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組み立て,その3

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クラッチプレートとベアリング2007年 2月13日 (火)

クラッチスプリングを押さえるプレッシャプレートとベアリング.
以前,中央のベアリングが壊れて玉がオイルパンに落ちたことがあり. クラッチを切る際の力でベアリングのインナーが奥に押され,玉が通る溝が磨耗,最後にベアリングのインナーが押し出されるように 分解,という状況だった.
クラッチレバーの握り代がどんどん無くなるのでケーブルの不調を疑っていたのだ.
前回交換からかなり経っているので今回交換.
圧入その1ACGのベアリング同様に焼きばめをトライするがはまらず,有りもので圧入に挑戦.
ベアリングのアウタだけを押すように工具を選択.本来の使い方ではないが,叩くわけではないので許して.
プレッシャプレートの裏側にあてがっているのはオイルフィルタレンチ.ベアリング側は24mmのソケットレンチ. どちらも9.5角の穴が開いているのでM8ボルトを通すのにちょうど良い.
手持ちのM8のボルトをソケットレンチの9.5角の穴に通してボルトで締めこむとあっさり圧入できる.
圧入その2奥まで入らなかったのでソケットレンチを19mmに取り替えてさらに押し込む.
圧入終了叩くのに比べてあっさり簡単にきれいにはまり込む.
ACGカバー装着ACGのカバーも取り付ける.
ベアリングのアウタがカバーにしまりばめ.シャフトを磨いてインナーとシャフトは手ではまるようにしておいたので, カバーを押し込む程度で収まる. シャフトに対して芯がずれないように気をつけながらねじ3本を締める.
スタータギヤシャフト2007年 2月14日 (水)

平日だけど普通の会社員程度の時間に帰宅して作業.
スタータから最初に噛合うギヤのシャフトの蓋に新品Oリングを装着して取り付け.
ACGシャフトチャンバー蓋をつける前のACGシャフトチャンバー.ACGシャフト固定ナットを締め緩めするための小部屋.
シリンダの固定ボルトも忘れずに.
チャンバーのカバーその蓋の位置決めのつめをひとつ折ってしまった.
一見すんなり,実はかなり無理してるエンジン左側のパルサピックアップ,ハーネスのグロメットが劣化,オイルがどんどんにじんでいたので交換. 本当に交換したいのはグロメットだけ.
ところが今回届いた部品のグロメット位置が悪くて,エンジンに固定すると電線が引っ張られぎみ. いろいろ調整してみたが突っ張り気味.どうにか収めて,グロメッと周りに液体パッキン塗布で組み立て. 意外に苦労してしまった場所.
クラッチエンジンの向きを変えて反対側のクラッチに取り掛かる.
クラッチリフタのレバーのオイルシールを交換しようと思ったが,シャフトのスプリング押さえを抜くのが 面倒になったのでオイルシール続投.
スプリングチェックスプリングの長さを確認,使用限度はまだまだなのでこれも続投.
クラッチスプリング取り付け終了クラッチのスプリングの中心が,リフタプレートの5個のねじ穴に合うように位置決めして順々に締め込んでいく.
液体ガスケット中身が完成,いよいよカバー取り付け.ちゃんと取り付けボルトの長さと本数を確認してそろえておく.
オイルが漏っていた場所に液体ガスケット塗布.上下のクランクケースを締め付けて加工した場所で 面がそろうはずなのに段差が出来てきた.なんでだろ?
カバー取り付けクラッチカバー取り付け,最後に一番簡単そうな右のクランクシャフトカバーを取り付けて,とりあえず作業終了.
液体ガスケットは上下のクランクケースをあわせている部分に少量.
これで屋内の作業はほとんど終了.

エンジンを載せる日まで,家の中にあるので,朝晩にクランクを回してやる.

16 Feb.2007

続き

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