年の作成でしょうか。

 

(右)上でご紹介したものの、西鉄S型横幕。

標記が前・後ろ幕とは若干異なり、なぜか楕円形の「とよのくに」の位置が中心からずれています。。

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以下、2010年代頃に加わったパターンです。

 

(左)西鉄はスーパーノンストップしか担当しなくなりました。新フォント版です。

(右)日田バス搭載の各停とよのくにです。

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(左)2015年、とよのくにとゆふいん号のダイヤ改正に合わせ、日田バスの高速バスに切り継がれた新デザインの3コマで、コレクターの間からは通称「3色団子」の名で通っています。

上から、大分→日田区間便、日田→大分区間便、ゆふいん号日田→湯布院区間便です。わずか1年半でいずれも系統消滅となりました。

(右)2015年12月には、福岡直通の各停便も紫いろになりました。わずか1年しか使用されなかったコマです。

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以下、とよのくに号が運航を開始した1989年~色幕化される1993年頃に使われていた昔の幕です。

 

(左)亀の井バスのS型旧グリル用の大きな前幕です。とよのくにの愛称表記もなくシンプルです。

(右)日田バス搭載の各停とよのくに号。

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(左)西鉄の、ノンストップ・各停の幕です。

各停便の種別標記は「高速」ではなく「とよのくに」でした!

 

(右)西鉄高速バスの古めのパターンに入っているコマです。

各停便の下には、臨時便用の幕も!?

 

ゆふいん号 福岡~湯布院(~九重牧ノ戸・城島高原・別府)


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世界的観光地「ゆふいん」にアクセスる人気路線。

近年は外国人乗客の急増で、増便&続行便のオンパレード!

 

ご存知「湯布院」と福岡を結ぶ高速バスで、黎明期を除き、西鉄直営では無かったのですが、近年繰り返される増便に合わせて、日田バス・亀の井・西鉄の3社運航となっています。

 

2015年12月より使用される、新デザインの緑色幕。外国人利用者を意識して、幕もハングル入り!

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2011年から2015年まで使われた、旧幕です。

この頃から、行先にハングル表記が加わり始めました。

 

2011年から2015年にかけて、1日2往復、中央ふ頭の博多港国際ターミナル発着便が登場しました。

天神バスセンター到着後、再び渡辺通を北進し、中央ふ頭へ。

韓国からの旅行者が、プサンからの高速船で降り立った後そのまま乗車することを狙った設定だと思われますが、残念ながら定着しませんでした。

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1990~2000年代頃に使用されたパターンです。

 

ゆふいん号の運行開始間もない頃は、湯布院は経由地に過ぎず、そこから「やまなみハイウェイ」を南進し、九重高原、そして標高約1300メートルの牧の戸登山口まで走っていました。

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(左)2000年前後から本数・運行経路が徐々に増加し、天神止も加わることになりました。

湯布院・・、御承知の通り、市町村合併の名残りから、駅の名は「由布院」ですが、それに習った表記方法を採用した珍しい幕です。

 

(右)こちらはちゃんと「湯」布院行の幕。S型旧グリル(お弁当箱)用です。

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共同運行の、西鉄グループ亀の井バスの方向幕です。

 

(左)亀の井バスは、湯布院止めのほか、城島高原行や別府行きを担当していました。

 

(右)行先番号35番、別府~湯布院間の高速あさぎり号入りのパターンです。

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(左)一番上のコマ、経由地の間に赤い横棒を入れる、他にない表記パターンです。

 

(右)城島高原行の幕。

てっきり現地で折り返すものかと思っていましたが、幕のパターンから見るに、その先も一般路線バスとして別府の街まで走っていたのでしょうか・・?

 

くじゅう号 福岡~日田~九重牧の戸


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昔の観光路線、くじゅう号。

1990年過ぎには湯布院経由の「ゆふいん号」に役目を譲り廃止となります。

 

青囲みの愛称は珍しいように思います。

日田バスの方向幕に登載されていました。

 

別府号 福岡~日田~由布院~別府(?)


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とよのくに号の前身、「べっぷ号」??

1989年にとよのくに号が運行を開始する前の短期間、大分道経由で福岡と別府を結んでいたべっぷ号の幕ではないか・・と思われます。

 

どうも日田から「高速ひた号」で福岡に送り込み、帰りはその逆で日田に還す運用だったようですね。

日田バスさん主催のオークションでかろうじて落札できた1本です。

 

福岡~日田~小国~黒川温泉


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隠れた温泉保養地として欧米にも知られる阿蘇北側の温泉郷。温泉マークの幕を掲げ、外国人観光客で賑わう高速路線!

 

2015年頃からの新デザイン。

温泉マークがつきました。

 

西鉄グループの高速バス路線にしては珍しく、愛称名がそもそも設定されていません。

 

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(左)2012年の日田停車に合わせて新調された幕。

この時はまだ黒幕ではありませんでした。日田バスは、幕に「都市高速」を入れるのが好きですね。。

 

(右)2005年~2007年にかけて試験運行を繰り返し、通年運航に昇格させた頃から使われているコマ。

シンプルですが、すでにハングル入りです。

 

福岡~九州墓地公園(日田市天ケ瀬)


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日田市の東部にある、ある宗教団体の墓地公園に、季節限定で福岡からの高速バスが走っています。

 

ひた号 福岡~日田(~高塚・杖立)


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福岡から、朝倉の農耕地帯を経由しながら大分県西部の日田を結ぶ高速バス。

 

2000年代後半より、数年おきに路線の見直しを含むダイヤ改正を展開。主な動きは下記の通りです。

・2009年 日田経由の高塚・杖立系統を廃止

・2011年 スーパーノンストップおじらん号登場

・2013年 福岡空港経由博多駅止新設

・2015年 福岡側の発着地を、天神系統と

 福岡空港経由博多駅系統に分離(例外便あり)

 

これらの変化に合わせ、方向幕の新調や切り継ぎが行われています。

 

(左)2006年から投入されているB型高速車の前幕です。大型路線車と同寸法の幅約1m60cmのサイズは迫力があります。

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B型高速幕のつづき。

 

杖立系統はそもそも入っていないのか、消されてしまったのか・・真偽は不明です。

高塚幕をこのサイズで見るのは新鮮です。。

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B型高速車投入までは主力だったS型高速幕。

 

B型高速車にも踏襲された幕デザインですが、杖立系統の幕が入っています。

 

なお、上部に楕円の「ひた」が入るのは、福岡空港を経由しない速達系統の幕です。

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(左)90年代半ばだったかと思いますが、朝夕ラッシュ時にノンストップ系統が運行されました。

ひた号は大分道区間でかなりこまめに沿線に停車する分、速達効果はなかなかのものだったかと思います。

 

スーパーノンストップは2009年新設の杷木さえも通過する系統です。

 

(右)ドーム臨時は、福岡市内路線車と同じくイラスト付き。

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日田バスのバリエーション。

 

ひた号は西鉄グループの日田バスとの共同運行。

しかし方向幕の随所に「日田バスらしい」独特の標記が含まれます。

(左)ゆふいん号・とよのくに各停便の中には、営業所がある日田~福岡を、ひた号で送り込むパターンがありました。高速路線にも関わらず、都市高速を標記するのは日田バスのみ。。

(右)S型旧グリルの幕。天神・博多駅は福岡の間に配置されません!

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90年代に作られたと思しき、日田バスの横幕。

 

(左)上2コマの「特急日田行き」にご注目。

どちらも日田行きだけで、もう一方の終点はコマが用意されていませんでした。

上のコマは、おそらく「くじゅう号」の上り最終便、牧ノ戸→日田止め用の物だと思われますが、下のコマについては情報不足で判断が出来ません。

経由地から察すると、福岡発の朝倉街道経由下道の日田行??

 

(右)主要経由地・終点は、赤字ではなく朱色です。

また日田が青文字で書かれているのもポイント!

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2000年代後半のバージョンです。

 

お馴染みの西鉄エムテックでの方向幕が製造終了となり、小糸製作所製で作られた通称「新フォント幕」。文字細め&色薄めです。

 

(左)新フォント幕でも都市高速を継承・・!

(右)何とも言えぬシンプルさ・・。正直ちょっとガッカリの幕。すぐに製造パターンが変わりました。

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2013年のダイヤ改正の際に新調された幕。

 

2013年の「博多駅~東光二丁目~福岡空港~日田」系統が新設された際、日田バス全車の幕が新調されました。

 

(左)新フォント幕ながら、標記方法は従前のタイプに近いものになりました。

(右)福岡市内臨時幕も搭載されています。

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(左)天神を通らない、東光二丁目系統。新設当時は朝夕のみの運行でした。

この水色幕、この状態で見ると何の問題も無いのですが、裏から明かりをともすと、水色部分の光の透過が弱く、一面真っ黒になってしまうという弱点がありました。

 

(右)2015年春に新調された幕では、水色ベースに白抜き文字となり、見えなくなる弱点は解消されました。

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2011年にデビューした、スーパーノンストップ「おじらん」号。

 

日田のひな祭りなど、観光シーズンに合わせて設定されていた「おじらん号」。最近では、いつの間にか運行されなくなってしまいました。。

 

日田バスでは、この2パターンが存在していたようです。

 

なお、西鉄担当便は英文字で大きく「OJIRAN」と書いてあったのですが、今のところ方向幕販売会で見かけてはおりません。。

 

日豊海岸くろしお号 福岡~臼杵~津久見~佐伯


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東九州自動車道の延伸により、試行運行された大分南部への高速路線(※ご参考で大分バスの幕)

2009年から2010年にかけての短期間、試験的に運行された佐伯行高速バス。

共同運行の大分バスへは、西工SD-Ⅰが貸し出されました。

ご参考で大分バスの幕ですが、西鉄高速バスもほぼ同じデザインだったと存じます。

 

九 州 西 部 へ 

 

九州号 福岡~長崎


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沿線バス会社共同出資の九州急行バスが運行。

西鉄グループながら、側面幕の寸法は九州急行独自仕様!

 

福岡と長崎を結ぶ九州号。JRの特急「かもめ」とデットヒートを繰り広げています。

運行は西鉄グループで、沿線バス事業者5社が協同出資して作られた九州急行バス。

 

2004年に長崎出島道路の開通により、ダイヤ改正を実施。出島道路経由のスーパーノンストップが新設されましたが、この際に新調されたパターンの幕です。

 

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長崎側で「昭和町経由」と、「出島道路・大波止経由」に分かれるうえ、途中経由地の違いで、一見同じノンストップながらも、数パターンの幕が存在します。

 

(下中)2008年~2009年の短期間のみ存在した、福岡空港止めの九州号です。

 

(下右)2013年に新設された、大村インター停車のスーパーノンストップ。

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上と同じく、2004年のダイヤ改正で新調されたパターンの、後ろ幕です。

 

九州号では近年の車輛を中心に後ろ幕を設置しておらず、なかなかお目にかかれなかったタイプです。

前幕・横幕と全く異なるデザインで、系統カラーを一面に配し、白抜き文字で行き先と種別を大書きするパターンでした。

 

上でご紹介した横幕と合わせてご参照ください。

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1980年代後半から、1999年のダイヤ改正まで使用されたパターンです。西鉄の古い幕のデザインを踏襲し、種別は縦書きです。

 

S型旧グリルサイズの幕です。

一日数本、高速から降りて佐賀駅や嬉野温泉を経由する、高速全通前から残る文字通り「各駅停車」便が存在しており、経由地にも佐賀駅が大書きされていました。

 

(下左)「高速ノンストップ」や「臨時高速」など、何気に系統のバリエーションがあります。

 

(下中)お馴染みだったノンストップ幕。

西鉄古来の、角にRの付いた種別表示です。

大村駅経由もありましたね。。

 

(下右)実際に使われたのか不明ですが、嬉野止めの幕も。。

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させぼ号 福岡~佐世保


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港町「佐世保」と福岡を結ぶ大動脈!

 

かつては下道経由の都市間バスとしての歴史を有する「させぼ号」。20~30分間隔で高頻度運行される人気路線です。

 

 

1990年の増便ダイヤ改正の頃に新調され、その後1997年の武雄・有田駅経由等の運行終了まで増備された幕です。

 

(左)ノンストップにも、波佐見有田ICに停車するか否かで2パターンがありました。行き先の上に、楕円が込みの「させぼ号」が入るバージョンもあります。

 

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(左)1997年まで運行されていた、高速便の武雄北方・波佐見有田停車便(緑色幕)、そして高速を降りて武雄駅・有田駅を経由する便(黄色幕)まで存在しました。

JRの特急「みどり号」に、本数面で圧倒的な軍配が上がっていたせいか、あえなくN便中心の運行に切り替えられてしまいました。

 

(右)古めの後ろ幕です。

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(左)博多営業所の福北ラインの車に搭載されていた、させぼ号の幕。経由地に「西九州自動車道」の標記が入る独特のパターンです。

 

(右)一応臨時幕も用意されていたようです。

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2000年頃のダイヤ改正で追加された幕です。

(左・中)福岡空港経由のノンストップ便は黄色幕でデビュー。2000年頃の短期間存在した、天神止のさせぼ号です。土日祝ダイヤの増便用だったかと。。

 

2009年のスーパーノンストップ新設、2010年の佐世保佐々延伸、2011年の松浦町延伸に伴う追加コマです。

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ハウステンボス号 福岡~ハウステンボス


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1992年のハウステンボス開業に合わせて運行を開始。当初はシックな装いの専用カラーまで用意されていました。

JR特急の方が予約無しでも乗車可能に加え本数も多く、一旦2002年で廃止されてしまいます。

ココでご紹介するのは、2002年まで使用されていた幕です。

 

その後2010年に復活、再度躍進を続けています。

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島原号 ・ 雲仙号 福岡~諫早~島原・雲仙


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島原半島を西へ東に結んだ高速バス。

島原と福岡を乗り換えなしで結ぶ唯一の公共交通

 

島原半島の東岸に位置する島原市、また中央に位置する山間の温泉地雲仙。1990年にこの両都市と福岡を結ぶ2つの高速路線が運行を開始しました。

 

その後2004年に雲仙号が廃止の路を辿るも、島原号はは、同市と福岡を結ぶ公共交通として1日3往復が運行されています。

 

方向幕は非常にシンプルなもの。

これに経由地の「諫早」が加わるバージョンもあったようです。

 

 

いまり号 福岡~多久~伊万里


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2003年に大規模な路線改変が行われ、昭和バス単独運行&唐津経由に生まれ変わったいまり号。

 

1985年の開設以来2003年までは、、西鉄・昭和の共同運行で、九州自動車道・多久経由で運行されていました。

満席!なんて光景を見たことのない路線でしたが、いまり専用色に始まり、ひのくに号の格下げ(10列シート)や、昼行用3列シートの残党、夜行の予備車等、使用車輌はバリエーションに富んでいました。

 

(左)愛称も入らず、少し寂しい方向幕。上り始発と、下り最終は福岡空港経由で運行されていました。

(下)S型前幕用の、すこしのっぺりとした幕です。

 

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北 九 州 発 着 

 

ぎんなん号 北九州~熊本 ・ 出島号 北九州~長崎 ・ 九十九島号 北九州~佐世保


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北九州発着の九州内中距離路線の3兄弟。

佐世保線は廃止、残りの2路線も西鉄グループは撤退と、ややさびしい限り。

 

北九州内発着の九州内中距離路線です。

現在佐世保線「九十九島号」は廃止され、出島とぎんなんも西鉄が撤退し、西鉄抜きの単独運行へと切り替わっています。

 

(左)出島専用車だったのでしょうか?出島部分のピンク色部分が少し薄くなっています。 

ぎんなん=緑

出島=ピンク

九十九島=水色

が、それぞれのラインカラーでしたが、すべて緑にしたバージョンなど複数のバリエーションがあったそうです。

 

 

ゆのくに号(試験運行) 北九州~別府・大分


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2010年頃に試験運行された、北九州~別府・大分線。東九州道の開通により「ゆのくに号」へ昇格。

 

JR特急ソニックが毎時2本運行される小倉~大分間。

以前は並行する一般道の渋滞がひどく、バスでは太刀打ちできない状況でした。

しかし東九州自動車道の、北九州~大分~宮崎間の整備に伴い、同区間に試験運行の高速バスが運行され、その際に、左の方向幕が新調されました。

 

・・お察しの通り、検知穴タイプの大分交通で使われた幕ですが、デザインは西鉄と同一です。

 

ふくふく号 福岡・福岡空港~下関


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2001年に運行開始の「関門橋を昼間に渡る高速バス」。ノーマル幕が手に入りません・・(涙)

 

西鉄昼行路線では久々の本州行きとして開設された「ふくふく号」。

開設直後に乗車した際は、午前中の下関駅発には乗車待ちの長蛇の列が出来るほどの盛り上がり!!

今では落ち着きを取り戻しています・・。

 

一部の車には、矢印でつながった標記も存在しました。

また一時期、朝夜のみ福岡空港発着系統も運行され、他の空港経由の高速幕に習ってか、黄色になっていました。

 

 

 

その他の高速路線 

 

サンライト号 長崎~別府・大分


 

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運行開始当時は3県の7社が共同で運行した路線。

初期には西鉄担当便も。。

 

長崎と大分、九州を東西に縦断する高速路線「サンライト号」。

1993年の運行開始当時は、長崎自動車・長崎県営・大分交通・大分バス・亀の井バス・日田バス、そして西鉄が各1往復を担当する賑やかな路線でした。

 

2015年のダイヤ改正で残念ながら減便の上で「高速」系統に一本化されました

 

(左)上2コマが各停便、下2コマがノンストップ系統の青幕です。

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(左)亀の井バスの幕です。「高速」の種別表記が、このように深緑色になっています。

 

(右)日田バスが2015年に新調した幕では、西鉄お馴染みの、「深緑色楕円の愛称表記」がようやくつきました。しかし残念ながら幕を作成後、わずか数か月で、日田バスが運航から撤退。この幕は見れなくなってしまいました。

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路線開設後、一時期だけ運行された、西鉄便のサンライト号の幕。

少数が博多営業所主催の販売会で出展されました。

 

愛称がオレンジ色標記で書かれるのは、このサンライト号のみ!

上のコマは「とよのくに号スーパーノンストップ」の幕ですが、長崎にも大分にも拠点を持たない西鉄バスの運用は、福岡>とよのくに>大分>サンライト>長崎>サンライト>大分>とよのくに>福岡というものでした。

 

そ の 他


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ひのくに号で、2002年~2005年頃に作られた幕の一部には、鹿児島(さくらじま号)・宮崎(フェニックス号)・大分(とよのくに号)の矢印幕が搭載されています。

 

多客時の続行用なのでしょうか・・?

 

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(左)伊万里・下関線の矢印幕。

 ちゃんと英文字部分にも矢印が入っています。

 

(右)SD型の前幕サイズのものですが、このような終点だけを書いたシンプルな物もありました。

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(左)ひのくにが八女営業所担当だった頃の幕。八女〜久留米の31番の幕が入っていました。下の「ひのくに」は一体何に使っていたのでしょうか?

 

(右)天神BC24:00発、片道1便のみ運行されていた「ミッドナイト」。西鉄電車よりも出発が遅い終電代わりでもありました。

八女担当便が博多営業所に移管される頃に廃止となったような記憶があります。

 

 

 

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高速道路の主役『高速バス』が誇らしげに掲げる「方向幕」。色トリドリな内容をご紹介しました。

 

資料提供:Busfield様

(この場を借りて御礼申し上げます)

 

 

 

 

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