このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

タクラマカン砂漠縦断の旅第4日目 タクラマカン砂漠縦断    

シルクロード目次 1日目:天池 2日目:南山牧場 3日目:クチャ 4日目:砂漠縦断 5日目:ポータン
6日目:カシュガル 7日目:カラクリ湖 8日目:カシュガル 9日目:上海へ 子供達 特別編
kiyoの上海物語 Home

いよいよタクラマカン沙漠縦断の開始です。一般の地図ではタクラマカン砂漠になっていますが、現地の標識は「塔里木沙漠」となっています。この中を縦断しているのが「塔里木沙漠公路」 全長522kmで世界の流動沙漠をの中では一番長い道路となっているそうです。
 
クチャの朝
今日はいよいよタクラマカン砂漠縦断です。朝のわずかな時間を利用してホテルの前を散歩しましたが、昨日のウルムチに比べると景色が一転、街の中はロバと三輪車が主体のほのぼのしささを感じる所です。 街は土ぼこりだらけで、アチコチで掃除をしていますが、その姿はマフラー・スカート・ミドルヒールの靴となかなかお洒落です。残念ながら写真がありません。

新疆ミゼット?
 

ロバ車がかろやかな足音で駆けて行きます

雑貨屋の夫婦 おじいさんは直立不動です
  

子供の時からスカーフを巻いています
タクラマカン砂漠縦断

砂漠に向けて出発
  

いよいよ砂漠縦断の旅が始まります。ポプラの並木が消え塩分の残る荒地に紅葉した潅木が見えて来ました。新疆は秋真っ盛り、殺風景な荒地の中で紅葉が目を楽しませてくれます。

途中でスイカの調達、ここまで来ると水道もないのか給水車か来て水をもらっていました。果物やはここで終わりかと思っていましたが、あるはあは・・・まだまだ規模の大きい果物やがいっぱいありました。

これはあくまでも結果論、まだまだと思って買わずにいくと、手に入らなくなる可能性があります。買い物は見つけた時にする・・・・中国では重要です。

紅葉が綺麗です
  

紅柳(タマリスク)の紅葉

途中の店でスイカを調達
  

生活用水は給水車で

塔里木砂漠公路入り口(タクラマカン砂漠とは言わない)
   

いよいよ砂漠らしくなって来ました
砂漠の昼食

砂漠の食堂
  

砂漠横断の中での楽しみは食事、お世辞にも綺麗とは言えませんが、今日の食事は砂漠のここでした。なにもする事がないのでカメラを手に食事作りの見学です。拌面を冷やす時に使う水がやや気になります。

いよいよ食事、冷えたビールもあるし、シシカバブーもば拌面も最高に美味かった。いや今回の旅行で一番美味かったと思います。

特にトマトが美味い!! 今回の旅行で感じた事は「何処でもトマトが美味い」 本当のトマトの味がします。新疆の乾燥して・栄養分のない畑がいいのか? 日本はもちろん上海でもなかなか食べられません。

なかなかの手さばきです
  
面作り

昼食の準備完了
   

新疆の定番料理ラグ面(拌面) 最高に美味かった

シシカバブー 最高に美味かった
   
シルクルードの旅の中で一番美味かったシシカバブーはここのでした。 なぜ美味いか? 素材は別として焼き方だと思います。塩・コショウ・孜然を掛けバタバタと叩き合わせる事3回、これが美味さの秘訣かなと思います。

上海で食べるシシカバブーに比べると当然新鮮、でもハエはいっぱいたかっています。 上海のシシカバブーは厚切りで焼いた時に丸い塊になっていますが、ここのは薄切り、火の通りがいいので安心して食べられます。

他の料理方法として肉に生卵をまぶしているのがありますが、衛生上やや不安です。焼き方としては、写真のような焼き方が一般的ですが”ナン”を焼く土釜の中で回りからあぶり焼、これは美味いらしい(残念ながら食べていない)
本格的に砂漠に突入

タクラマカン砂漠の起点
  

樹木もだんだん減少

砂漠のポンプ小屋前で休憩
  

砂漠の灌漑対策が進んでいます。左のようなポンプ小屋が数km単位で建設され、道路に沿ってビニールパイプがしかれ定期的に散水しています。

ポンプ小屋には2人の番人がおり設備のメンテをしています。彼らいわく水は地下120mからくみ上げているそうですが、塩分があるせいか、散水している周辺は白く塩分が固まっています。

道路に砂があふれないように、いたる所で砂止め対策がされています。ネットあり、葦の壁あり、気が遠くなるようなパワーを投入しています。 まさに自然と人間の戦いです。

砂漠は裸足が最高
  

本格的な砂漠

転倒した4輪駆動車 こんな所で事故を起こすと大変です
   
 

葦で砂止め 大変な作業だ
砂漠の駅
タクラマカン砂漠のど真ん中のある「砂漠の駅」に泊まりました。ここは旅行客が泊まる所でなくトラック野朗の泊まる所で、建物の中に入って始めに見た部屋は5人ベドのひどい部屋で思わずドッキリ!! 実際に泊まった部屋はツインベドの部屋で一安心しましたが”差不多”です。

砂漠の駅 とにかくすごい所
 

部屋 写真ではいいが・・・

砂漠の駅食堂
 

砂漠の駅の夜景
砂漠の夕日、満点の星を期待していましたが、残念ながら期待はずれ!! 砂漠では、なぜオレンジ色の夕焼けが見られないか? 自分なりに考えて見ました。
赤い夕焼けは、太陽光線が空気の中を通る時にオレンジ色の光だけが透過する粒子が空にあるからオレンジ色に見える。これは薄い雲とほどほど埃です。ところが砂漠の上は砂埃がいっぱい舞っている。これは雲に比べると粒子が粗くオレンジ色の光を通さない。 このため普通の光の色、つまり黄白色の太陽になるんじゃないかと思います。この理論だと、砂漠では綺麗な夕焼けはほとんど見られないと言う事になります。 本当でしょうか?

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください