このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

伊良湖岬へ



 伊良湖岬は藤村の「椰子の実」ゆかりの地として、長い間、心にかかっていた。藤村の友人松岡国男(後の柳田国男)がこの岬の恋路ケ浜で拾い上げた椰子の実は、藤村の詩心を揺り動かしただけでなく、後の民俗学者柳田国男をも生んだ、と野田宇太郎の『東海文学散歩』で教えられてからはなおさらだった。東海道新幹線は何度利用しても、名古屋から小田原の間は通過するだけで、途中で下車することなど滅多になかった。まして、下車駅から先に行くことなどはほとんどなかった。今回はじめて豊橋で降りて、渥美半島の突端まで行ってみた。


名作の風景更新日
伊良湖岬—椰子の実碑 2002・7・7
伊良湖岬灯台——万葉歌碑 2002・7・14
伊良湖岬——芭蕉句碑 2002・7・21
蒲郡——千歳神社・信綱歌碑 2002・7・24(臨)
犬山城 (つけたし)2002・7・28
明治村——漱石旧居 (つかたし)2002・7・31(臨)

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