このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句


さみだれは滝降りうづむみかさ哉

出典は 『俳諧書留』

 須か川の駅より東二里ばかりに、石河の滝といふあるよし。行て見ん事をおもひ催し侍れば、此比の雨にみかさ増りて、川を越す事かなはずといゝて止ければ

さみだれは滝降りうづむみかさ哉
   翁


 元禄2年(1689年)4月29日(陽暦6月16日)、 石河の滝 (乙字ケ滝)で詠まれた句。



『安達太郎根』に「さみだれに」とある。

須賀川市の 須賀川市博物館 に句碑がある。



五月雨耳飛泉婦梨う川む水可佐哉

『青蔭集』 (雨考編)に「さみだれの」とある。

石河の滝 (乙字ケ滝)に句碑がある。



五月雨の滝降りうつむ水かさ哉

この句碑と一緒に彫られたものが 玉川村竜崎 の旧家に芭蕉の句碑がある。

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