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オランダの「結婚」 この原稿は実は都合により雑誌には掲載されなかったんですが、 | |
実を言うと、私がオランダに来て一番大きなカルチャーショックを受けたのが、日本とオランダにおける「結婚」というものの差である。 例えば結婚式。何とオランダでは市役所で、市の職員立ち会いのもとで式を挙げるのだ(ちなみに有料である)。ここで日本の婚姻届にあたる書類に新郎新婦、証人、それから市の職員が署名をして晴れて結婚
ところで、この皇太子のお相手であるが、何と外国人(アルゼンチン人)である。いやいやそれだけで驚いてはいけない。皇太子の父、つまりベアトリクス女王のご主人も外国人(ドイツ人)である。そして、2人とも恋愛結婚である。確かにオランダでは国際結婚は珍しくも何ともないし、ヨーロッパの王室では昔から政略結婚とい 日本では(まだ?)ありえないこと、といえば、オランダでは2001年4月から世界に先駆け同性同士の結婚も法的に認められるようになった。熱心なクリスチャンの人や、オランダの人口の約10%を占めるイスラム教の人達からはやはり反対意見が強いが、ほとんどの人たちが特に抵抗もなく受け入れているようである。
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