このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


ここがヘンだよ!
「セントラルライナー」


「セントラルライナー」に強力ライバル登場!!
名古屋鉄道(名鉄)と東濃鉄道が、名古屋〜多治見・可児間 の都市間高速バスが運行開始。着実に利用者数を獲得している。今後どうする?どうなる? 「セントラルライナー」

名古屋〜多治見・可児間の都市間高速バスの概要は こちら

2001年3月3日ダイヤ改正における「セントラルライナー」の概要
及び座席指定席制度の一部変更に関する報道はこちら


2001年3月3日以降の「セントラルライナー」の時刻表はこちら


「セントラルライナー」は1999年(平成11年)12月4日のJR東海ダイヤ改正で中央西線 名古屋〜中津川間に登場した列車である。

この列車はデータイム中心の運行で、しかも一部区間全車指定席の座席定員制という、非常に珍 しい形態の列車である。専用車両を新規に製造したうえに、既存の快速列車に比べて停車駅を減らし所要 時間の短縮を実現するなど、JR東海の施策は斬新かつ画期的であったといえる。私も実家が中央西線沿線 にあることから、JR東海が「セントラルライナー」運行開始の情報を発表してから、この新型列車の登場 を楽しみにし、沿線に旋風を起こすであろう、この列車に注目していた。

しかし、「セントラルライナー」登場後、この列車は全く異なるところで旋風を巻き起こしていた。セン トラルライナー登場によって利便が向上した部分がある反面、その代償に失われたものが余りにも多かっ たのだ。JR東海は「終日平均60%の乗車率で好評である」と答え、利用者からは「改悪」「実質値上げ」 「中央線版『のぞみ』」と大ブーイングの声が続出した。双方で全く異なった対極の見解は、鉄道ファン だけでなく、沿線利用者や地元マスコミも巻き込むほどの注目を浴びることとなった。

そこで、セントラルライナーの効果はどうだったのか、JRが主張した「60%の乗車率で好評」は本当なの か、利用者が被ったデメリットの内容はどうだったのか、そしてこの列車が地元利用者の実状や要望に叶 った列車だったのかどうか、この列車に未来はあるかなど、新タイプの列車「セントラルライナー」をあ らゆる角度から検証してみたいと思います。

また、このページは個人の趣味及び興味探求を目的にで調査・作成したものです。東海旅客鉄道(JR東海)及び関係部署とはまったく関係ありませんので御注意のうえ、JR東海 への問い合わせなどは御遠慮願います。御意見・御感想・当ページに関するお問い合わせは、 広隆堂宛てのメール でお願いします。

Contents


「セントラルライナー」乗車レポート
百聞は一見に如かず。まず、乗車取材を敢行しました。

「セントラルライナー」Q&A

「セントラルライナー」の利用方法や素朴な疑問に答えます。

「セントラルライナー」の改善点
「セントラルライナー」で改善されたところを、ご紹介します。

「セントラルライナー」の問題点
「セントラルライナー」自体の問題やこの列車に起因する中央西線名古屋口の問題を指摘します。

「セントラルライナー」関連報道UP!!
1999〜2000年2001年2002年 NEW!!
新聞や専門誌など、メディアが見た「セントラルライナー」と中央西線に関する記事をピックアップしました。

「セントラルライナー」ダイヤ改正の概要とその考察
2001年3月3日ダイヤ改正で「セントラルライナー」は、どう変わるのか?
座席指定席制度一部変更の概要とその考察を新規公開しました。

310円の乗車整理券料金は適正価格か?
「セントラルライナー」の乗車整理券・310円は「わずか」や「だけ」で済む程度の価格設定なのか?

「セントラルライナー」の謎
「セントラルライナー」と、この列車を取り巻くさまざまな謎を挙げてみました。

「セントラルライナー」への提言
「セントラルライナー」に対する、今後の期待を込めて。

もどる


広隆堂メインへもどる

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください