このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句


何の木の花とはしらず匂哉

出典は 『笈の小文』

伊勢山田」と前書きがある。

 貞亨5年(1688年)2月4日、 伊勢神宮外宮 参拝の折、伊勢山田の益光亭八吟歌仙の発句。

貞亨五年

何の木の花とハしらす匂ひかな
   芭蕉

こゑに朝日をふくむ鶯
   益光

春ふかき柴の橋守雪はきて
    又玄

二葉のすみれ御幸待けり
   雪庵


伊勢神宮外宮


『蕉翁句集』 (土芳編)は「元禄三午とし」とする。

西行 の歌をふまえたもの。

   何の木の花とはしらず匂ひかな

 此句は本哥也。西行「何事のおはしますとはしらねどもかたじけなさの涙こぼるゝ」とあるを俤にして云出せる句なるべし。

『三冊子』 (土芳著)

『山家集』には、ない。

   太神宮御祭日よめるとあり

何事のおはしますをば知らねどもかたじけなさの(に)なみだこぼるゝ

『異本山家集』

埼玉県熊谷市の 民家

神奈川県伊勢原市の 富岡八幡神社

長野県千曲市の 伊勢社上田大神宮 、松本市の 四柱神社

三重県伊勢市の 「祖霊社」

山口県山口市の 長沢池 に句碑がある。

熊谷市の句碑
   
富岡八幡神社の句碑

   


伊勢社の句碑
   
上田大神宮の句碑
   
四柱神社の句碑

   

   


「祖霊社」の句碑



『笈日記』 (支考編)、 『泊船集』 (風国編)には「花ともし知らず」とある。

秋田県大館市の 扇田神明社

福島県三春町の 三春大神宮

山口県防府市の 玉祖神社 に句碑がある。

三春大神宮の句碑



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