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| 船底テンダー | |
| テンダーは、カプラー受と増炭囲いの工作を残し残りは全て完成しました。車輪一体の動力
故、配管の取り付けを行うには、相当悩みました...というのも、メンテ等の分解の際には各
デティールが壊れる事無く容易に分解・組み立てが出来る様にするという必要最低限の課題
がありますが、これらは自分が追加しようとするデティールの幾つかを否定します。それに
キットでは再現されていない中央部の梁やブレーキシリンダーも制作しないとイケナイ......
結果的には、全作と比べかなり簡単に分解・組み立てが可能となり、追加出来るデティール
も全て施す事が出来ましたが、工作内容に対し精神的に相当参りました。台車中心に位置す
る側受けも自作しました。これは見栄えの向上と同時に、動力部が丸見えとなる台車真上の
空間を埋める為にも効果的で、当機関庫では定番工作となってます。 |
この時点ではステップの裏の補強リブは未工作。 |
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| Bシリンダー&ATS車上子 | |
| ワールド工芸の蒸気のキットには何故か?ブレーキシリンダーの部品が付属していないにも
関わらず、その取付け用台座があります...な、何故? 現在は貨車用のBシリンダーがロスト
で発売されているので、これを一部手直しの上で、取付け用台座も新規に製作し使用。また
ギアと干渉する為、ロッドは1本だけ追加したのみに留めています。
ATS車上子は、実機ではアングル材で構成されているフレーム枠に近づけるべく、銀河製品
をベースに帯板にてアングル表現を施します。これを行うと強度的にもかなり丈夫になる為
これまた一石二鳥。お奨めの工作です。
板に付く電線基部は精密パイプで、電線自体は今まで使用していた0.18mmの銅線が太く感
じていたので、今回初めて0.1mmの隣銅線を使用した処、とてもシャープな仕上がりになり
ました。 |
ココの布巻き管は、0.03tの真鍮板を“手巻き”で表現しています。 |
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| 前部妻板 | |
| 過去での体験により、カーブでの通過時にキャブ後部と干渉する為、今回は突起物を少なく
して、エッチングによるデティールも生かしてあります。よって追加したデティールも必要
最低限。また、左右の後退角も簡易的ではあるけど再現してみました。しかし妻板はキット
のままなので、0.1〜0.2mm程、幅が狭くなっていますが、余り気になりません。
配管の形態としては、急行ニセコ牽引時代では前期と後期で一部が異なりますが、今回の作
例では、復活時〜C62ニセコ号牽引時でも同一の形態が見られる急行ニセコ牽引時代後期と
しました。 |
ココは目立たない部分だから簡素でも良いよね。(^^ゞ |
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