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SUNDAY TALK SELECTION

※諸事情により公開当時の文章を改変している箇所があります。ご了承願います。

※下表の「概要」は公開当時のものであり、その後状況が変わっている場合があります。

公開日題名概要
2010年(平成22年)2月21日 「足」を奪わないで 玉野市と高松市を結ぶフェリーボートを運行している宇高(うたか)国道フェリーが対抗業者の四国フェリーとともに2010年(平成22年)3月に廃止することになった。瀬戸内海を通るフェリーボートはここ数年廃業が相次いでいるが、国民の圧倒的な支持を受けて政権の座に就いた民主党からは公共交通機関対策は出てこない。高速道路無料化より考えるべきことがあるのではないか。
2010年(平成22年)3月28日 ある村の35年後は〜平成の大合併終結に思う〜 1975年(昭和50年)2月1日に府中市に編入されて消滅した広島県芦品郡協和村。それから35年が経過した今、村名はほとんど使用されなくなり、府中市役所の支所は設置されず、遂には学校まで全て廃校に追い込まれた。ならば何のために府中市は芦品郡協和村を編入したのか。
2010年(平成22年)7月18日 地名と方位 テレビ放送のデジタルへの完全移行まで残り1年少々となったが、私が住んでいる福山市では福山市中心部の東北に位置するのに「福山南中継局」という名称のテレビ中継局が設置されることになった。なぜこのようになったのか。
2010年(平成22年)7月25日 面白ければそれで良いのか テレビ番組によって名誉を傷付けられたとしてある男性とその両親が制作元のテレビ局などに損害賠償と謝罪放送を求めて広島地方裁判所福山支部に提訴した。その番組はよく見ていたのだが、よく考えるとあからさまに視聴率を稼ごうという演出が多く見られた。確かに視聴率は番組にとって大切な数値であるが、だからといって人権を侵害し、名誉を傷付けて良いのだろうか。
2010年(平成22年)9月5日 カープファンに告ぐ 13年連続Bクラスが濃厚になった中国地方唯一のプロ野球球団・広島東洋カープ。しかし、ファンは球団に対して一つも不満の声を上げないし、広島県を放送区域とする民間テレビ放送局に「カープ」という単語の入った番組はない。もし広島東洋カープがなくなってしまったらどうする気なのか。ファンは球団に対して声を上げ、行動を起こすべきではないのか。
2011年(平成23年)1月30日 「壁」は崩すべきか ある携帯電話会社が日本全国の都道府県域民間エフエム放送局52社の放送を楽しめるサービスを開始した。聴きたくても聴けない番組がある方などには朗報なのだがこのサービスは原則として都道府県ごとに設定されてきた民間放送の放送区域の在り方を見直す契機になる可能性がある。確かに放送格差の問題などで原則として都道府県ごとに設定されてきた民間放送の放送区域の在り方は問題視されるようにはなっていたが、果たして放送区域の壁は崩すべきなのか。それとも現状を維持すべきなのか。
2011年(平成23年)2月6日 一度失われたものは… 2003年(平成15年)秋に廃止されたJR可部線・可部〜三段峡間の一部区間が復活することになったという。しかし一方では鉄道路線の廃止が相次いでいる。廃止事例をよく見ると手が打てるはずなのに何も手を打たず野垂れ死にさせられているものが多いことに気付くのだが、果たしてそれで良いのだろうか。
2011年(平成23年)7月10日 のど元過ぎれば…で良いのでしょうか 松本龍復興対策担当大臣が数々の問題発言の責を問われ、わずか9日でその座を追われた。民主党が大惨敗を喫した第22回参議院議員通常選挙(2010年〔平成22年〕7月11日)から1年が経とうとしているのに一体何をやっているのか。あの惨敗から何も得るものはなかったのか。
2011年(平成23年)7月31日 高速化の果て 中華人民共和国で多数の死傷者を出す高速列車同士の追突事故が起きた。日本でも特急列車が脱線し、車両が炎上する事故が起きた。列車が速く走り、早く目的地に着けることは良いけれど、果たしてそれで良いのだろうか。
2011年(平成23年)10月16日 三つの疑問〜ある殺人・死体遺棄事件から〜 2008年(平成20年)6月1日に栃木県塩谷郡塩谷町風見山田の町道脇の草むらに捨ててあった旅行用キャリーケースの中から身元不明の若い女性の遺体が発見された事件の被害者の身元がようやく判明した。しかし、よく考えれば疑問に思うことだらけである。果たして警察は真剣に捜査をしているのだろうか。
2011年(平成23年)11月13日 分かっていたことなのに… あと1年半ほどで無料開放されることになった尾道大橋。ところが尾道大橋の無料開放をめぐってある問題が起きている。二十数年前にも同じような問題が起きているのだが、その記憶が薄れたわけでもないのになぜこのようになってしまうのか。
2012年(平成24年)1月8日 もうそっとしておきましょうよ 2011年(平成23年)8月23日に暴力団関係者との交流を所属芸能事務所に知られ、事情を聴かれたことを契機に芸能界を引退したタレントの島田紳助について、所属芸能事務所の社長が復帰を希望していると発言したという。芸能界でも復帰を望む声は少なくないというが、果たしてそれは好ましいことなのだろうか。
2012年(平成24年)2月19日 栄光は必ずしも幸福をもたらさない アメリカの女性歌手ホイットニー・ヒューストンが48歳の若さで急逝した。改めて記すまでもないほど彼女の業績はよく知られているが、ここ十数年はトラブル続きだったのだという。人は栄光と幸福を求めて毎日を生きているが、果たして栄光は幸福ももたらすものなのだろうか。
2012年(平成24年)3月25日 もっと道路に興味を持とうよ〜「いまからいくけんどう」終了に思う〜 テレビ新広島(TSS、広島市南区出汐二丁目)の平日午前中の生活情報番組「ひろしま満点ママ!!」の人気コーナー「いまからいくけんどう」が5年半の歴史に終止符を打った。ある県道路線とその沿線を取り上げるという、今までにない企画だったのだが、果たして道路はもっと身近な存在になったのだろうか。
※公開当時の題名は「もっと都道府県道に興味を持とうよ〜『いまからいくけんどう』終了に思う〜」だったが、都道府県道は道路の一部でしかなく、内容に照らし合わせて適切ではないと考えて再公開に当たって改題させて頂いた。
2012年(平成24年)4月8日 続・分かっていたことなのに… 2012年(平成24年)3月31日に全線開通を果たした国道2号線三原バイパス。三原市中心部の渋滞解消に役立つだろう…と思いきやある光景を目にした。しかもその光景は全線開通前に十分想定できていたことであった。なぜこのようになってしまったのか。
2012年(平成24年)4月22日 諦めちゃいけないのに… 1996年(平成8年)に発生した池袋駅構内男子大学生殺害事件について、被害者の父親が捜査の打ち切りを警視庁に要請した。一方で中国地方で起きた二つの未解決凶悪事件と同じ2月下旬に捜査特別報奨金制度の適用の更新時期を迎えていた、2008年(平成20年)に琵琶湖で身元不明の男性のバラバラ遺体が相次いで見つかった琵琶湖バラバラ殺人事件について捜査を担当する滋賀県警察本部は適用の更新を見送った。なぜ諦めてはいけないのにこのようにしてしまったのか。
2012年(平成24年)5月27日 安芸府中市は幻に終わるのか 広島市に取り囲まれながら財政事情が良好なために独立を貫いている広島県安芸郡府中町は既に人口が5万人を超えており、市制施行要件の一つを満たしている。更に2010年(平成22年)暮れには町長が市制施行を目指したいと発言した。しかし、その後全く進展はない。2010年(平成22年)10月1日実施の国勢調査の結果人口が5万人を超えた町村が次々と市制施行していく中で府中町の市制施行問題はなぜ進展を見なくなったのか。
2012年(平成24年)7月1日 どちらに転んでも… 福山市南部の景勝地・鞆の浦の埋め立て・架橋計画は湯崎英彦・広島県知事が撤回を表明したことで新たな局面を迎えた。しかし、それで全て解決できるのだろうか。そして何が問題をここまでこじらせたのか。

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