このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

オランダのレストラン

オランダのトイレは冒険である
「オランダ人は遊ばない」か
名前
Verjaardag
自転車専用道路
「1500万の人」
オランダ人女性はスカートをはかない!?
オランダ料理とは
オランダのレストラン
オランダの台所
日本の感覚でオランダのレストランに入ると、ちょっと戸惑ってしまうことがあります。まず、飲み物の注文の仕方。レストランに入って席に案内されるとウェイターさんかウェイトレスさんがメニューを持ってやってくるのですが、そのときにもう"Wilt u misschien iets drinken?"と飲み物の注文を取ります。つまり、こちらの人は飲み物はわざわざメニューをみて注文したりしないんですよね(^_^;) どこのお店にも大抵ビール(数種類おいてあることも)、ワイン(赤白)、コーヒー、紅茶、カプチーノ、エスプレッソ、ココア、オレンジジュース、アップルジュース、ミネラルウォーター(炭酸入り/なし)、レモンスカッシュ(bitterlemonといいます)、コーラ、スプライト・・・といったようなものをおいてある(というか、どこもその程度しかおいていないというか)ので、欲しいものを適当に注文します。

それからメニューを見て食べ物を注文します。メニューには前菜、スープ、サラダ、メイン、デザートにおつまみといろいろ書いてありますが、食べたいものだけ注文すればOK。それぞれ1品ずつ注文しなきゃいけない、というようなルールもマナーもありません。むしろ量が結構多いので、メニューのほかになにかを注文すると食べきれない可能性もあります。
で、お兄さんお姉さんが注文した飲み物を持って来てくれたところで食べ物を注文します。この時点で何を注文したいかまだ決まっていなかったら、「まだ決まってないからもうちょっとしたらまた来て」と言えばOK。ちなみにデザートの注文はあとで、食事が終わってからでもOK、というか、それが普通です。この場合は食事が終わってからもう一回メニューを持って来てもらいます。


それからちょっと面倒なのが支払い。ランチだとレジで払えるところも多いのですが、ディナーは大抵ウェイターさんかウェイトレスさんに声をかけてレシートをテーブルに持って来てもらいます。この「声をかける」というのがなかなか大変(^_^;) ウェイターさんをじーっとみてこっちに気が付くのを待つか、ウェイターさんがそばを通りかかるのを待つしかないんです(日本語が話せるオランダ人の友達曰く、「日本語だったら『すみませーん』って呼べばいいから楽だよねー」だそうです)。
で、レシートを持って来てくれるとウェイターさんはそのまま去ってしまうので、お金を払う用意が出来たらまたウェイターさんを呼びます。で、これが再び大変なんですね(^_^;) お金がちょうど用意できたりとか、おつりはチップにするからもらわなくてもいい、という場合はお金をテーブルに置いてそのまま出ていってしまってもOK。ちなみにチップはあげてもあげなくてもOK。食事やサービスに満足したらチップをはらって、でなければ払わなくても問題ありません。

それからオランダには結構色々なレストランがあります。特にアムステルダムは色々な国のレストランが揃ってますねー。
フローニンゲンにあるレストランは大体「Eetcafe」「フランス料理っぽいレストラン」「シックなレストラン」「その他の国籍のレストラン」に分けられるでしょうか。以下、独断と偏見による簡単な説明です。

Eetcafe

元々はカフェバーだったんだけど、何かちょっと食べたい、というお客さんの要望にこたえて簡単な夕ご飯を2,3品用意するようになった・・・というのが Eetcafe の始まりのようです。本当に2,3品しかおいてなくて、常連さんがビールを飲みながらみんなでおしゃべりしながら食べている・・・というお店もあれば、今はカフェバーよりレストランの方に重きを置いているのかな、という感じのところもあります。出てくる料理は大体オランダの家庭料理が多いみたいですね。

フランス料理っぽいレストラン
雰囲気としては、「元々はEetcafeだったんだけど今はレストランがメイン」という感じです。バーのコーナーとレストランのコーナーが同じ店内に別々にあることも多いです。レストランがメインだけあってメニューの選択肢もいろいろ、前菜、スープ、メインにデザートと用意してあります。食べ物の雰囲気もフレンチの影響を受けているかな? という感じ。でもあの繊細で上品(?)なフランス料理とはやっぱりちょっと違うかなー。私のような庶民にはフレンチのフルコースよりこういう所の方が居心地いいですけどね。

シックなレストラン
「フランス料理っぽいレストラン」が例えばたばこを吸いながらみんなでわいわいがやがやと食べるところなのに対して、こちらはもっと上品に静かに話しながら食べる・・・という雰囲気。お店にもよるのですが、ジーンズにTシャツで入って「あら、まずかったかな??」と思ってしまうことも。ちなみにお値段もシック(と書いて「高い」と読む)です。私の経験では、個人で行くよりは会社のイベントとか、ビジネスで行ったりすることの方が多いでしょうか(個人で行くにはちょーっとお高いかな、という噂も・・・)。

その他の国籍のレストラン
よく見かけるのは「Chinees-Indish」レストラン。レストランとしても営業していますが、どちらかというとテイクアウトで利用する人の方が多いです。ちなみにここで売っているのはインドネシア料理。中国料理でもインド料理でもありません。
それからイタリア料理・・・というよりは、ピザレストランと言った方がいいかな。こちらもテイクアウトやってますが、ここはレストランで食べる人も多いかな。日本だったら何人かでシェアするような大きさのピザが、一人分としてお皿にどんとのっています。お値段も10ギルダーから、高くても20ギルダーくらい。
日本食レストランもありますが、大抵はアクロバットの鉄板焼です。ご飯も白いご飯でなく炒飯が多いし。そうしないとオランダ人には受けないみたいです。

お値段の相場としては、前菜やスープが5〜10ギルダー、メインが15〜40ギルダー、デザートが10ギルダー強くらいでしょうか。テイクアウトだったら15ギルダーくらいで2人分くらい何とかなります。

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