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二軸貨車のページ  

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テム300:
マイクロエース製2両セットの中古品

マイクロエースの貨車は2両セットとなっていて、バージョン違いを入れてくれるのが嬉しいです。
このテム300も下のテラ1も、表記の違いで楽しませてくれます。
ディテールの出来は申し分なく、他社製では省略されている誘導員ステップの白がいいアクセントです。
中古模型ショップで新古品を見つけて手に入れました。
しかし奥の1両は、なぜか片側のアーノルトカプラーの上下が逆に付いてました(笑)

テラ1:マイクロエース製2両セットの中古品

テム300セットと同時に中古模型ショップで見つけて手に入れたもの。
扉のリムがX形になっているテムに比べ、シンプルな横2本、屋根のカーブも異なります。
テム300同様、出来は素晴らしく、2両がバージョン違いになっているのも同じ。
どちらも現役時代に見た記憶はありませんが、当鉄道ではこれから主役になることでしょう。

テム300とテラ1のディテール比較

ワ22000:PECOの下回りを利用した自作貨車とワールド工芸のスケールモデル

     自作+PECO下回り                       ワールド工芸製

写真左は、TMSの73年5月号の製作記事に従い、
PECOの貨車下回りキットにプラ板の自作ボディを組み合わせたもの(製作記は こちら )、
写真右は、知り合いから戴いたワールド工芸の完成品です。
「他の縮尺の車両?」と思えるほど小振りな貨車ですが、これでもれっきとした実在の貨車です。

自作は、細かなディテール表現は難しいとは言え、
真っ黒な車体なら、完成品と一緒に編成してもさほど違和感はないし、
何より・・・簡単に作ることができるのが強みです。
国鉄時代の貨車のバラエティを増やすには、こういう方法もいいかもしれません。

ワールド工芸の完成品は、ボディ塗装がツヤツヤなのと、転がりが悪いという欠点はあるものの、
さすがはスケールモデル、ワ22000のディテールを忠実に再現してくれています。
当鉄道就役にあたり、KATOカプラーを取り付け、
粘っこいタイプのウェザリングパステルをすり込んで、艶を抑えておきました。

尚、両車とも、レボリューションファクトリーのワム80000用インレタで、
それらしいナンバーを転写しています。
下回りを英国のキットで流用した「タイプ」とスケールモデルとでは、3mmくらいの長さが違いますが、
どっちもかなり小さいことには変わりなく、
雑多な貨車編成の中で、愛らしさを振りまいてくれています。

左写真:レ12000と比べると、こんなに差が!


高さはほぼ同じですが、長さはスケールモデルの方が3mmほど長くなっています。

ワム50000:木製ボディがいかつい、トミーナインスケール時代の香港製


      初回ロット?                        初回ロットは側面が真っ平らな車輪

TOMIXがまだトミーナインスケールと言っていた時代の香港製です。
350円という低価格と、なかなかのディテールで、関水金属のみだった国産ブランドに殴りこんできました。
その中でも極く初期の製品で、表記類が実感的ではなかったので、当時は買いませんでした。
しかし今となっては、表記類を除けば結構好ましい貨車だと思います。
やっぱりもっと買っておけばよかったと思い、
まずはかなり汚いジャンク品を1両、そしてきれいな1両を、続けて中古模型ショップで購入しました。
そして汚い方は、 ローカル駅セクション のストラクチャとして活用すべく、 扉を開ける加工 をしています。

また、2008年に中古模型ショップでワム23000と一緒に発見した1両は、
車輪の側面が真っ平らになっていました。
記憶によれば、トミーナインスケールの初回ロットはこうだったはず・・・
ということは・・・これは初回ロットなのでしょうか?
残念ながら箱がなかったので、確認はできませんが、
貴重な車輪がついているというだけで、充分に嬉しくなるものでした。
おまけに信じがたいほど綺麗な状態だったのですから・・・



ワム21000:河合製の新しい製品

TOMIX香港製の型を受け継いだ河合の貨車ですが、
TOMIXブランドにはなかった車種もラインナップに加えてきました。
しかし新品3両セットはかなり高価なので、なかなか買う気になれませんでした。
このワム21000もそんな一種で、扉部分のX形リブや細密な表記類など、素晴らしい出来。
中古模型ショップで新古品が定価の半額以下だったので、晴れて入線できた次第です。

ワム23000:TOMIX香港製時代から出来はいいです

       河合ブランド                        TOMYブランド

左写真は、昔はTOMIX香港製だったものが河合ブランド化したものです。
結構出来がよかったので、TOMIXブランド時代にも買ったのですが、
なぜか手元には現存していません・・・と思ったら、 フリーの荷電 に改造していたんですね!
中古模型ショップで見つけたこの1両は、残念ながら(?)河合ブランドでしたが、
今度は大事にとっておこうと思います。

続いて右写真は、トミーナインスケール時代のもので、
ワム50000と一緒に中古模型ショップで発見しました。
特筆すべきは車輪の側面が真っ平らになっていることで・・・これは初回ロットの特徴では?
だとしたら貴重なものです。しかもこれがかなりの美品だし!
箱は残っていなかったので、車輪だけ交換されたものかもしれませんが・・・
わかりづらいですが、車輪側面が真っ平らなんです

ワラ1:TOMIX香港製末期製品、GMブランド香港製、そしてKATOの2005年製

       TOMIX香港製                         GM製

                            KATO製
TOMIX製(デッドストック新品?)

当初は玩具っぽかったTOMIX香港製も、その末期はかなりよくなりました。
このワラ1も、かなりよくできていると思います。
その上当時はかなり安く・・・確か400円か450円だったかと。
左写真の左は、80年代当時にKATOが扱っていたケーディーカプラーに交換してみました。
左写真の右は、最近になってKATOカプラーに交換しています。
この金型を使った製品は、最近ではカワイブランドで売られています。

そして待ちに待ったKATOのワラ1は、まず2両を発売日当日に手に入れました。
何よりも軸受けが可動するというサスペンション機構に驚きました。
実際の走行にどれだけ効果があるのかはわかりませんが、
こういった試みは歓迎したいところ・・・・って、車輪は恐くて外せないけど・・・(^-^;
もちろん、ディテールはKATOならでは、カッチリ、スッキリと仕上げていて、
特徴を誇張表現気味にしているTOMIX製とは好対照でした。
そしてしばらくして、もう1セット増備しました。

続いて中古模型模型ショップで発見したのが、
TOMIX香港製の型でグリーンマックスが限定発売した、3両セットです。
基本的にTOMIX香港製と同じものですが、
床下には「TOMY HongKong」ではなく、「CHINA」の刻印があります。
若干、塗装の艶も異なりました。

どれもまだまだ増備したいんですけどね。
河合ブランドも欲しいところですが、KATO以外の3社は、基本的にはどれも同じですから。。。

などと言っているうち、中古模型ショップで格安で発見したのが、TOMIX時代の製品でした。
これがなんと、当時のままの紙箱を、全く開封した形跡がないのです!
模型屋の倉庫に忘れられていたデッドストックか、コレクターの放出品なのではないでしょうか。
せっかく増備したというのに、おかげでもったいなくて開けることすらできないでします(苦笑)


左写真:左がKATO製、右がTOMIX香港製
右写真:左がGM、右がTOMIXブランド。GMの方が艶消しです

ワム70000:マイクロエースの好ましい2両セットと河合ブランド香港製

写真で見ると上のワラ1と見間違いそうですが・・・若干背丈が低く、屋根にリブがあるワム70000です。
マイクロエース製の2両は、同じくマイクロエース製DE10とセットで、
ネットオークションで手に入れた新古品です。
手に入れた当初からKATOカプラー化されていました。
河合製の方は、中古模型ショップに転がっていたもの。
こんな単純な貨車でも、メーカー間の差が結構あるのがおもしろいです。

上がマイクロエース、下が河合。大きさの差に注意。

ワム90000:ワム80000よりも番号は大きいけど旧い貨車

KATOの貨車の中では比較的最近の製品ですが、またも中古模型ショップでの入手です。
左写真の2両と、右写真の2両は、違うお店で入手しています。
中古とは言え、どちらもほとんど新古状態です。
すっきりとした車体はこれと言って特徴がなく、こういう車体を作らせると、KATOはうまいですね。
左の2両は入手したときからKATOカプラー化されており、
右の2両はこれからKATOカプラー化する予定です。

ワム80000:最もポピュラーな貨車のいろいろなバージョン

写真左:後列右、小学生時代に買った関水金属時代の旧製品を目一杯ウェザリングしたもの、
      後列左、80年代初頭に発売された鮮魚用、前列右、80年代初頭のTOMIX香港製、
      前列左、KATOの80年代後半のロット。
写真右:TOMIXのDE10貨物列車セットの中の2両、どちらも最新のTOMIX日本製。


写真左:後列3両がTOMIX日本製のおそらく90年代のロット、
      前列左がKATO製の古いロット(70年代)、前列右がKATO製のおそらく90年代のロット。
写真右:KATO製鮮魚用。80年代のロットですが、入手したのは2004年。


写真左:後列3両が河合ブランド香港製。手前1両がTOMIX香港製。
写真右:鮮魚用もう1両は、読者からいただきました


TOMIX国産、ミニカーブ対応。カプラーがこんなに曲がります。細密化した床下にも注目


TOMIX国産、DE10貨物列車にセット含まれる1両

KATO製のワム80000は、私が小学生の時分から生産を繰り返している長寿製品で、
時代とともに少しずつ異なるバージョンが存在しますが、型はずっと同じではないでしょうか。
TOMIX製がスケールどおり「だとすると、一回り大きいんですけどね。
その鮮魚用の白いバージョンは、最初に発売された当時、1両を買いました。
そして20年後に中古品を1両手に入れ、2006年にはG-PIT@読者の方から譲っていただき、
4両になっています。

TOMIX製香港製は、当時1両しか買わず、もっと買っておけばよかったと後悔していました。
2005年になんとか中古で1両を手に入れることができました。
同じTOMIXでも日本製は、全く型が異なり、よりシャープにできています。
普通のバージョンは中古模型ショップでまとめて購入したもの。
屋根の白いものは、DE10(JR貨物色)とのセットに入っていたもので、
屋根の白さが際立っているのが特徴です。
おそらくこのセットでしか入手できないと思いますが、
その後私は中古模型ショップで、もう1両を手に入れることができました。

そして2008年、ミニカーブ対応ということでTOMIXがマイナーチェンジしたものを入手しました。
ボディは以前の国産と同じものですが、
カプラー周りが変わっているだけではなく、床下も細密化されていました。
また、屋根が灰色のバージョンは、TOMIXが国産化されて以降の単品では、初めてだと思います。

河合香港製は、TOMIX香港製と同じ金型を使っているので、ディテールは同じです。
しかし両車の色合いは全く異なり、河合の方が色褪せた感じで赤っぽく、艶消し度合いも高いです。

いずれにしても、とにかくポピュラーな貨車なので、決して多すぎるということはありません。
もっと増備したいと思っています。


左写真:KATO製(左)とTOMIX日本製(右)。二軸貨車でも、KATOは大きめに作っているようです。
右写真:KATO製鮮魚用のうち、80年代に入手した1両(右)は目一杯ウェザリングしています。


左写真:TOMIX香港製(左)と河合香港製(右)。同じ金型ですが、色合いが若干異なります。
右写真:TOMIX香港製(左)とTOMIX日本製(右)。金型も色も異なります。

ワム380000:ワム80000からの派生形式は特別企画セットと2両の旧ロット

左:特別企画品の8両、右:前回生産品の2両

実車はワム80000の軸受を改造し、高速仕様にしたもので、
鮮やかなブルーがいかにも近年の貨車らしくてステキです。
KATOが2005年の再生産で、8両まとめた特別企画品として発売したので、
前回品を持っていなかった私は、OKIに頼んで発売当日に手に入れてみました。
「特別企画」な点は、全車のナンバーが異なるくらいでしたけど。。。
ところがそれからしばらくした後、前回品の2両セットを中古美品で手に入れることができたのです。
これで、手持ちのワム380000は10両となりました。
しかも、全てが違うナンバーになっています。
もう少し長大な編成にするのが好みではありますが、
これ以上増備すると、いずれかの車両のナンバーがダブってしまうので、これでやめておきましょうかね。。。

ちなみにボディはワム80000と共通で、
もう40年近くも使っている型なのに、今でも通用する素晴らしいもの。
しかもワム380000ならでは、高速対応した軸受の表現をちゃんと作り分ける芸の細かさもさすがです。

ワム80000とワム380000の軸受の違い

ワム480000:ワム80000のチップ積み専用バージョン



KATOの近年の製品で、ちょっと前まで模型店の店頭で新品も見かけました。
しかし私は例によってすっかり品薄となった後、中古模型ショップで発見しての購入です。
今までの貨車にはない、紫というボディカラー、チップを積むために開けられた天井、
両側面で異なるディテール・・・など、なかなかユニークな貨車です。
数十両(?)の長大編成を仕立て、チップを満載し、DD51の重連にでも牽かせてみたいのですが、
ようやく中古ばかりを増備し、8両になったばかり。。。
再生産もされたことだし、今後も折を見て、増備することになりそうです。


左写真:両側面のリブは形状が異なります
右写真:ここが最大の見せ所・・・チップを満載したいものです

ワム80000の仲間たち

ワフ35000:
これもTOMIX香港製末期製品。テール点灯化改造しました

この香港製品もディテール、仕上がりの良さと価格の安さが魅力でした。
左は1両目。1980年代初めにに1両買い、すぐに両端をKATOのケーディーカプラー化しています。
2005年になって、テールランプが点灯しないのが淋しくなったので、
安く手に入れたKATO製ワフ29500の下回りを用いて、 テール点灯化改造 しています。
右の2両目は、おそらく同じ頃のロットを中古模型ショップで発見したもの。
これはオリジナルのままにしています。

左がオリジナル、右がKATOのワフ29500の下回りに交換したもの

ワフ29500:KATOのワフはテール点灯

雑多な緩急車の数々、中でも「ワフ」とか「トムフ」なんていう合造車が好きです。
KATOが作ってくれた合造車は、テールランプ点灯というスグレモノでした。
しかし新品は二軸車のくせに1500円近くもします。
そこで例によって中古模型ショップで見つけ、安く手に入れたのがこの2両です。
うち1両は、煙突(?)が紛失してしまっていますが・・・
KATOらしいカッチリ/スッキリした作りと、赤いテールが最高です。

西武ワフ102/104:西武のセメント列車についている西武のワフ
KATO製の104
マイクロエース製の102
西武の社章がステキです

KATOの西武E851セメント列車セット(特別企画品)に入っているのが、西武ワフ104です。
このセットでしか手に入らない希少品のため、
ネットオークションや中古ショップで探しても、なかなか手に入りませんでした。
結局セットごと手に入れてしまいました。。。もちろん格安のほぼ新品です(笑)
さすがはKATO、見事な仕上がりですが、どうやらワフ29500と共通設計の部分が多いようですね。

そしてワフ102は、マイクロエースの同じようなセットに入っているもの。
こちらは中古模型ショップのジャンク品として入手しました。
塗装、ライトなどに全く問題はなく・・・どこがジャンクなのかなと思っていたら、
ありゃ、ブレーキハンドルがないジャン。ま、いっか。

この両者、比べてみるとほぼ同じ表現をしていますが、
マイクロエースの方が1mm強だけ車体が長く、KATOの方が塗装に艶があり、
マイクロエースの方が白い塗りわけが細かい、KATOの方がレタリングの文字が小さい
・・・という差異がありました。
どちらの方が、実物により近いのでしょうかねぇ?

上がKATO製、下がマイクロエース製。


左写真:左がKATO製ワフ29500、右がTOMIX香港製ワフ35000
右写真:左がKATO製ワフ29500、右が同じくKATO製西武ワフ103

レ2900: 初期TOMIX香港製品は、事情により1両は動力化


TOMIX香港製貨車の、ごく初期・・・'70年代後半頃、ナインスケール時代のの製品です。
まだレタリング技術がその後の製品ほど実感的ではありません。
既に木造貨車など過去のモノだったため、発売当時は買いませんでしたが、
その後1両はネットオークションで手に入れることができました。
今見れば、なかなか味のある製品ですね。
その後、ポケットラインのチビ客車動力を入れて、 銚子デキ3の隠し動力化 しています。
もう1両は、中古模型ショップで当時のパッケージ入りで売られていたもの。
この黄色い箱が懐かしいです。

レ5000:ちょっと玩具っぽい感じもします

マイクロエースの二軸貨車セットは、なかなか好ましいディテールで好きなのですが、
これはちょっと玩具っぽい感じがするのは・・・ぽてっとした塗装のせいでしょうか。
木造冷蔵車の特徴は(写真では見えませんが)縦のスジ、このあたりは無難に表現しているのですが。
中古模型ショップで手に入れたとき、既にKATOカプラー化されていました。

レム5000:TOMIX香港製末期製品、同じ金型の河合ブランド、そしてTOMIX国産リニューアル品

左写真の1両目はTOMIX香港製、80年代初期の製品です。
この頃は香港製とは言え、ディテール表現もかなり好ましくなっています。
しかも400円という低価格でした。購入直後に当時KATOが販売していたケーディーカプラー化しています。
左写真の2両目は、全く同じ型を使った河合製品で、2004年に中古品を見つけたもの。
両車は20年以上の時間差があるにもかかわらず、色合いもレタリングも全く同じなのには驚きました。

そして右写真が、2007年暮に発売されたTOMIXの国産レム5000です。
香港製もかなりよくできていると思っていましたが、
国産では更に細かい部分が改良されていて・・・特に床下の作りこみは凄い!
ここまでやっても走行中はほとんど見えないのに・・・
「ミニカーブレール対応」ということで、KATOのロコのような構造アーノルトカプラーがついていますが、
私には不要なので、ちょっと改造した上で、KATOカプラー化しています。


左が国産、右が香港製。こうしてみると、両者の差は少なく見えます。

この香港製と国産の金型、ぱっと見は大差ないように思えるのですが・・・並べてみると愕然とします。
香港製の方が、国産よりも3mm以上長いのです。
おそらく国産の方が正確なスケールなのでしょうが、
車体長の短い車輌でここまで違うのは、何か意図があってやったとしか思えないですね。
他の車種と下回りを共通化するため、とかいう事情があったものと推定します。


どちらも上が国産、下が香港製。長さの差と床下表現の差に注意。

レ12000:KATOの70年代の初期バージョン、80年代のバージョン、最新ロットと・・・いろいろ

左写真:左は80年代に購入してウェザリングしたもの(当時のロットは屋根が白かった)、
 右は70年代に購入し、黒屋根を白く塗装したもの。
右写真:70年代のロットをネットオークションで手に入れたもの。車体番号の書体に注意。


左写真:最新ロット
右写真:1980年代のロット


もう1つ・・・屋根が白い1980年代のロット。

関水金属の時代から製造されている貨車のひとつで、
最近のロットも、昔と全く同じ金型で生産が続けられているようです。
そんな古い設計の貨車であるにもかかわらず、デザインのバランスはさすが。
今見ても、最近の製品に決してひけをとらないと思います。

まず、自分で屋根をエナメルカラーで白く塗ってしまったものは、
確か私が生まれて初めて買った貨車だったはず・・・
なにしろ塗ったのは小学生時代のことなので・・・ヒドイ出来で、もったいないことをしました。
続いて、屋根の白くなったロットを大学生時代に購入しましたが、
こちらは当時凝っていたウェザリングをしてしまいました。

それから20年が経過、2004年に初期ロットの美品をネットオークションで入手、
2006年に最新ロット美品を中古模型ショップで入手、
2006年暮れには、屋根が白かった1980年代のロットの格安美品を、中古模型ショップで発見しました。
屋根の白いロットは今となっては貴重なものだし、
最初に購入したものはウェザリングしてしまったので、これは嬉しかったです。
2007年12月には、中古模型ショップのジャンク箱から、
もう1両・・・箱ナシのわりにはきれいな状態で、屋根の白いレ12000を発掘できました。

ちなみに70年代のロットは、下のヨ6000と同じように、ナンバー表記の書体が実物と異なっています。
屋根が白くなったロットのあたりから、実感的な書体となったと記憶しています。
その後・・・再び屋根が黒くなって、現在に至ります。

雑多な編成の中のちょっとしたアクセントとして、欠かせない貨車です。
アクセントと言うには・・・ちょっとした勢力になってしまいましたけどね。

車番の字体に注目

レム1000:レムフ10000の冷蔵室とワム80000の下回りから生まれた、自由形国鉄貨車

ワサフ8000の製作 で余剰となった、レムフ10000旧製品の冷蔵室部分に、
かなり旧いロットのワム80000の下回りを組み合わせたサイボーグ貨車です( 製作記はこちら
もちろん、このような形式は実在しませんが、
実在したと言っても違和感のないものに仕上がった、と自負しています。
形式名も、印刷済みの車番を削って表現できた番号で、必然的に決まりました。

左写真:妻面のリブはStripStyreneで製作
右写真:番号は製品いんさつ済みのものを一部削りました

チビ貨車:
ポケットラインのジャンク品を発見

KATOが入門者や子供向けのポケットラインには、蒸機+客車、路面電車、
凸型電機+無蓋貨車のシリーズがありました。
蒸機+客車のセットと凸型電機は当時買いましたが、他は手に入れておらず、
特に貨車(無蓋車と無蓋緩急車)は、いつか手に入れたいと思っていました。
そしてこれは、いつもの中古模型ショップで発見したもの。緑色のバージョンです。
無蓋緩急車は残念ながらありませんでした。
スケールモデルと連結しても違和感ないので、KATOカプラー化してそのまま使用しています。

トラ55000:これもまた安価なTOMIX香港製


ワラ1やレム5000などと同時期の80年代の製品で、当時350円、なかなかよい出来でした。
1両目は発売当時にすぐ買い、非実感的だった石炭(?)を表現したパーツを取り外してあります。
ここには・・・気分によってマッチ棒で自作した材木の積荷を積載します。
次の1両は2004年に中古模型ショップで見つけた全く同時期のロットで、
とりあえず石炭はそのままにしてあります。
そして3両目も中古模型ショップで手に入れたもので・・・なんとTOMYナインスケール時代のものでした。
貴重なので、箱ごと掲載しておきます。

さらに手に入れた4両目は、なんと前オーナーの手により、煉瓦が積載されていました!
おかげで2軸貨車のわりにはかなりの重量級になっています(笑)
実際に煉瓦を積むときには、このようにバラで積むとは思えませんが、これはこれでいいのではないでしょうか。

トム50000:TOMIX香港製の初期製品

TOMIXが香港製貨車を出したときの、ごく最初の製品だったかと思います。
左は中古模型ショップでたくさんの車両の中に埋もれていたものを見つけました。
右も別の中古模型ショップでジャンクとして売られていたもので、
こちらは石炭のパーツが付いておらず・・・ちゃんと床板表現がされているのにちょっとびっくり。

この製品は実はトラに近い寸法だそうで・・・実物のトム50000はもっと短いんだそうです。
石炭の表現が玩具ちっくだったので当時は買わなかったのですが、
今となってはやはり、大量に買っておけばよかったと思う車両です。

トラ35000:河合製のなかなか凄い貨車セットとバラシ品

左はトラ35000のバージョン違いを5両セットにした河合製です。
もともとはTOMIXの香港ブランドを引き継いだ河合製も、オリジナルの優れた製品が増えましたね。
取り扱いに注意しないと折れてしまいそうな、細いディテールには要注意ですが。
特にチップ専用の網目は出色。チップを満載した列車を表現したいのですが、なにぶん高くて。。。
このセットも、中古模型ショップで新古品を定価の半額で買ったものです。
また、右は同じ車種のバラシ品で、大手模型店で売っていたものです。
この手の貨車は数両セット数千円だと買わないのに、1両数百円だと、ついつい買ってしまうものですよね。



トラ45000:KATO初の二軸無蓋車は、凝った構成

同社のワラ1と同時発売だったこのトラ45000は、同様に発売初日に手に入れました。
同じく軸受けが可動するサスペンション機構付であるばかりでなく、
側板の表裏に木目表現があったり、側板がかなり薄く作られていたりと、
このような簡単な貨車でも手を抜くところがないのは、さすがはKATOです。

トラ70000:TOMIX日本製の無蓋車

2004年になって、中古鉄道模型ショップでまとめて手に入れたものです。
TOMIXの日本製ですが・・・このような車種が製品化されているとは知りませんでした。
箱のない状態だったので、形式名も正確にはわかりませんでしたが、どうやらトラ70000らしいですね。
何よりも側板の薄さが実感的で、積荷ナシでも充分にサマになります。
手に入れたとき既にTNカプラー化されていたので、他のKATOカプラー車とは無理やり連結させています。


香港製トラ55000(左)と日本製トラ70000(右)では、側板の厚みがこんなに違います。

トムフ100:TOMIX香港製の無蓋緩急車

これもかなり初期の香港製だったと思います。
実物を見た記憶が無いということが、当時買わなかった理由ですが、
蒸機や旧型電機の牽く貨物列車には、かなりお似合いかもしれません。
というわけで、ネットオークションで手に入れました。
ところで実物は・・・トイレの個室程度(?)しかない狭い車掌室、さぞや居心地は悪かったでしょうね。

ツム1000: TOMIX香港製の中期製品・・・ナインスケール時代かな?

これはワラ1よりも少し前の製品だったように思います。
たぶんまだTOMIXではなく、トミーナインスケール時代ではないでしょうか。
ツム1000は側面ベンチレータの表現が気に入って買いましたが、
屋根上ベンチレータの高さがどう見てもオーバースケールなので、ヤスッて低くしています。
そして、同時期の他の貨車同様、かなりのウェザリングをしています。
最近のカワイブランドと違って、当時は300円という低価格が魅力でした。
綺麗な2両は、全く同時期のロットの美品を中古模型ショップとネットオークションで手に入れたもので、
こちらはKATOカプラー化した以外は何も手を加えていません。

カ3000:ツムと同時期の製品は、側板の表現が秀逸

この製品はツムと同時に発売されました。
発売された当時、なんと言っても「すのこ状」の側板の表現に驚きました。
それまでの香港製貨車は、「安いけれどそれなり」だったものが、一気に実感的になったのです。
ツムと同時に1両ずつ購入し、同じようにウェザリングを施しました。
綺麗な2両は、それぞれ偶然、ツムと同時に中古模型ショップとネットオークション入手できたもので、
KATOカプラーを装備した以外は手を加えていません。

ヨ6000: KATOの極く初期製品2両とその後のロット1両

このテールは前オーナーによる色差しのようです

KATOが関水金属時代から生産を続けている、長寿製品です。
ウェザリングの激しい1両は小学校時代に購入したもの、
それと同じ頃のロットながらキレイな1両は中古模型ショップで見つけたもの、
ナンバー表記の異なる、やや新しい1両はネットオークションで手に入れたものです。
中古模型ショップで手に入れた1両にはテールランプに上手な色差しがありました。
前オーナーが入れたのでしょうか?
今となってはテールランプが点灯しないのは惜しいところですが、
30年もの間、全く金型を変えなくとも、今も通用するディテールを維持している点は評価できますね。
車番の字体に注目

ヨ5000:KATO久しぶりの車掌車は、素晴らしい出来。マイクロ製も甲乙つけがたし!

      KATO製                             マイクロエース製

ヨ6000からすると35年くらい、ヨ8000からも25年くらいが経ち、
KATOの純車掌車としては、久しぶりの製品です。
さすがにその間の技術の進歩は素晴らしく、
やや大ぶりだったヨ6000に比較してスケールどおりの寸法となり、
細かいリベットやリブなどが美しく表現されているし、
機能的にはKATO初の両側テールライト点灯貨車となりました。
発売初日に購入しましたが、凄い勢いで売れていました。
できればあと2,3両は持ちたい製品です。

しかしその半年後に手に入れたもう1両のヨ5000は、なんとマイクロエース製でした。
通常はセットでしか手に入らないものを、某大手模型店でバラ売りしていたのです。
新品なので安くはありませんが、こういった珍しいものに目のない私、買わざるを得ませんでした。
極めて緻密なKATO製と比較し、モールド精度で見劣りする部分があるものの、
しかしなかなかどうして、素晴らしい出来でした。
並べても・・・黒いボディのため、よく見ないとどっちだかわかりません。
KATOが製品化する前に単品売りしていれば、結構売れたのではないでしょうか?


左写真:KATO製品は屋根上のリブが細くて美しい。。。
右写真:左がKATO、右がマイクロエース。どちらも素晴らしい。
 でもなんでマイクロ製にはハンドブレーキがないの?


奥がKATO製、手前がマイクロエース製。車体表記やリベット表現の違いがあります。

ヨ3500:マイクロのセットに含まれる品。ヨ5000と見た目は同じ。

ED16青梅線セットから


9600キマロキセットから

1両目は、マイクロエースのED16青梅線セットに入っている、ヨ3500です。
中古模型ショップでバラし品を安く入手できました。
ヨ3500は他には製品化されていないので、貴重でした。
実物は「たから号」用としてヨ5000に改造されたので、ヨ5000と形態は同じなんですけどね。
もちろん模型の場合も全く同じで・・・番号が違うだけでした。

2両目は、9600キマロキセットに入っているもの。
車番と、白線の塗装、表記が異なります。

こうしていろんな車掌車を集めるのは楽しいので大好きです。

ヨ8000:KATOとTOMIXの競作は・・・KATOの勝利!?でもTOMIXもリニューアルで巻き返し!

     KATO製                            TOMIX製旧製品

   TOMIX製旧製品もう1両                     TOMIX製リニューアル品

     TOMIXリニューアル品もう1両

従来からの貨車シリーズを踏襲し、安価に作ったKATOに対して、
LEDを装備してテールを点灯式とした、意欲的だけど高価なTOMIX・・・・対照的な競作でした。
TOMIX製1両でKATO製4両が買えるほど価格差があったのですから。。。
(KATO製品は今でも売られていますが、TOMIX製はどうなったのでしょうか?)
私は当時、KATO製の1両だけ買い、買ってすぐに下回りをウェザリングしています。
それから20年、ネットオークションで、色差しのされたKATO製半ジャンク品を1両、
かなり綺麗なTOMIX製4両を手に入れることになりました。
特にTOMIXの3両は、どれも定価の1/4〜1/2という安価だったので、とても満足しています。

しかし2006年、そんなTOMIX製品がリニューアルされました!
そこで早速1両を手に入れてみると、テールライトの造型が実感的になり、
Hゴムに色が入り、片エンドに白線が入るなどの、かなりの進歩がありました。
そのぶん値段もさらに高くなってしまい・・・なかなかおいそれとは増備はできませんが。
ってなわけで、リニューアル品を増備したのは2008年、しかも中古でした。

国鉄末期の貨物列車を再現するには、もってこいの緩急車ですよね。
なのでついつい手に入れたくなる貨車です。


左よりKATO製1stロット、TOMIX製旧製品前期、TOMIX製旧製品後期、TOMIXリニューアル品。
TOMIXの前後期は、LEDがむき出しになっているか、実感的なレンズが付いているかで見分けます。
TOMIXリニューアル品はモールドが新しくなり、外見が実感的になりました。
写真ではわかりませんが、裏側の配線も製品が新しくなるにつれて、しっかりしています。


左写真:微妙なディテール差(左KATO、右TOMIX旧製品)
右写真:実感的になったTOMIXリニューアル品


タム6000 :TOMYナインスケール時代、香港製貨車の1つとして発売されたもの

この車両は1980年ごろ、一度買おうとしたんですが・・・
どの個体を見てもタンクを留めるバンド(金属製)に色剥げがあって、嫌になってやめた記憶があります。
今ではリニューアルされて質の良い日本製となっていますが、
中古模型ショップで、箱ナシジャンク品の香港製を救い出したものです。
やっぱりバンドに色剥げがありますが(笑)、それ以外は比較的きれいでした。
この製品はディテールの出来云々を語るようなものではないし、
色剥げもまたこの製品の個性なんだと思えるようになった私は、歳をとったんでしょうかねぇ。。。
やっぱりあった色剥げ(笑)


コム1:香港製冷蔵コンテナ2両、国産普通コンテナ1両、そして香港製普通コンテナつき


この車両も香港製のトミーナインスケール時代から続く、息の長い製品です。
左の写真の3両は、中古模型ショップで、一気に手に入れました。
なにぶん定価が安いものですから、3両でも1000円しませんでした(笑)
冷蔵コンテナ付きはどちらも香港製で、コンテナが2つ繋がった初期のものと、
コンテナが独立した、後期の2種です。
香港製は、車体(?)が茶色で、国産に比べてやや小ぶりなのと、
コンテナがスケールよりも小さいのが特徴です。

もう1両、緑の普通コンテナが付いていたものは、国産です。
国産は車体が黒く、コンテナもスケールどおりの大きさになっています。
こちらは・・・ 車止めセクション に置くコンテナが欲しくて買ったものです。
他に「戸口から戸口へ」と書かれたコンテナを安く手に入れる方法がなかったもので。。。
というわけで、コンテナは1個積載になっています。

続いて、右写真はその後ジャンク品として売られていたものを発掘した、初期香港製の普通コンテナ付き。
コンテナの色が違うだけで、冷蔵コンテナ付きと全く同じ造形をしています。
ただ、今こうしてみると、コンテナが随分と渋い色調なんですね。
まるで、使い古され、かなりくたびれた状態を再現しているかのようです(笑)
経年変化でここまで色が変わったとは思えないので、元からこういう色の製品なのでしょう。


左写真:国産のコンテナ(手前)がスケールどおり。香港製は小さくなっています。
右写真:香港製のロット違い。2個一体成型の方が旧いロットです。


セム8000:これも旧いトミーナインスケール時代のロットを見つけました


トミーナインスケール時代の香港製貨車は多数ありますが、
そのほとんどは現在、河合ブランドで入手することが可能です。
しかし・・・そこを敢えてトミー製品で買うというのが、絶版品大好きな私です。
このセム6000も、台枠が反っているとか、石炭表現が稚拙だとかいう理由で、
当時は買わなかったものですが、今ではその当時の製品を探しています。
黄箱の方は2008年、青箱の方は2009年、
それぞれ中古模型ショップに当時のパッケージ入りで置いてあったもの。
黄色い方はまだTOMYナインスケールブランドでした。
もちろん、出来云々は関係ありません。速攻で買いました。
でも1両ではサマにならないので、河合製でもGMブランドでもいいから、
何両か揃えて編成化し、D51にでも牽かせてみたいものです。






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