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愛知・岐阜 県道16号線 愛知県犬山市~岐阜県多治見市 平成23年9月19日 来訪 |
突入。
味噌カツよりも、きしめんよりも、あんかけパスタよりイカレタ県道を喰らいたいが為に、夜な夜な東名突っ走ってきたのだ。
さあ、r16よ!また一つ、『二度といきたくねぇ!!』と叫ばしてくる悪夢を僕に叩き込ましてくれ!!
侵入序盤は比較的クレパスがマシな感じにも感じる。
しかし、路面は完全にすり鉢状になっていて、クレパス脇も結構な傾斜になっている。
自然、クレパスの中に入ったほうが比較的走り易くなるのだが、進めば進む程だんだんクレパスは深くなり・・・
ご覧の有様でござる。
ずっぽし埋まってまんがな。
因みにこの区間を走る上でモノ凄く心配していた事が「もし対向車が来ちまったらどうしよう。」
転回は100%不可能。
どちらかが『モノレール区間』出口まで延々バックしなければならないのである。
こんな所でも轍がある以上、『絶対に無い』とは言えないのだ。
後ろから。
ご覧の通りステップに足を置く場所スペース等ありません。
では、どうやって移動しているのかと言いますと
こんな感じです。
てか、これでもよくわからんな。
移動に合わせて両脇斜面をトコトコ歩くように進んでいるのだ。
更に深い窪地のところはガニ股状態。
手が、足が吊りそう・・・。
『モノレール』区間最大の難所。
これは愛知側から来た時に撮った画像だが落差70~80cmの段差ができている。
しかもクレパスが微妙に歪んでいて、登りの場合はここで跳ね返される可能性が高い。
それゆえ、愛知側からの攻略を断念させた要因の一つの箇所であるが、下りでもまた難所になる事は間違いない所であった。
で、実際にココのポイントは大いに苦しいんだ。
なんかフロントタイヤ浮いてるし。
大雨の時には間違いなくこの段差は小さな滝となっている訳で、今セローさんのタイヤはその滝壺にハマっている訳だ。
滝壺はいい感じにタイヤのサイズぴったりで、更に落ち葉が溜まったりしてアクセル回しても空回り。
てか、むしろ穴深くしてる感じ。
とにかく、後ろから文字通り力技で窪地から押し出そうと試みる。
支えなくてもバイク自体が『枠』にハマってるから倒れる心配無いのだけが好条件。
ふといつぞやドロヌタ区間にハマった時にリアタイヤ下に小岩を置いて脱出した事を思い出す。
同じように滝壺底に石を詰めたらようやくタイヤが噛んでくれて抜け出すことが出来た。
しかしまあ、ココまでスッポリオフ車が嵌ってしまうのはやはり、『オフ車によってできたクレパス』だから何だろうなァ。
バイク通る→轍できる→雨が降って轍に水が流れる→少し削れる→そこにまたバイク通る→更に削れる→また雨が降っt(ry
以上の繰り返しと愛知県のたゆまぬ放置プレイのおかげでこんな立派なクレパスが完成です。
500mぐらいこんな状態が続いて、そろそろガニ股状態がしんどくなってきますた。
うおーーーーーーーーーーーーーーーーーー、出口見えてきたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
でもスピード上げると足がクレパスに埋まった石に当たったり引っ掛たりしてめっちゃいてぇ。
何事もラスト直前が一番辛い。
あの身動き取れない状況からすると、コレが『きちんと通れる道』と認識してしまうのが恐ろしい。
『沢区間』でさえ木々が迎えるウィニングロードにすら見える
大小の転がる石にタイヤを取られながらも一気に駆け抜ける。
そして・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
完
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