No. | 種(動物の名前) | 学名 | 門・亜門 | 綱・亜綱 | 目・科 | 備考 |
---|
003C |
トキ
かつては日本全国の水田や池など
にたくさん住んでいた。魚などの
水生動物を食べ、木の上に巣を作
り繁殖する。 明治以降、乱獲と環
境悪化によりあっという間に絶滅
の危機に陥った。現在、野生のトキ
は日本から消えてしまっている。
| Nipponia nippon | 脊椎動物門
四足動物亜門 | 鳥綱・
新鳥亜綱 | コウノトリ目
トキ科 |
|
---|
007C |
クサガメ
本州〜九州の川や池などにすむ。
メスの方が大型になり、甲長30
cmを超えることもある。イシガ
メよりは水質悪化に強く、平地に
住むため、在来のカメの中では最
も普通にみられる種類。現在「ゼニ
ガメ」として売られているのはこ
のカメの子供。
| Chinemys reevesi | 脊椎動物門
四足動物亜門 | 爬虫綱・
双弓亜綱 | カメ目
バタグールガメ科 |
|
---|
010C |
カブトムシ
本州以南の雑木林に住む大型の甲
虫で、最近では北海道でも見られ
るようになった。オスには長い
ツノがあるが、沖縄のものは平均
して体もツノも小さい。成虫は6
〜8月に発生し、樹液を求めて
クヌギなどの木に集まる。
| Allomyrina dichotoma | 節足動物門・
大顎亜門 | 昆虫綱・
有翅昆虫亜綱 | 甲虫(コウチュウ)目
コガネムシ科 |
|
---|
011C |
ニホンカモシカ
本州以南の低山〜山岳地帯の森林に
すみ、大きな群れは作らず、単独で
生活することが多い。オスもメスも
短い角をもち、シカのような外見上
の大きな差はない。現在四国・九州の
ものは特に数が少ないとされてい
る。日本特産で国の特別天然記念物。
| Capricornis crispus | 脊椎動物門
四足動物亜門 | 哺乳綱・
真獣亜綱 | 偶蹄(ウシ)目
ウシ科 |
|
---|
012C |
メダカ
本州以南の小川や池・用水路
などにすむ。
かつてはごく普通にみられる
なじみの深い魚であったが、現
在では各地でその数を減らし
ている。
| Oryzias latipes | 脊椎動物門・
魚類亜門 | 硬骨魚綱・
条鰭亜綱 | メダカ目
メダカ科 |
|
---|
016C |
ヒミズ
本州・四国・九州の林にすむ小
型のモグラ。落葉や腐葉土の
中を掘りすすんでミミズや小
動物をさがして食べる。前足は
小さく、モグラほどトンネル
掘りはうまくない。地表に出
てくることもよくある。
| Urotrichus talpoides | 脊椎動物門
四足動物亜門 | 哺乳綱・
真獣亜綱 | 食虫(モグラ)目
モグラ科 |
|
---|
018C |
ニホンアマガエル
人家の回りでも見ることので
きる小型のカエル。
指には吸盤があり、草むらや
木の上で暮らしていて、小さ
な虫などを食べている。夜、虫
を狙って明かりの近くに集ま
ることも多い。
| Hyla japonica | 脊椎動物門
四足動物亜門 | 両生綱・
平滑亜綱 | カエル目
アマガエル科 |
|
---|
023C |
エトピリカ
北海道東部沿海にすむ海鳥で、海
に潜って小魚を捕らえてたべている。
赤いくちばしと美しい飾り羽が特
徴だが、冬には地味な色になって
しまう。北の海を代表する海鳥の
ひとつで、エトピリカとはアイヌ
語で「赤いくちばし」の意味。
| Lunda cirrhata | 脊椎動物門
四足動物亜門 | 鳥綱・
新鳥亜綱 | チドリ目
ウミスズメ科 |
|
---|
031C |
アカネズミ
主に山地にすむ野ネズミの仲間
で、北海道から九州まで分布する
日本固有種。
夜行性で、種子や実、昆虫、植物の
芽などを食べる。地上性で長めの
後ろ足を使ってジャンプするよ
うに移動する。
| Apodemus speciosus | 脊椎動物門・
四足動物亜門 | 哺乳綱・
真獣亜綱 | 齧歯(ネズミ)目
ネズミ科 |
|
---|
040C |
クチベニマイマイ
近畿地方にすむカタツムリの
仲間。殻や体にしま模様があ
り、美しい。樹上性で、夜に
なると活動し、餌を食べる。
体色や模様にはいくつかの
タイプがある。
| Euhadra amaliae | 軟体動物門・
介殻亜門 | 腹足綱・
有肺亜綱 | 柄眼(マイマイ)目
オナジマイマイ科 |
|
---|
041C |
フクロウ
主に山地の林にすむ、夜行性
の鳥。肉食で、目と耳がよく
発達していて、暗闇で、ネズミ
や鳥などを見つけ出して捕らえ
て食べる。大木の穴に巣を作
り、夫婦協力しあって子育て
をする。
| Strix uralensis | 脊椎動物門・
四足動物亜門 | 鳥綱・
新鳥亜綱 | フクロウ目
フクロウ科 |
|
---|
042C |
タヌキ
北海道・本州・四国・九州の山地や
人里にすむ原始的なイヌの仲間。
雑食性で主に地上で餌をあさるが、
木に登って果実などを食べること
もある。キツネに比べて適応力が
すぐれていて、町中などにも現れ
ることがある。
| Nyctereutes procyonoides viverrinus | 脊椎動物門・
四足動物亜門 | 哺乳綱・
真獣亜綱 | 食肉(ネコ)目
イヌ科 | 天然記念物
(地域指定) |
---|
046C |
ニホンオオカミ
1905年に絶滅したとされ
る野生のイヌ。古くから
「ヤマイヌ」と呼ばれ、分類
上も、いわゆるオオカミと
は別の種類であった可能性
が高い。生きていた時の
生態などはほとんど不明。
| Canis lupus hodophilax | 脊椎動物門・
四足動物亜門 | 哺乳綱・
真獣亜綱 | 食肉(ネコ)目
イヌ科 | 絶滅種 |
---|
047C |
ビワコオオナマズ
琵琶湖特産のナマズで全長1m
にもなる大型種。昼間は深い
湖底にいて、夜になると水面
近くまで上がってきて魚を捕
らえて食べる。初夏に岸辺近く
で産卵するが、詳しい生態
は不明。
| Silurus biwaensis | 脊椎動物門・
魚類亜門 | 硬骨魚綱・
条鰭亜綱 | ナマズ目
ナマズ科 |
|
---|
048C |
リュウキュウヤマガメ
沖縄、久米島などで見られる
陸にすむカメで、山地の湿っ
た場所を好み、ほとんど水に
は入らない。
雑食性でミミズや昆虫、木の
実などを食べている。
日本固有種で、国の天然記念物。
| Geoemyda japonica | 脊椎動物門・
四足動物亜門 | 爬虫綱・
双弓亜綱 | カメ目
バタグールガメ科 | 天然記念物 |
---|
052C |
アオウミウシ
本州以南の沿岸にすむ貝殻を
もたない貝の仲間。
海岸の潮だまりなどでもみら
れる。ウミウシの仲間は種類
ごとに様々な体色をしていて、
どれも美しい。
| Hypselodoris festiva | 軟体動物門・
介殻亜門 | 腹足綱・
後鰓亜綱 | 裸鰓(ウミウシ)目
ドーリス科 |
|
---|
054C |
アユ
北海道西部以南の各地の河川でみ
られる。川の中流の岩や石の多い
場所を好み、石の表面についた藻
類を特殊な形をした歯でそぎ取っ
てたべている。秋に産卵し、ふ化
した仔はそのまま海に下って、あ
る程度成長するまで海で暮らす。
| Plecoglossus altivelis | 脊椎動物門・
魚類亜門 | 硬骨魚綱・
条鰭亜綱 | サケ目
キュウリウオ科 |
|
---|
055C |
オオハクチョウ
おもに北日本の水辺に渡って
くる大型の冬鳥。
大きな群れをつくるが、基本的
には家族単位で暮らしている。
全身純白で美しいが、若鳥は
灰色っぽい。
| Cygnus cygnus | 脊椎動物門・
四足動物亜門 | 鳥綱・
新鳥亜綱 | カモ目
カモ科 | 天然記念物
(地域指定) |
---|
059C |
クマゲラ
北海道から東北地方の原生林
にすむ大型のキツツキ。
木の中にすむ虫を食べるが、
中でもアリが好物。ブナなど
の大木に穴を掘り、巣を作っ
て子育てをする。
国の天然記念物。
| Dryocopus martius | 脊椎動物門・
四足動物亜門 | 鳥綱・
新鳥亜綱 | キツツキ目
キツツキ科 | 天然記念物 |
---|
061C |
イノシシ(仔)
東北・北陸以南の本州・四国・
九州・南西諸島にすむ。
春から秋にかけて1〜2回仔を
産み、仔は体にしま模様が
あり、「ウリ坊」と呼ばれる。
がんじょうな鼻を使い地面を
掘りかえして餌をあさる。
| Sus scrofa leucomystax | 脊椎動物門・
四足動物亜門 | 哺乳綱・
真獣亜綱 | 偶蹄(ウシ)目
イノシシ科 |
|
---|
064C |
マガモ
日本各地の川や湖に渡ってく
る冬鳥。オスは緑色に輝く頭
と首に白い輪模様を持つのが
特徴。主食は水草などの植物
で、逆立ちして水中の餌をあ
さる。北海道や本州北部では
繁殖もしている。
| Anas platyrhynchos | 脊椎動物門・
四足動物亜門 | 鳥綱・
新鳥亜綱 | カモ目
カモ科 |
|
---|
078C |
ウスバカゲロウ(幼虫)
別名アリジゴク。岩陰や家屋の縁の
下など雨のあたらない場所
にすむ。目の細かい土に潜って、
すりばち状の巣を作り、アリな
どの小さな虫が落ち込むのを待
って捕らえる。成虫は細身で翅が
大きいトンボに似た虫だ。
| Hagenomyia micans | 節足動物門・
大顎亜門 | 昆虫綱・
有翅昆虫亜綱 | アミメカゲロウ目
ウスバカゲロウ科 |
|
---|
091C |
オオクチバス
釣りの対象魚として北アメリカか
ら移入された種類。雑食性で繁殖
力も強いため、在来の淡水魚、特
に湖の浅瀬にすむ魚達にとっては
脅威的存在。近年、さらに各地の
湖に移入されるなどして、その勢
力を拡大中。別名ブラックバス。
| Micropterus salmoides | 脊椎動物門・
魚類亜門 | 硬骨魚綱・
条鰭亜綱 | スズキ目
バス科 |
|
---|
094C |
タンチョウ
北海道東部にすむ大型のツルの
仲間で、生息地として釧路湿原
が有名。黒い尾羽にみえる部分
は翼の羽の一部で、実際には尾
羽は白い。雑食性で魚や小動物、
草の実などをたべている。
国の特別天然記念物。
| Grus japonensis | 脊椎動物門・
四足動物亜門 | 鳥綱・
新鳥亜綱 | ツル目
ツル科 | 特別天然記念物 |
---|