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俳 人
下郷学海

| かきつはた我に発句のおもひあり |    芭蕉 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 麦穂なみよる潤ひの里 |    知足 | 
|    みちのく丈芝坊に逢ふて | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 松島の眼にハおよバぬ青田かな |    如羽 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|  鳴尾の風にかハくうすもの |    丈芝 | 
|    野月子の東行に送る | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 並松に涼風入よ旅ごろも |    如羽 | |||||||||||||||||||||||||||||||
|  扇より外敷ものもなし |    野月 | 
|    笈句 | |||||||||||||
| 幾秋の草葉にすれて笈古し |    石牙 | ||||||||||||
|    学海留主挨拶句 | |||||||||||||
| 蘭好や花にあハぬも又ゆかし |    仝 | ||||||||||||
|    隠居も不逢してホ句して遣 | |||||||||||||
|    前書略 | |||||||||||||
| 旅に居て葡萄も数珠ニすられけり |    常和 | ||||||||||||
|  彳む裾も露重き比 |    石牙 | 
| 永き日や語も床し翁寺 |    学海 | 
| 笠かたむける花の下かげ |    沂風 | 
| 松嶋の散松葉あり笈の底 |  甲府平橋庵 | 敲氷 | 
| 笈も文もむかしの風の薫り哉 | 椿年 | 
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