このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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気が付けば、もう6月も半分を折り返してしまった・・・。
今年はなにやら忙しくて、時間の経過など意識する事が無く突っ走ってきた私なのですが、先日、そのような季節感台無しな三十路男に初夏の訪れを告げてくれたイベントがあった。
そう!西都城駅前にある“頼れるお酒屋さん”
さいしょ酒店さん
の本格焼酎・泡盛イベント『故郷の味「本格焼酎」蔵元さんと飲んみろ会』なのでございます。
本年の開催は6月17日というわけでして、オンオフ関係なく、当日をまだかまだか・・・と正座して待ちました。
宮崎県を含む九州南部地方は5月28日に梅雨入りし、当日の天候が気になっていたのですが、曇ってはいたものの降雨は無し。安心いたしましたよ。
というわけでして、受付開始の18時に間に合うように私は職場を後にしたのですね。 会費は毎年据置の4000円。国民生活を苦しめる国際的な原油価格や穀物価格の高騰など何のそのの良心価格でございます。
受付で会費を納めまして、会場へにダイブ!!
会場の雰囲気がいつもと違うのは照明のせいですかね。あとで撮影した画像を確認したら、全体的にマゼンダが強いですね。
程なくして会は開会。
昨年
は話題な
みやざき地頭鶏
についてのレクチャーが
宮崎県畜産試験場川南支場
に所属する技術員さんよりあったわけですが、本年は諸事情により講演はございませんでした。
ということは例年よりも飲む時間が長いわけでして・・・。
しょちくれにはとてつもなくうれしい事象なのですが、これが後でどうしようもない事件に発展するなどあの時の僕には想像出来なかったんだ。姉さん(爆)。 参加蔵元の自己紹介。
参加される蔵元は例年通り。以下、紹介させて頂きますと、
・沖縄県:宮里酒造所
・鹿児島県:
大海酒造
、
西酒造
・宮崎県:
柳田酒造
、藤本本店、
黒木本店
、川越酒造場、渡邊酒造場、
古澤醸造
、小玉醸造、松露酒造、岩倉酒造場
う〜む。豪華な顔ぶれですね。
毎年参加される蔵元が固定化されるとはいっても、各蔵の焼酎のラインナップは消費者や酒販店さんのニーズを繁栄してどんどん変化をしているわけで、安心してお気に入りの定番商品を飲む事ができるだけでなく、中には発売直後やこれから商品化を模索するような未知の焼酎もあったりと毎年飽きる事がないのです。 その新しい銘柄の一つがこの常圧麦焼酎の“
青鹿毛
”でした。
全国ではすでに発売となったようですが、宮崎ではこの会でのお披露目の後の販売開始となるようです。
過去、和水と濾過の具合を確かめるために試験販売されたことがございました(上記、リンク先はその試験販売品)が、待ちに待った定番化です。 とういわけで、2銘柄を持って頂いてファインダーに収まって頂きましたのは
柳田酒造
の柳田正さん。
冒頭、挨拶の中で「常圧蒸留の“青鹿毛”の発売を持って、“
駒
”、“
赤鹿毛
”と合わせて自分の理想とする麦焼酎のラインナップが完成しました。」と仰られてました。
定番バージョンの“青鹿毛”は私も未飲でしたので早速いただきましたが、甘みと香ばしさを同時に感じる薫りが特徴的です。
後先考えず生を飲んじゃいましたが、常圧蒸留の麦焼酎ならではの甘ほろ苦さを堪能出来る味わいでした。
さて、“青鹿毛”買いに行くど〜! 私が座った席のお隣には国富は川越酒造の川越雅博さんが!
乾杯の際、“
金の露
”のお湯割りを作って頂きました。
おろ?手にお持ちの“金の露”は何処か違う気がいたしますが・・・。あ、瓶の色が緑色ですね。ここのところ、茶瓶の焼酎に見慣れておったので新鮮でした。
うぅむ、久々に“金の露”を飲みましたが、やっぱり美味いですね!ほくほくとした甘みが染み渡って行きます。
・・・あ、“
川越
”飲み忘れた(爆)。
変わってご登場頂きましたのは同蔵の従業員の濱阪さんでございます。
脱サラで蔵に入って1年ちょっとということですが、「蔵に良くしてもらって、(この会の様な)華やかな場に出させてもらい、いろいろな声が聴けて勉強になります。」と仰られていました。
この画像を撮影した頃には結構、酔いが回ってきておりまして、あまりいろいろとお話出来なかったのが申し訳ないですが、焼酎造りは心身ともに負担のかかる仕事でしょう。大変とは思いますが、頑張ってください。
あ、またも“川越”・・・。飲み忘れた(爆)。
ちょいと一段落をして会場を見回してみましたが、皆様、どんどんテンション上がっていまつね。
飲みたい銘柄の瓶を持って会場を徘徊・・・というのはお馴染みの風景です。
さて、会場後方でちょっとした行列が出来ておったので、興味津々で近づいていった所、このお方がいらっしゃいました。
宮崎市田野町にある渡邊酒造場の渡邊幸一郎専務っす!
お手にお持ちなのはなんとマンネンボシという裸麦の品種を用いた麦焼酎“
旭 万年星
”の原酒。冒頭の蔵元挨拶の中でも仰られていましたが、発売を来月に控えているとの事で、今回は銘柄のリサーチを目的に持ってこられたとの事。
「こんなの飲んで大丈夫?」と心配されながらコップに注いで頂きましたが、香ばしさが凝縮された感じでズシンと来ました。試しに氷を入れてみたところ、じわりじわりと甘みが増して良い感じです。
ところで、先日の大阪であった焼酎の会にて通常の3倍のスピードで移動されていた・・・ってな噂を聞きましたが本当でしょうか?
泡盛“春雨”で知られる宮里酒造所の宮里徹さん。
今年3月に幕張メッセで開催された
FOODEX JAPAN 2008
にて
日本酒造組合中央会
のブースでお会いして以来です。
この会においては唯一の沖縄からの参加。いわばアウェーな感じでございましたが、たくさんの方が宮里さんを取り囲んでいらっしゃったので、その人気の高さがうかがい知れます。
生でチビチビ飲みつつ、適度な余韻で広がっていく“春雨”の風味をお話を聞きながら心地よく感じていたのでした。
(08.06.23)
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