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鉄道ニュース2003年9・10・11月号
●JR西日本、さよならボンネット撮影会開催(9/3)
JR西日本京都支社では、京都支社発足10周年を記念し9月23日に「さよならボンネット撮影会」を京都総合車両所で開催することを明らかにした。展示車両は、9月20・21日に大阪〜富山間を走る特急「懐かしの雷鳥」の使用車両である485系ボンネット車や同車両所の車両他。当日、同車両所ではオレンジカードやJスルーカードの販売なども行われる。募集期間は平成15年9月3日〜平成15年9月12日まで当日消印有効。応募方法は往復はがきに「485系ボンネットさよなら展示会応募」とご記入(はがき1枚で1名)のうえ住所、氏名、年齢、電話番号、及び返信はがきにも住所、氏名をご記入のうえ送付する。小学生以下の参加者は、保護者同伴で、応募の際に、保護者の氏名でお子様の同伴有りと記入し、〒617−0004 京都府向日町市鶏冠井町四ノ坪 JR西日本京都総合運転所 「485系ボンネットさよなら展示会応募」宛まで。なお、展示箇所や展示時間の制限により300名に限定にし、応募者多数の場合は抽選で当選者を決定し、通知する。
●JR東日本、特急「ひばり」リバイバル運転へ(9/16)
JR東日本は、10月13日に仙台〜上野間に特急「ひばり」を復活運転することを発表した。特急「ひばり」のリバイバル運転は、3度目。今回は、昨年9月に運転された583系を使った運転となる。運転時刻は、仙台804→上野1245。全車指定席である。尚、今回は6両運転のためグリーン車は連結されない。
●特急「加越」惜別イベント開催(9/24)
JR西日本金沢支社では、10月1日のダイヤ改正を行い、特急「加越」がすべて特急「しらさぎ」に名称統一され、消滅する。これに伴い、最終運転を記念しまして「ありがとう加越号出発式」を行う。日時は、平成15年9月30日(火)で対象列車は特急「加越14号」で金沢駅・1番ホームで午後4時50〜行われ、当日金沢駅出発式会場では、加越号の写真パネルを展示し、加越号のこれまでの沿革を紹介される他、企画次長より運転士に点呼を行い、運転時刻表を渡します。また「記念乗車証」(レプリカ)を駅長からお客様代表へプレゼントいたします。当日車内では、加越14号最終運転記念乗車証(硬券の特急券のイメージ)を福井〜敦賀間で配布される。特急「加越」は昭和50年3月に誕生、米原〜富山間を485系で結んでいた。今年7月には、誕生以来走り続けた485系から683系に置き換えられていた。
●JR西日本、米子支社キハ58形さよならセレモニー開催(9/26)
JR西日本米子支社は、10月1日の山陰本線高速化ダイヤ改正に伴い、新車に置き換えられ廃止されるキハ58・28系の惜別イベント「『ありがとうキハ58・28形式気動車』さよならセレモニー」を9月30日14時35分から鳥取駅3番ホームで実施する。対象列車は、快速「とっとりライナー」。当日は来場者に「さよならセレモニー記念入場証」が配布され、無料で入場することができるほか、「とっとりライナー」の利用者にも記念乗車証が配布される。ほかに同駅では記念オレンジカードが発売される。
●九州新幹線新八代〜鹿児島中央間6000円台で認可へ(10/15)
JR九州は、04年3月13日に暫定開業する、九州新幹線新八代〜鹿児島中央間の通常料金を、約6000円前後とする見通しを明らかにした。運行ダイヤについては、1日30往復程度とする方向で調整している。JR九州は、今月中にも通常料金を国土交通省に認可申請する。新幹線は在来線に比べ直線部分が多く、区間距離が短くなるため、距離によって決まる運賃部分は安くなる。一方、新八代〜鹿児島中央間の所要時間は在来線の2時間10分から35分に大幅に短縮され、利便性が増すことから、特急料金は約1000円高くする。在来線の特急「リレーつばめ」と乗り継いだ場合、博多〜鹿児島中央間は9000円台となる見通し。JR九州では、通常料金が認可された後、特急利用者の7割以上が利用する往復きっぷや回数券などの割引運賃を設定する方針。九州新幹線のダイヤは午前6時から午後11時台まで、原則1時間に2往復運行する。新水俣、出水、川内に停車する各駅停車と、ノンストップの2種類を設定する。ノンストップの一部は、通勤客の需要が見込まれる川内駅に停車させる予定。
●JR東日本、「やまびこ」カフェテリア営業終了へ(10/16)
JR東日本は、新型車両導入による運用変更により11月30日をもって、東北新幹線のやまびこのカフェテリアとトレインマッサージの営業を終了することになった。東北新幹線内のカフェテリア営業終了により、新幹線から食堂関係の営業車両はすべて消滅することになる。カフェテリアは、東海道・山陽新幹線でも100系に連結営業されていたが100系が引退したことにより残りは、やまびこだけになっていた。
●特急「おき」「まつかぜ」
リバイバル運転
へ(10/16)
JR西日本では、山陰本線京都〜益田間の全通80周年を記念し、12月8・9日に特急「おき」「まつかぜ」のリバイバル運転をする事を発表した。おきの往路は、米子1607→新山口2200。復路は新山口1037→米子1621。まつかぜの往路が、大阪711→米子1333。復路が米子1128→新大阪1803。「おき」は3両編成、「まつかぜ」は6両編成。全車指定席で運転の1ヶ月前の午前10時よりから全国のみどりの窓口等で発売される。乗車記念に、硬券の特急券をイメージした記念乗車証の配布やオリジナル鉄道グッズを販売が行われる。また、記念弁当を「まつかぜ」「おき」の車内、(おき号は6日だけの販売)JR米子・大阪駅で販売する他、大阪・福知山・広島・米子支社の主な駅で記念オレンジカードを2枚組2000円で販売する。 更に、12月6日には、JR米子駅で新旧「まつかぜ」号の記念撮影会等も行われる。特急「おき」は、昭和50年3月に小郡(現在の新山口)〜米子・鳥取間に登場したが、平成13年7月の山陰本線の一部高速化の完成により「スーパーおき」に車両が置き換えられ消滅した。一方、「まつかぜ」は昭和36年10月に京都〜松江間に登場。39年10月からは、運転区間を博多まで伸ばした。昭和47年には、始発駅が京都から今回運転される、大阪に変更される。昭和60年には博多まつかぜは米子まつかぜに変更され、国鉄最後の改正となった昭和61年11月に廃止された。なお、まつかぜの愛称は今年10月のダイヤ改正で「スーパーまつかぜ」として復活している。
●JRグループ冬の臨時列車概要発表(10/16)
◎JR東日本
◆新幹線◆
東北・秋田新幹線では、「はやて」を年末・年始を中心に下り8本・上り7本を増発する。「こまち」は、下り10本と上り9本を増発する。山形新幹線では、「つばさ」を上下あわせて7本増発する。上越・長野新幹線では、12月12日にオープンする「ガーラ湯沢」行きの「たにがわ」の区間延長運転が実施される他、利用客の多い「あさま637号」を毎週土曜と年末・年始を全車指定にする。また、6月から実施してきた来春開業予定の「本庄早稲田」駅の徐行運転が11月30日で終了する為、運転時刻が1〜2分繰り上がる。
◆在来線◆
新幹線連絡特急では、特急「つがる」を下り7本・上り6本を増発する。また、同区間を走る寝台特急「北斗星」「エルム」を年末・年始と2月の連休中に運転する。東北本線関係では、583系仙台車(N21編成、6両)を使用した臨時快速「ムーンライト松島」号を新たに上野〜仙台間に設定した。日本海縦貫線関係では、特急「はくたか」を越後湯沢〜金沢間を中心に上下3本増発する。更に特急「いなほ」を新潟〜酒田間に上り5本と下り4本増発した。また、年末・年始には583系南秋田車(N22編成、9両)を使用した、臨時特急「ふるさとゴロンと号」と「583系ゴロンと号」を上野〜弘前間に設定した(運転日によっては、浪岡発の列車もあります)。中央本線では、新宿〜松本間に特急「スーパーあずさ」を下り6本・上り4本、新宿〜竜王・甲府間には特急「かいじ」を上り2本を設定した。また、白馬へのスキー列車として一部の「スーパーあずさ」と「あずさ」を白馬まで延長運転する。 東海道・伊豆急行線関係では、快速「鎌倉物語号」と特急「フルール踊り子」を設定した。新規列車としては、新宿〜万座・鹿沢口間に特急「嬬恋草津スキー号」を設定した。
◎JR東海◎
◆新幹線◆
東海道新幹線では、新大阪または広島止めの「のぞみ」を博多まで延長運転を行う。また、毎週月曜日の早朝会議や出張に便利な「のぞみ201号」(東京605→新大阪840)を新規設定した。
◆在来線◆
高山線では、ひだ号を年末・年始を中心に上下3本増発する。中央本線では、しなの号を上り2本、下り3本増発する。また、季節運転の「ちくま」号も年末・年始に加え、2月の多客期なども運転する。関西・紀勢線関係では、南紀号を上下2本ずつ運転する。また、名古屋〜薮原間にスキー専用列車快速「きそスキーチャオ」号を12月6日〜04年2月29日の土・休日を中心に運転した。(文中の列車愛称はいずれも「ワイドビュー」)
◎JR西日本◎
◆新幹線◆
山陽新幹線では、新大阪・広島止めの「のぞみ」を博多まで延伸するほか、新大阪〜博多間に下り「のぞみ」を2本追加した。また帰省ラッシュピークの年末・年始には新大阪〜博多間に上下1本ずつひかりrailstarを設定した他、博多〜新大阪間に毎週末運転の「ひかり392号」と小倉〜博多間に午前11時台に「こだま」号を1本増発した。
◆在来線◆
北陸本線関係では、特急「しらさぎ」を名古屋・米原〜金沢・富山間を中心に 期間中に上下併せて8本運転する。更に期間中は、11両編成で運転される。 大阪〜新潟間には、特急「ふるさと雷鳥」が、大阪〜金沢・富山間には、「雷鳥」「サンダーバード」を増発。サンダーバードは期間中、12両編成で運転する。また、休日の翌日(平日に限る)の早朝に京阪神地区から北陸地区への単身赴任者に便利な特急列車をわかりやすくご利用いただけるように列車名を改めて「ビジネスサンダーバード」と改称して運転する。尚、従来の「ユニバーサルエクスプレス」も引き続き運転される。山陰本線では、きのくにシーサイド号を使った快速「湯巡り山陰号」を運転する。また、12月27日に開業100周年を迎える呉線では、岡山〜広島間で展望車を4両連結した快速列車を運転する。
●JR東日本、本庄早稲田04年3月13日開業へ(10/20)
上越新幹線熊谷〜高崎間に建設中の「本庄早稲田駅」について、JR東日本は開業日を来年3月13日とすることを決めた。長野新幹線軽井沢駅とほぼ同数の上下50本程度を発着させ、東京〜本庄早稲田間を平均50分、最速48分で結ぶ。1日平均約4300人の乗降客を見込んでいる。南側に早稲田大本庄キャンパスや高等学院などがあり、付属施設や研究機関が整備する。既に軌道の敷設も完了。来月末までにポイント切り替え工事など信号系統の整備を行う。並行して乗務員の訓練も開始し、来年2月から国土交通省令に基づく入線試験や試運転を繰り返す予定。開業後は、「Maxとき」や長野新幹線「あさま」に加え「たにがわ」の計3列車を停車させ、上越新幹線で初めて朝夕のラッシュ時間帯に16両編成で運行する。
●JR九州、04年3月13日ダイヤ改正概要発表(11/12)
JR九州は、来年3月13日に部分開業する、九州新幹線新八代〜鹿児島中央間の運行ダイヤを、1日32往復とすると正式に発表した。新幹線は午前6時〜午後11時台に、原則1時間2往復とする。すべて新八代駅で特急「リレーつばめ」と接続。このうち、下り30本、上り31本は、博多〜新八代の特急と、新八代の始発など下り2本は熊本発特急と、それぞれ接続。鹿児島中央発の上り最終は熊本止まりの特急と接続し、午後11時過ぎに熊本に着く。所要時間は、熊本〜鹿児島中央が最速で56分、博多〜鹿児島中央は2時間10分。新幹線が32往復することで、現在の特急「つばめ」(十五往復)と比べ、新幹線区間の輸送力は2倍以上になる。新幹線開業に伴う在来線の再編では、別府〜熊本の特急「あそ」と熊本〜人吉の急行「くまがわ」を統合して、特急「九州横断特急」を新設、別府〜熊本〜新八代〜人吉を1日3.5往復する。熊本〜人吉は新たに特急「くまがわ」が1日2.5往復する。鹿児島中央〜吉松には特急「はやとの風」を新設。鹿児島中央〜霧島神宮の特急「きりしま」は増便する。人吉〜吉松の普通「いさぶろう号」「しんぺい号」や、鹿児島中央〜指宿の快速「なのはな」は観光列車と位置付け、車内に展望スペースを設置。特急の発着に合わせ、霧島温泉などを周遊する観光バスも投入する。 尚、新幹線の詳しい運転時刻・料金などは12月中旬に発表される。
●急行「あがの」
リバイバル運転
へ(11/18)
JR東日本新潟支社では、この秋に国鉄色に塗り替えたキハ28・58系を使用して、12月6・7日に新潟〜郡山間を急行「あがの」の復活運転をすることを発表した。12月6日は新潟833→郡山1604。12月7日は、郡山 1314→新潟1840。この列車は、団体臨時列車で窓口の発売はないが、11月21日午後2時より予約を受け付ける。料金は何処から乗車しても6500円で記念弁当と乗車証明書がついてくる。尚、席は1回の電話に1席とする他、席の割り当ては新潟支社が抽選で決定する。
詳しくは、JR東日本新潟支社
●JR東日本、E1系「Max」塗色塗り替えへ(11/18)
JR東日本は、現在上越新幹線のみで運用されているオール2階建て新幹線 「Max」を今後3年をメドに全6編成を塗り替える事になった。外装は、現在の黄緑色から朱鷺色に塗り替えられる他、ロゴも新たに朱鷺が追加される。 また、内装も変更される。第1号は、11月28日のMAXとき326号から運用が開始される。
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