このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
みい子のエッセイ集 |
舞妓さん | 従姉妹と京都を歩く |
河辺寺遺跡 | ザ・リッツ・カールトン大阪にて |
熊本にて | レイクフォレストリゾート |
榊原温泉 | 源氏物語ミュージアム |
香雪美術館 | パソコンとの出会い |
神戸市立小磯記念美術館 |
☆一人旅日記 源氏物語ミュージアム☆ |
京都府宇治市に源氏物語ミュージアムが完成したと知ったときに早速行って見たいと計画した。館長は、かの有名な瀬戸内寂聴さんで、私の住んでいる徳島県出身でもあり先生の出版された小説は勿論のこと週刊誌などに掲載された短編やエッセイ、身の上相談的なものまで殆ど読んでいる私としては是非行って、ゆっくりと過ごしたい場所であった。 電車を乗り継いで京阪宇治駅下車。開館から日も浅いこともあって大勢の人の流れの後ろに付いて歩き15分ほどの静かな場所にその建物はあった。 入館すると篠田正浩監督の映画{浮舟}を鑑賞した後、常設展示室で光源氏邸の百分の一の見事な模型や平安貴族の装束なども展示されている前で心行くまで立ち止まり見る。 一人旅の醍醐味を満喫しながら、私だけの時間がゆっくりと流れる。 別のコーナーには寂聴さんの書斎も再現され、そこに座って執筆されている先生の様子を想像していた。テレビが置いてあり画面を見ながらクイズ形式で源氏物語を楽しめるような場所もあり勿論私は全問正解であった。 紫式部が約千年前に書いた壮大な恋物語、雅の世界に引き込まれて行くような余韻を残したまま、館内のしゃれた喫茶店に入る。美味しいコーヒーやケーキで、くつろいだ後は館を出て、きれいに整備された遊歩道をそぞろ歩きながら、宇治上神社へお参り、平等院へと足を伸ばし、宇治茶をお土産に買って帰途についたのであった。 その後、友達を案内したり、誘われたり、誘ったり、幾度も足を運んだが行くたびにまた新たな発見がありこのような時間が持てる自分を幸せと思い感謝している。 上へ |
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