このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
1日目(’96.5.25)
・空路、ヨーロッパへ!! 名古屋空港から、空路ヨーロッパへ向かう、当時、名古屋空港の国際線ターミナルは、まだ古いターミナルで、国内線よりも小さいビルだった。手配した航空券は当然、格安航空券だったので、まずは団体受付カウンターで航空券を受け取った。続いて搭乗手続。ヨーロッパ往復で使った航空会社は、キャセイパシフィック。座席は、時間の短い香港までは「窓側」を、香港からロンドンまでは「通路側」を指定した。列車でもそうだが、通路側に他のお客さんがいるとき、窓側の席から立ち上がるのは、結構嫌なものである。それが14時間となれば、いくらいい景色が見れたとしても(だいたい雲しか見えないが・・・。)、座席に束縛されてしまう。自由気まま(そのわりに計画は慎重かつ大胆!?)な旅なんだから、気楽にいきたい。 搭乗手続を済ませ、出発までの時間があった。父親が見送りに来てくれてたので、滑走路の様子が見える喫茶室で暇つぶしする。キャッセイパシフィックの飛行機が降りてきた。どうやらこの飛行機に乗るようだ。ちょっとした買い物を済ませたあと、父親と別れ、出発ロビーへ向かう。ここから一人旅の始まりだ。名古屋16:05発のCX533便で、香港へ向かった。
・機内はもう外国!? キャッセイパシフィックは、香港の航空会社で、当時香港はまだ、中国に返還されてなかったので、イギリス色の濃い航空会社だった。エンジン横のロールスロイスのエンブレムが光る。スチュワーデスは、日本人は乗っていなかったが、イギリス人らしい人は乗っていた。あとは香港の人らしい。食後のチョコレート2つもくれて、ちょっとうれしい。トラブルもなく、香港の玄関口(当時)啓徳空港に到着。 香港では、5時間ほどの待ち時間があったが、入国せずに空港で待つことにした。さすがは観光地。免税店が広い広い。乗換便の搭乗ゲートを確認しようと、出発便が表示されているモニターを見ると、中国語で表示されていて面白かった。ちなみにロンドンのヒースローは「希斬路」、フランクフルトは「法蘭克福」と表示されていた。
香港から、ロンドンへは、CX251便で、香港を23:05発だから、夜行便(?)のようなものだ。機内に入ると、ブラインドが下ろされていて、シートにはアイマスクが用意されていた。夜が明けたら、そこはイギリスだ。
|
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |