このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
俳 人
桜井蕉雨
蕉雨 | 江戸大門通田所町 八巣蕉雨 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
文政己丑五月七日逝去 |
寄添て又火を焚やころもがへ | 巣兆 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
樹を伐て夜に入宿や更衣 | 蕉雨
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古わらぢ蛍とならば角田川 | 一茶 | ||||||||||||||||||||||||||||||
嚔(くさめ)一つに夏の明けり | 焦雨 | ||||||||||||||||||||||||||||||
萩芒桔梗刈かや壁ぬりて | 雨 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ころりからりと鳩吹が行 | 茶 | ||||||||||||||||||||||||||||||
瓢たんで鱠(なます)押へるさたもなし | 雨 | ||||||||||||||||||||||||||||||
終の栖は出羽の象潟 | 茶 |
観音の晨鐘手に取ばかりに聞 | |||||||||||||||||||||||
涼しさに忝(かたじけな)さの夜露哉 | |||||||||||||||||||||||
只たのめ山時鳥初松魚(がつを) | 一茶 |
古舟もそよそよ合歓のもやう哉 | |||||||||||||||||
遠くからくゝり支度や竹の露 | |||||||||||||||||
向の木合歓の仲間の花らしや [蕉]雨 |
蚊の声や将門どのゝ隠シ水 | 蕉雨 | ||||||||||||
朝涼や瘧(おこり)のおつる山の松 | 一茶 |
[十]八 晴 八巣ニ入 | |||||||||
[廿]七 晴 上尾 油や多左ヱ門 |
文政二卯十月 | 於
八巣
亭興行 | |
おとろへや時雨る夜々に似る心 | 蕉雨 | |
今年は声のおそき木兎 | 里丸 |
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