日本の協三工業社製のナローゲージ用の蒸機。同型が3両(RSR31〜33)ほどタイへ渡ったことまでは確認できている。この蒸機はタイ国鉄本線を走ることはなくナコーン・ラチャシーマー〜スゥンニーン村までの森林鉄道を走行していた。 この蒸機は通称スゥンニーン線と呼ばれる狭軌鉄道では3世代目の蒸機にあたる。1世代目は蒸機としての格の乏しい1913年製であった(RSR1〜2番)。2世代目は動態保存にまで格上げされ、ゲージ幅を1000MまであげられたRSR7番などのモデルである(RSR7番たちは中古でタイへ売却されたらしい。RSR3〜9番)。 現在ではRSR31がチエンマン駅前、RSR32がハッヂャイ駅前、RSR33がタイ鉄道博物館内で保存されている。 RSR32のDATA 製造所/協三工業社(日本)
製造年/1949年
メーカー番号/6072
運用期間/1950〜65
車輪配置/0-4-0 |