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『銀河鉄道の夜』
参考資料 <1〜3稿まで読める本> 『新校本 宮澤賢治全集 第十巻 童話Ⅲ 本文編』 1995年 筑摩書房刊 インターネット上で1〜3稿の全文を公開しているところもあるようです。 著作権切れてるから。 そっちを検索したほうが早いかもです。 <1〜4稿を比較出来るようにまとめてある本> 『宮沢賢治「銀河鉄道の夜」を読む』 西田良子 編著 2003年 創元社刊 涙の出るようなありがたい比較用の本。 関連資料やコラム・論文も沢山載っていてわかりやすく 賢治研究入門編としてもおすすめです。 本文の引用は、これと新潮文庫のやつを使いました。 では、お楽しみ頂けたら幸いです。
〜リンクする他作品〜 上のヨミトキに関係あるもの限定です。 『心象スケッチ 春と修羅』 詩集。「序」、「青森挽歌」は必読です。 「青森挽歌」は「銀河鉄道の夜」の前駆と言われています。 「序」はあらゆるものの境目についての考。 ブルカニロ博士の「実験」にもリンクしています。 『貝の火』 主人公の子兎ホモイが鳥の王様からもらった宝珠、「貝の火」がどんな時に曇るか。 決して慢心したから曇ったんじゃ無いよ。 貝の火は「あかし」です。 それと、ラストでのホモイパパの台詞が秀逸。 『マリヴロンと少女』 マリヴロンが少女に語る「あらゆる人々の一番高い芸術」について。 これは「生活即芸術」を詠った賢治らしい芸術観で、 ポップアートな考え方でもあって好きです。 こういうコミュニケーションに光を見るか闇を見るかで 明るい話か悲しい話か解釈が別れそうなお話。 「ほんたうのさいわい」やブルカニロ博士とかぶります。 『学者アルハラムドの着た着物』 正しさを信じて人は進み。正しさに囚われ人は迷う。 ところで、正しさって何だ。みたいな話。 ブルカニロ博士とかぶります。 〜他、続補完中〜 |
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