夜行列車写真　　1986年12月〜1989年頃

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　1986年年末、小学4年生のとき初めて始発で東京駅に寝台列車を撮影するために向かった。まだ暗い時間に「出雲2号」が到着し「銀河」「瀬戸」「出雲4号」「あさかぜ2号」が立て続けにやってきたのを夢中で撮影したものであった。

東京駅は9,10番線にいれば次々に列車が撮影できたが、番線の多い上野駅は沢山の夜行列車の到着が6時台に集中していて、とても追いつけなかった。

朝一番に到着する「妙高」は5時前で、始発に乗ってもとても間に合う時間ではなく、家から始発の東急線に乗って渋谷へ、渋谷から上野は山手線では正反対に位置し、30分近くもかかってしまい6時前に着くのが最速であった。その時間だと「ゆうづる2号」と「津軽」の到着には間に合わない。急いで山手線から駆けつけると客車の最後尾は回送用に開かれていてがっかりしたものであった。

　この頃は夜行列車は関西方面で「明星」が廃止になった頃で、見ることのできなくなった明星号に憧れを抱いていた。寝台列車の廃止はあったが、「あさかぜ」がグレードアップされて金帯として運行され、青函トンネル開通に向けて東北方面のブルトレも順次金帯化された。一方20系も定期運用からは外れていたが、まだかなり見ることができてこの時代は客車も変化に富んでいて撮影を楽しむことができた。

撮影地　上野駅　　　撮影年月日　1987年（昭和62年）5月

上野駅の夜　21時から23時台は寝台列車が立て続けに発車する。