このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句



都出てゝ神も旅寝の日数哉

入間市野田に白髭神社がある。


野田ばやしは無形民俗文化財。

白髭神社本殿


大正11年(1922年)に造られたそうだ。

神楽殿前の紅梅


白髭神社旧本殿


寛永年間(1624年〜1644年)に再建された時のものという。

入間市指定文化財。

旧本殿の脇に芭蕉の句碑があった。


都出てゝ神も旅寝の日数哉

出典は 俳諧雨の日数』

 元禄4年(1691年)9月28日、芭蕉は膳所 義仲寺 を後にして東下の旅に出、10月も末に近い頃沼津に着いた。

明治42年(1909年)9月、建立。

『諸国翁墳記』 に「翁 塚 武州高麗郡野白 武彦・白悠建」とある。

その再建碑であろうか。

白髭神社から坂を下ると、路傍に芭蕉の句碑があった。


父母のしきりにこひし雉子の聲

出典は 『笈の小文』

貞亨5年(1688年)春、芭蕉が杜国と 高野山 を訪れて詠んだ句。

明治22年(1889年)3月3日、建立。

芭蕉の句 に戻る


このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください