このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

イタリア45 ローマのレストラン編

 ローマには3泊した。ご紹介できるレストランは5軒である。

 2010年11月17日(水)、フィレンツェからローマに移動して最初の昼食は、 ヴァティカン博物館 の食堂のハンバーガーであった。これは一般的な味ということで、特に写真は無い。

 17日の夕食は、ピザを食べることにした。はるばるイタリアまで来ていながらピザを食べずに帰ることはできまい。我々が行ったのは、地球の歩き方にも載っている「 Est!Est!Est!Fratelli Ricci 」という店だ。ホテルからも近い。
 この店では前菜とピザ2枚で満腹になった。左のピザは確か4種類のチーズが楽しめるもの、右のピザは恥ずかしながら忘れてしまった。両方とも満足いく味であったことは記憶している。

ピザ

 18日(木)の昼食はパスタである。
 我々が行ったのは「 Trattoria da Enzo 」という店だ。るるぶイタリアに載っている。 ALL ABOUT でも紹介されている有名店だ。出発前からこの店に行くと決めていた。テヴェレ川の反対岸のトラステヴェレという地域にあり、ホテルからは遠いため、観光の途中で行くことにした。
 当日は 真実の口 に手を入れてから、ここに向かった。営業時間が13時からなので、やや遅い昼食だ。正午から営業した方がランチタイムの客が来るのではないかと思うのだが、何かポリシーがあるのだろう。
 前菜として注文したのがアーティチョーク(イタリア語ではカルチョーフィ)のフライとズッキーニのフリットだ。僕は今までアーティチョークを食べたことがなかったのだが、それもそのはずで、日本では鑑賞用が中心とのこと。もう1年以上前なので、二つともどんな味だったか忘れてしまった。
 この店で食べたかったのはなんといってもカルボナーラだ。こちらの記憶は鮮明だ。パスタは細いスパゲティではなく、太くて短いリガトーニ。それにチーズとベーコン、卵に黒コショウという至ってシンプルな組み合わせだ。生クリームは使っていないとのこと。口に入れた瞬間に、「これが本場のカルボナーラか」と感嘆した。今回のイタリア旅行で一番おいしかったのは、このカルボナーラかもしれない。

アーティチョークのフライ
ズッキーニのフリット
カルボナーラ

 カルボナーラを食べた後で フォロ・ロマーノ に行ったのだが、残念ながら雨が降り出した。やむを得ずホテルに戻っても、雨は止まなかった。ホテルで傘を借りて歩き出し、偶然標識を見つけて行ったのが トレヴィの泉 である。
 そこから歩いてすぐのところにあるのが「 ANTICA TRATTORIA TRITONE 」だ。るるぶイタリアに載っている。
 この店では、昼に続いてアーティチョークを食べた。そして、 フィレンツェ で豚(アリスタ)と牛(ビステカ)を食べたので、ここでは羊(アバッキオ)を食べた。このアバッキオも美味しかった。写真を撮ってもらおうとしてイケメンのウェイターにデジカメを渡したところ、ウェイターはストラップを何回も引っ張るというボケを演じた。イタリア人のナンパの手口を見た気がした。

またしてもアーティチョークアバッキオ

 19日(金)は、 パンテオン を見た後に昼食を取った。パンテオンのすぐそばに「 LA SAGRESTIA 」がある。地球の歩き方に載っている。ピザを頼んだところ、二人用に切り分けて出してくれた。ミネストローネも美味しかった。

ピザミネストローネ

 長かったイタリア旅行を締めくくる最後の食事は、魚料理にすることにした。行ったレストランは「 Hostaria Crisciotti al Boschetto 」だ。地球の歩き方に載っている。ここは上記の「 Est!Est!Est!Fratelli Ricci 」の近くにあった。
 このレストランの良かったところは、前菜が取り放題だったことだ。つい山盛りにしてしまった。そばのご婦人が巨大なモッツァレラチーズを食べていたのもなぜか鮮明に覚えている。
 今回いろいろ美味しいものを食べたが、特にトマトが印象に残った。というわけで、トマトをふんだんに使ったアマトリチャーナと、白身魚にトマトソースをかけた料理(名前は忘れた。)を食べた。両方とも、期待をはるかに上回る美味しさであった。

アマトリチャーナ(取り分けた後)白身魚




このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください