このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
2007年 2月13日 (火) クラッチスプリングを押さえるプレッシャプレートとベアリング. 以前,中央のベアリングが壊れて玉がオイルパンに落ちたことがあり. クラッチを切る際の力でベアリングのインナーが奥に押され,玉が通る溝が磨耗,最後にベアリングのインナーが押し出されるように 分解,という状況だった. クラッチレバーの握り代がどんどん無くなるのでケーブルの不調を疑っていたのだ. 前回交換からかなり経っているので今回交換. | |
ACGのベアリング同様に焼きばめをトライするがはまらず,有りもので圧入に挑戦. ベアリングのアウタだけを押すように工具を選択.本来の使い方ではないが,叩くわけではないので許して. プレッシャプレートの裏側にあてがっているのはオイルフィルタレンチ.ベアリング側は24mmのソケットレンチ. どちらも9.5角の穴が開いているのでM8ボルトを通すのにちょうど良い. 手持ちのM8のボルトをソケットレンチの9.5角の穴に通してボルトで締めこむとあっさり圧入できる. | |
奥まで入らなかったのでソケットレンチを19mmに取り替えてさらに押し込む. | |
叩くのに比べてあっさり簡単にきれいにはまり込む. | |
ACGのカバーも取り付ける. ベアリングのアウタがカバーにしまりばめ.シャフトを磨いてインナーとシャフトは手ではまるようにしておいたので, カバーを押し込む程度で収まる. シャフトに対して芯がずれないように気をつけながらねじ3本を締める. | |
2007年 2月14日 (水) 平日だけど普通の会社員程度の時間に帰宅して作業. スタータから最初に噛合うギヤのシャフトの蓋に新品Oリングを装着して取り付け. | |
蓋をつける前のACGシャフトチャンバー.ACGシャフト固定ナットを締め緩めするための小部屋. シリンダの固定ボルトも忘れずに. | |
その蓋の位置決めのつめをひとつ折ってしまった. | |
エンジン左側のパルサピックアップ,ハーネスのグロメットが劣化,オイルがどんどんにじんでいたので交換. 本当に交換したいのはグロメットだけ. ところが今回届いた部品のグロメット位置が悪くて,エンジンに固定すると電線が引っ張られぎみ. いろいろ調整してみたが突っ張り気味.どうにか収めて,グロメッと周りに液体パッキン塗布で組み立て. 意外に苦労してしまった場所. | |
エンジンの向きを変えて反対側のクラッチに取り掛かる. クラッチリフタのレバーのオイルシールを交換しようと思ったが,シャフトのスプリング押さえを抜くのが 面倒になったのでオイルシール続投. | |
スプリングの長さを確認,使用限度はまだまだなのでこれも続投. | |
クラッチのスプリングの中心が,リフタプレートの5個のねじ穴に合うように位置決めして順々に締め込んでいく. | |
中身が完成,いよいよカバー取り付け.ちゃんと取り付けボルトの長さと本数を確認してそろえておく. オイルが漏っていた場所に液体ガスケット塗布.上下のクランクケースを締め付けて加工した場所で 面がそろうはずなのに段差が出来てきた.なんでだろ? | |
クラッチカバー取り付け,最後に一番簡単そうな右のクランクシャフトカバーを取り付けて,とりあえず作業終了. 液体ガスケットは上下のクランクケースをあわせている部分に少量. これで屋内の作業はほとんど終了. エンジンを載せる日まで,家の中にあるので,朝晩にクランクを回してやる. |
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