このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
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2008年
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楡山神社
〜芭蕉の句碑〜
深谷市原郷に楡山神社がある。
楡山神社は
延喜式内社
。
当神社は、平安時代に編さんされた『延喜式神名帳』に記載されている古い神社で、幡羅郡の総鎮守であり、祭神は伊邪奈美命です。「楡山」の由来は、昔からこの地方一帯に楡の木が繁茂していたことによる。境内の正面に神木とされる樹齢約600年の楡の木があり、樹高約9メートル、幹回り約3.6メートルで、天然記念物として県の指定を受けている。
江戸時代は「熊野三社大権現」と号したが、明治の神仏分離により社名を楡山神社にもどした。
2月の節分祭は近郊の人々でにぎわい、赤鬼・青鬼の人形を人々が奪い合う珍しい風習がある。
また深谷市指定文化財として、和琴・磐笛、佐文山筆熊野三社大権現扁額がある。
埼玉県
深谷市
楡の木
楡山神社
(HP)
楡山神社に芭蕉の句碑があるはずだが、見付からない。
何軒かの家で聞いて、やっと分かった。
楡山神社の南側の民家の空き地に芭蕉の句碑はあった。
冬こもり又寄りそはむ此はしら
出典は
『阿羅野』
。
元禄元年(1688年)冬、芭蕉45歳の句。
貞亨4年(1687年)10月25日、芭蕉は江戸を立って
『笈の小文』
の旅に出る。
元禄元年(1688年)秋、芭蕉は
『更科紀行』
の旅から江戸に戻り、深川の
芭蕉庵
で冬を迎える。
明治28年(1895年)12月12日、芭蕉二百回忌に斎藤令香句碑建立。泰室筆。根府川石。
大正8年(1919年)10月12日、再建。
泰室は深谷市江原の俳人玄香庵
市川市月
の孫。
碑の裏には泰室の句も刻まれている。
冬空やは白雲音は何
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