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富処西馬
『花の雲』
| 観音の甍みやりつ花の雲 | 祖翁 | |
| 残るかたなき春の日のかけ | 西馬 | |
| 碑前手向 | ||
| はせを忌のひとふしなれや花のかけ |
碩布
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| めくりあひむかしのけふの花の雲 | 逸渕 | |
| 信濃 | ||
| 花に只手を合はせたるはかりなり |
葛古
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| 武蔵 | ||
| けふの我こゝろを啼や呼子鳥 | 寄三
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| 面影にたつや霞のかれ尾花 |
青荷
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| 上毛 | ||
| 行春やこゝろを洗ふ椎の露 |
竹煙
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| 百五十年同昔日 | ||
| 紅々緑々祖翁真 | ||
| 柳さへ花さへさそふ供養かな | 西馬
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| 武蔵 | ||
| ある事のなくて過たし花に風 |
南々
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| 耻かしや花に来てさへ寐わすれし |
五渡
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| 寐ところのかはるも嬉しはるの宵 |
市月
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| 春之部 | ||
| 恵方ハと問婆とひとひよしの山 |
鳳郎
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| 目に見えて寒たけ立し柳かな |
見外
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| 夏之部 | ||
| 卯 月 | ||
| 江戸 | ||
| 鳴といふ木につひきかすほとゝきす | 松什 | |
| 散を見てからすの逃る牡丹かな |
万古
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| 秋之部 | ||
| 京 | ||
| 朝かほにあらく当るや稲の風 |
梅室
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| 一口に三夜をほめけり盆の月 | 而后
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| 冬之部 | ||
| 神無月 | ||
| 江戸 | ||
| はいはいと出るや小春の鱗雲 |
護物
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