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私の好きなインドネシア2002年列車でジャワ島一周

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07 Argo Wilisに乗る

目次

旅行記

資料・写真

本文

Argo Wilisに乗る

10/19(土)

朝5時頃、今日も早起き^_^;。05:50頃にはホテルをチェックアウトし、バンドゥン駅に向かいます。早朝なので道路も空いており、昨夜のうちにホテルに呼んでおくようお願いしたタクシーに乗り10分足らずで到着。料金はRp.15,000。


Argo Wilis

06:40頃、Argo Wilisが5番線に入ってきました。(バンドゥン駅のホームは1~6番線まで)車体の外観は、他のArgoシリーズと同じく白ベースです。私が乗車したのは、1両目。座席は進行方向左の窓側です。さて、スラバヤへの到着予定時刻は17:51。今日は日中列車内に缶詰です^_^;。

スラバヤ到着までを時間順に纏めておきます。通過駅については、気がついた範囲で書き留めています。下記以外にも多くのローカル駅がありますので、ご了解下さい。

07:00バンドゥン駅を発車。9割程度の乗車率でしょうか。私の横は空いてます。
Bandung駅を発車する列車ARGO WILIS(車窓からの眺め)
07:05乗務員が まくら を配りに来ます。(切符代に含まれている。)
07:20紅茶とお菓子を配る。(切符代に含まれている。)
07:28Rancaekek駅通過。中部ジャワ州に入るあたりまで、山々の間を縫うように走る。景色は結構良いが、速度は押さえ気味。30km~50km/hr.程度?
西ジャワの田園風景(車窓からの眺め)
07:30頃撮影。山々の眺めが結構綺麗です。なお、残念ながらこのあたりも耕作していない田んぼ多い。しばらくすると、特急列車とすれ違いました。恐らく夜行特急のTurangga(07:39 バンドゥン着予定)ではないかと思います。
07:37Cicalengka駅通過。
08:20Cibatu駅通過。
棚田、Bumiwaluyaを通過(車窓からの眺め)
08:30頃撮影。Bandung から Tasikmalayaへ向かう途中の棚田。
棚田(車窓からの眺め)
08:40頃撮影。Bandung から Tasikmalayaへ向かう途中の棚田。
08:40Cipeundeuy駅に到着。
Cipeundeuy駅に到着する列車ARGO WILIS(車窓からの眺め)
09:04Cirahayu駅通過。
09:12Ciawu駅通過。
09:35Tasikmalaya駅停車。乗り込んでくる乗客あり。ここでほぼ満席となりました。(ただし、ところどころ空席あり。私の横もスラバヤまでずっと空いてました。)
Tasikmalaya駅に到着する列車ARGO WILIS(車窓からの眺め)
09:58Ciamis駅通過。
10:05Bojong駅通過。
10:48Sidareja駅通過。このあたりから中部ジャワ州。
Sidareja駅を通過する列車ARGO WILIS(車窓からの眺め)
11:22Sorayu川を渡る。
11:40Kroya駅通過。この駅へ入るところで、北側からの線路が合流しているのを発見。これはCirebonからPurwokertoを経て南へ来る線路でしょう。
Kroya駅を通過する列車ARGO WILIS(車窓からの眺め)
11:53昼食を配る。(切符代に含まれている。)
メニューは、ご飯、ゆで卵、牛肉の煮込みクルクップ(海老セン)、ブドウ、ミネラル・ウォーター、そして紅茶。

それから、Argo Wilisのウェイトレスはジーンズの上下制服でした。
11:57トンネルに入る。約30秒ほどで通過。今回のジャワ島一周でくぐったトンネルはこれを入れて2本だけ。
12:16Kubumen駅通過。
12:30バンドゥンへ向かうArgo Wilisとすれ違う。
12:45Kutoarjo駅停車。乗客の乗降あり。
Kutoarjo駅に到着する列車ARGO WILIS(車窓からの眺め)
13:49ジョグジャカルタ Tugu駅停車。乗客の乗降あり。
Tugu駅を発車する列車ARGO WILIS(車窓からの眺め)
Lempuyangan駅を通過する列車ARGO WILIS(車窓からの眺め)
13:53頃撮影。Lempuyanan駅はジョグジャカルタのエコノミー列車用駅です。他方、Tugu駅は特急列車用の駅というわけです。
13:56Prambanan駅通過。車窓から、Prambanan寺院が見えないか、ジョグジャを集発後、目を凝らしていたのですが、シバ寺院の先っぽが少しだけ見えたような気がした程度^_^;。残念ながら、ジョグジャ−ソロを結ぶ街道沿いからのような眺めは無理みたいです。
・ご参考: ボロブドゥール、プランバナンとジャワの寺院遺跡
14:08Klaten駅通過
14:32ソロ Balapan駅停車。乗客の乗降あり。
Solo Balapan駅に到着する列車ARGO WILIS(車窓からの眺め)
さすがにソロの駅だけあって、結構立派です。引込み線の全てを覆っている(と思われる)屋根は、ソロ・マンクヌガラ宮殿の巨大なプンドポ(pendopo:踊り・音楽等の催し物を行う吹き抜けの建物)を思わせる。なお、ビデオに写っているディーゼル車はジョグジャカルタ行き「Pramek」の模様。ジョグジャカルタまで約1時間の走行。
Solo Balapan駅を発車する列車ARGO WILIS(車窓からの眺め)
14:54Masaran駅を通過の際、"Logawa"と書かれた列車を見かける。Logawaは、スラバヤ−Purwokertoを結ぶBisnis/Ekonomi列車だが、どちらへ向かっている車両なのか不明^_^;。(スラバヤの時刻表を見ても、時間的に合わない)
15:52Madiun駅停車。乗客の乗降あり。駅に隣接して、 GE Indonesia (列車のメーカ)の工場あり。
Madiun駅に到着する列車ARGO WILIS(車窓からの眺め)
Madiun駅を発車する列車ARGO WILIS(車窓からの眺め)
16:34Sukomoro駅通過。
16:47Kertosono駅通過。
Kertosono駅を通過する列車ARGO WILIS(車窓からの眺め)
このあたり、幹線道路と隣接並行して走る長い直線区間あり。さすがに列車を追い抜いていく自動車はなし! 時速100km以上は出しているのでしょう。
列車ARGO WILIS、自動車と競争(車窓からの眺め)
16:57Jombang駅通過。
Jombang駅を通過する列車ARGO WILIS(車窓からの眺め)
17:05紅茶とお菓子を配る。(切符代に含まれている。)
17:14Mojokerto駅通過。
17:30外が暗くなり始める。
17:54スラバヤ Gubeng駅着。(6番線)

さすがに11時間乗車は疲れました^_^;。シートはまあまあ良いし、随時 身体を動かしていたのですが。

あと、Argoシリーズにもかかわらず^_^;、トイレが汚かった。子供のいたずらなんでしょうかね。室内が水浸しなのは仕方ないにしても、あちこちの隙間に、濡れたトイレットペーパーが押し込まれている。。。。

さて、駅のタクシーカウンターでホテルまでのタクシーをお願いすると「Rp.30,000」とのこと。ほんとRp.30,000ばかりだ。。。

最初に泊まった、Cendana Hotelへ戻り、疲れた身体を休めることにします。当然のことながら、夕食を済ませると直ぐに寝ました^_^;。

インドネシア鉄道史のページ1930年(昭和5年)の乗車記(バタビア~当時のジャカルタからスラバヤへ) を掲載しています。約13時間の旅。早朝バタビアを出発し、スラバヤ着は夜でした。是非ご一読ください。

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