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TOP > バスツアー(参加ツアー) > 2016.7.23 砂津本陣繪様主催「西鉄バス廃止路線 完全復活祭 第1回 門司ローカル編」 |
九州一円のバス停とバス路線の情景を、一枚の写真と叙述で綴られたブログ 『ウエスタンビュー』 。 過去の廃止路線を含めた膨大かつ網羅された情報量の面ではもちろんですが、 資料を精査され、時には地元への聞き込みを行い、歴史的考察を交えて紹介される文章は、まるで小説を紐解くかのよう。 ”読み始めると眠れなくなる”ほど感情を滾らせられるものであると同時に、バス路線の改廃に関する背景や歴史を検分され、 地域における文化の変遷として再構成し、初心者にも分かりやすく紹介されるブログとして、既にご承知のことかと存じます。
・・さて、このブログの運営者であるハンズマンさん様方による「砂津本陣繪」がバスツアーを初開催されるとのことで、 2016年7月23日、参加させて頂きいました。
テーマは「北九州地区の西鉄バス廃止路線を巡る旅」。 それを西鉄バスの営業車両では最古参のグループに位置するバスで乗って回る、昔を尊ぶには最適のツアー。 入念な歴史面での調査を重ねて設定されたコースは、まさに『完全』の名にふさわしい内容・・! 簡単ながら、参加の感想を踏まえた日記をつづらせて頂きます。
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出発地点は、2002年頃に廃止された「旧西鉄黒崎バスセンター(※)」の前の国道沿いに位置する、現在は使われていないバス停。 歴史あるこの場所を集合場所に選ばれた時点で、既に只者のツアーでないことは確か! 渋滞の影響か、時間より少々遅れて八幡営業所からの本日の乗車バスが到着しました。
※・・現在の黒崎バスセンターの、国道を挟んだ向かい側。以前は本州方面の夜行バスや福岡行の高速バス等も発着。
この先、すぐに筒井交差点を北へ曲がると、黒崎駅南部の廃止路線を早速トレース。47番の通った大畑地区を経由し、再び駅の南部へ。 その後はJRの線を跨いで、駅北部の工業地帯に位置する「築地町」へとバスは向かいます。 その途中の経路も、かつて循環運行していた時代とのことで、こだわりに驚愕の連続です。。 | ||||
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11:00 築地町 撮影停車 | ||||
続いて黒崎駅の北側、洞海湾に面した工業地帯の通勤路線の終点「築地町」へ。 バス停の少し先の岸壁に停車となりました。 工業都市、北九州らしい無機質な港湾地帯でいざ撮影です。
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普通バスを撮る際はドアを閉めるそうですが、路線バスだと、あえてドアを開けたままの方が、 生きている感じがすると申しましょうか、車内のステップの様子が良く見えて良いと申しましょうか、何か自然な感じがします。
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洞海湾の背後は若松方面。その手前の海は、かつて深刻な海洋汚染が問題だった洞海湾。 今では魚や鳥たちの多くが戻ってきており、その技術は海外セールスをもって国際貢献にも役立っています。 戻ってきたクリーンな海を背景に、新車以来ずっと北九州の街を見つめてきた6659号車。
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海の手前が、やや汚れたガードレールや砂だまりが出来ているあたり、工業地帯北九州な感じがします。 窓がやや腰高な印象を受けますが、西鉄お馴染みの低床ツーステです。
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築地町からの行程の途中、黒崎駅〜八幡駅間のJRガードをくぐりますが、希望者は手前で降りて徒歩で撮影場所へ移動。
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上り坂を上目遣いな58MC。 夏の炎天下の下でも、撮影のためには汗をかきます!
バスはこの後、3号線バイパス・一枝地区の廃止路線を抜けて、戸畑区の海沿いへ。 | ||||
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12:10 新日鐵化学西門(戸畑区中原) | ||||
戸畑区の北九州都市高速の北側、広大な敷地の新日鐵住金の敷地の隅、一般車が北上できる一番最先端まで、 以前はバス路線が伸びていたそうです。49番の到津〜新日鐵化学西門。終点付近で撮影タイムとなりました。
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背後は、かつて西工のあった西港・・と言えば位置関係がお分かりになりますでしょうか。 とにかく周囲は新日鐵関係の工場や倉庫だらけ、土曜日の今日は人っ子一人姿は見せません。 ・・おかげで、まるでメーカーの記念撮影のような環境で撮影することが出来ました。
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フェンスに囲まれた向こうは海。その隣は化学工場らしい建物。 臨海工場地帯のバス路線と言えば、川崎鶴見臨港バスが有名ですが、西鉄にもこんな光景があったんですね。 ちなみにここまで走っていた路線、昭和58年の時刻表を紐解くと、朝夕の計2往復が走っていたようです。
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12:50 門司港—ローソン門司西海岸二丁目 店 休憩&昼食確保 | ||||
バスは199号線を関門海峡を望みながらひた走り、一気に門司港へ。 門司港駅手前のローソンで昼食確保のため、一旦停車! ・・背後の山は風師山。その手前の家が一列に並んでいるところが国道3号線の通り道。 海と山の狭間のわずかなスペースに敷かれた道をくねらせながら、今も西鉄バスが走っています。
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ここで軽食を購入。バスツアー中は、何故かあまり空腹を感じないものです。 平日の仕事中は11時ごろから空腹感を感じて仕方がない物ですが、この違いは一体・・?
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お馴染みのローアングル。 曇りの予報でしたが、見事な晴れ間が出てくれて、PLフィルターの使い甲斐のある見事な晴天に!
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これまた「お尻」も良い感じ。 58MCと言えば、ゴールドキングの3連テール! ごつくせり出したテールランプは、一昔前の西鉄バスの象徴ともいえる存在でした・・。
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日頃から清掃が行き届いているのか、非常に艶やかなボディ。 しかし老体を隠すことは出来ず、よく見ると、さびが出ている個所もあります。
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どうしてこんなシンプルな図形の組み合わせて、こんなにも精悍な顔つきになるんだろう・・。 直線と長方形で構成されたお顔は、古風ながらも飾り系の無いかっちりとした印象を与えてくれます。
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運転席を望む。今では見られない直線的なインパネ。 これぞ大型車、これぞバスのコックピット! ハンドルは日産ディーゼルで1994年頃から採用された仕様のハンドルです。 UDの伝統の、長方形が反対側へ大きく斜めに落ちるデザイン。 | ||||
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西海岸を出た時点で、追加料金をお支払して「プレミアムクラス」こと、ドア側最前列の席へ引っ越して、 運転席を撮影させて頂きました。 本日ご担当の運転士の方、私ら摩訶不思議なマニアの動きにも、有難いご理解を賜り、時折解説まで頂きました!
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UDの「ポス・ポス」と気の抜ける音がするシフト。 メーカーごとに、レバー下の蛇腹も個性がありましたね。。
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快適でスピーディーな走行においても、常に安全への注意を怠ることのないプロドライバー。 「速い」だけなら誰でもできる。「安全に」動かすことの難しさを感じて取れます。
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車は門司港からめかり山荘への狭隘路&急勾配に突入。途中2速にまでギアを落とし、 慎重に、そしてパワフルに坂道を巧みなハンドリングでどっしりと進む。 「カラカラ」というUDのエンジン音が、この時ばかりは唸りをあげます。 困難な道だからこそ・・運転士の方の腕がより一層鳴っているように感じられました。
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国民宿舎めかり山荘の跡地付近の駐車場へ。 木が生い茂り、真逆光での撮影となってしまうのですが、 門司港の港町を眼下に見下ろすビューポイント!門司港タワーに門司港ホテルを背景に記念撮影。
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関門海峡を挟んで、下関側も眺望。 唐戸の市場や海響館の建物を見入ることが出来ます。 上から見ると、ツーステップ車の平らな車内がより一層際立ちます。58MCのビューアングル!
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海に面した港町と58MC。この6659号車、新製当初は門司営業所の所属だったとのことで、 きっと眼下に広がる町並みを、潮風を浴びながら快走していたことでしょう。。
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運転席を1枚。ハンドルの取り付け角度、ホーン部分のなだらかに長いシルエットは、 一発でUDと分かります。
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メーカーでの差異が少ない西工だからこそ、メーカーの色が濃く出るハンドル部分を強調した1枚。
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2人掛けのシートが、ただ規則的に並ぶ車内。 特別優れた居住性をもたらすわけでは無く、汎用車のスタイルながら、 既にフラットな座席高さから、今のノンステの姿との違う安定感を感じてしまいます。
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時間も押しているとのことで、大急ぎでバスに戻り再び出発!
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13:35 めかり公園第二展望台 | ||||
関門橋を正面に見るこちらも絶景ポイント。 マイカーも多く無く、短時間だけ立ち寄らせて頂きました。
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今にも関門橋へ助走をつけて駆けだしそうな58MC。見入る先は長年見続けてきた対岸か・・。 老兵の見る白昼夢、潮風が心地よく、現実の時を忘れそうな時間が流れています。
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西鉄赤バスと関門橋のコントラストが、これほどまで美しいとは。 めかり山荘への路線が廃止され、赤バスの退役が進む昨今。もう二度と見ることの無い組み合わせだったかもしれません。
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13:55 めかり下山→門司営業所へ | ||||
めかりからの急な坂道を、慎重に巧みに操るコックピット。 | ||||
一番下まで降りてくると、眼下に関門海峡が飛び込んできました。 | ||||
その先、めかりの転回場を過ぎてなお直進。 バスの定期路線が通った事のないだろう、住宅街をすり抜け、田の浦の門司営業所までショートカット。 コミュニティバスのような車窓ですが、立派な大型車です。 | ||||
九州自動車道の直下を潜り、海岸経由のバス通りへ合流。 プロの技を五感で感じる経路設定。爽やかな海の車窓とあいまり、「快走」そのもの!! | ||||
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13:55 西鉄バス北九州 田の浦発着所(門司営業所) | ||||
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3段式の古風で情緒あふれる構造でお馴染み、九州最北の西鉄バス営業所「門司営業所」へ、 トイレ休憩のため立ち寄らせて頂きました。ここのトイレ、時間帯を選べばホラー映画の撮影に使えそうな佇まいでした。。
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5分ほどの、ほんのトイレ休憩でしたので、待合所から数カットだけ手早く撮影。 相変わらず素敵な歴史ある建物です。
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夏休みの晴天の下、蝉の声を聴きながら、ゆらりバスの旅。 書き表せぬほど心の満足を噛みしめる時間の過ごし方です・・。
後半へ突入。笑顔の絶えぬ一行。車内でのランチタイムを楽しみ、冷房の効いた車内での転寝をしながら旅路は折り返し地点。 伝説の終点「青浜」を抜けて、荒涼とした九州最北の地へ! | ||||
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14:25 青浜・部崎灯台 | ||||
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目の前に広がる一面の周防灘。 対向車もない小さな集落を結ぶ道。車内では潮騒の音が聞こえてきました(・・と思いきや、車内放送のBGM)
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バスは裏門司の終点「白野江」を過ぎ、廃止された「青浜」終点を超え、 北九州市の最北端、部崎(へさき)灯台へ。
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部崎灯台の手前で道は行き止まり。 ここでUターン。
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この最果ての地にあるのは、ただ、青空と、海の音と、老朽化した西鉄バスが1台だけ。 小説「渚にて」を思い起こさせる世界観。
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同僚のバスが続々と廃車になる中で、かろうじて逃げ出した1台の58MCと仲間達。 助けを求める宛もなく、燃料も徐々に減り、だけど自由を求めて最後に辿り付いたのは、九州の最北端。 何もないけれど、誰の眼にも触れない場所で、残り少ない楽園のような時間を過ごす・・的なワンシーン??
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時々、船が通ります。
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リアビュー。出っ張ったテールや前近代的な灯火類。 武骨ながら均整のとれた老兵だからこそ魅せれるフォーム。
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爽快な夏空を見ながら、路上で童心に返って昼ごはん。
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採石場を横目に、部崎灯台を出発。
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「青浜」旧終点を通過。 こちらも路上展開の折り返しだったそうです。
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積み上げられた小石をバックに記念撮影。 採石場が多い裏門司らしい光景です。
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15:35 喜多久 | ||||
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裏門司の廃止された終点を廻って、続いては「喜多久」。 裏門司のメインルートから狭隘な山道を超えて辿り付く小さな漁港です。
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折返しスペースの向こうは一面の田圃。 田園風景にも似合う美しいフォルム。
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正面からも一枚。これぞ58MCの生き様。
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この出っ張った3連テールが、58MCの印象をより深いものにしています。 決してスマートではないのですが、工業デザインとしてなかなかユニークな逸品だと思います。
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この先、周防灘沿いの道のフォトラン。 先ほどの部崎灯台と違い、道は狭く、ごつごつとした海岸線。昭和から変わらぬ光景・・なんでしょうか。
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その先の門司少年自然の家までのフォトラン区間。 海岸線の遥か先のこの場所まで、走って行くのはなかなかハードでした(涙)
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16:15 今津 | ||||
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昭和50年代には既に廃止されていたという「今津」折返し場。 当時は漁村だったのでしょうが、今では新門司の埋め立てが進み、 奥には阪九フェリーのターミナルなどがあります。
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漁村 with 西工58MC。 カッコいいパーツも、スタイリッシュな曲線も無く、主に少しだけ角にRを付けた長方形で構成されたボディ。 58MCって、一つ一つのパーツは特別格好良くないのですが、 全体に組み上がったてみると、すごく様になっている。 その意味で、本当に優れたデザインなんだと思います・・。
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またまた3連テールのアップ。惹きつけられるように撮ってしまうんですよね。。
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17:05 津田→小倉南区縦断 | ||||
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小倉東インターに近いコンビニで最期の休憩。 ドアオープンの58MC。
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またまた3連テール。車番を入れて撮り納め。
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この先はノンストップで、志井・山田を経由し、七条までの走りを楽しむ時間。 シフトも5速にイン。UDのエンジンが唸りを上げてバイパスを加速中。
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大型車らしいインパネとステアリング。 これを操舵される運転士の方の姿に憧れていた子供の頃。 夢はバスの運転士だったはずなんですが・・今や・・(涙)
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17:55 七条 | ||||
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今回の旅の終着点、七条に到着。 八幡営業所へ回送される乗車車両。
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最後に夕日を浴びる丘陵地帯の住宅街をバックに。 車内では主催チームの皆様。 乗客が誰も居なく車内で、達成感に満ちた言葉を交わされてあるところでしょうか。
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夜 懇親会(砂津本陣にて) | ||||
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皆様で七条から1番に乗って砂津へ移動。 砂津本陣での懇親会にお邪魔してきました。
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主催された砂津本陣檜の皆様と、焼き鳥と素敵なお酒を囲みながら。 されど、お店の2階から見下ろせる営業所のチェックも欠かさずに・・。
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入庫したS型高速車。美しく均整のとれた幾度も身を沈めた灰色の4列シート。 ナントも思い出深い光景になってしまいました。
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「廃止されたローカルバス路線」 一見、暗いテーマに思える旅のコンセプト。 しかし埋没していた歴史と、その地に住まう方々の生の生活とを丁寧に発掘され、 今一度、この路線が担っていた使命を振り返ることができました。 まるで「動く歴史資料館」を見てきたような一日。言葉にし難い心の充足をいただき感謝申し上げます。
この場を借りまして、当日お会いできた皆様、 ならびに御主催の砂津本陣檜の皆様に、重ねて衷心より御礼を申し上げます。 | ||||
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