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八丈島の見所スポット | 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 |
[3]神止山/ Kandoyama | もどる |
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三根エリア
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約3000年前に八丈富士の側火山として噴火してできた標高149.9mの山で、 江戸時代のとある海難事故によって神止(かんど)山と呼ばれることになったそうです。 寛永10 (1633) 年、 島を目指して江戸から戻る途中の官船が濃霧によって島の方角が分からなくなってしまったさいに、神に祈ったところ赤い衣の女神がこの山の山頂に現れ、その姿に力を得て無事に港に船を着けることができたといいます。それ以来、入山や木の伐採を禁じて崇拝し、この山を神止山というようになりました。そして無事にたどり着いた港(画像左に位置する現在の神湊漁港)は、それまでは北の浜といっていたのを神湊と改めたらしいです。 そのように女神が現れたという神止山ですが、飢饉の頻発した江戸時代にサツマイモが八丈島にもたらされると、山腹一面がイモ畑にされたこともあったとか。 登山道の入口は山裾を通る県道沿いにありますが、標識もなくて道も悪く、訪れる観光客もほとんどいない雰囲気。富士環状林道からだと山頂よりも高い位置から神湊漁港と底土港をバックにした神止山を眺めることができます。 |
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