このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
学生やリタイヤ後の旅行ならば、たっぷりと時間があり、余裕のある旅程が組めるでしょうが、バカンスの無い日本のサラリーマンでは、がんばってせいぜい1〜2週間といったところでしょうか。この限られた時間の中で、いかに充実した時間を過ごすことができるか。旅程を組む上で悩みながらも、楽しんでいるところでもあります。
さて、前回旅行記を書いたのは1996年の旅行でした。月日は流れて9年が経ってしまいました。思えば96年の旅行は始めての個人旅行ということで、いろいろな発見に感動したり、戸惑ったりの連続でした。あの頃は情報源も限られ、旅慣れぬ私にとってはガイドブックだけが頼りだったのですが、現在では、インターネットで情報を得られるようになったことで、どんなローカル線の時刻も検索できたり、日本ではまず紹介されることの無いようなイベントの情報も得ることができるようになりました。ここ最近は旅行業者の代理店に直接出向くこともなく、手配までネットで完結させてしまっています。
96年以来、一時渡欧を中断していましたが、2002年にドイツを旅行し、再びヨーロッパの虜になってしまいました。もちろん専門分野である鉄道の旅に限らず、建物や文化、習慣までもが、その興味の対象となっていきました。日常空間から離れたところでリフレッシュできることを転地効果というらしいのですが、私にとってこの効果を堪能できる空間が、この地のいたる所にあります。それだけを求めるのであれば、国内でも、近隣のアジア各国など、もっと近場でお金を掛けずにでもできるのでしょうが、ヨーロッパに惹き焦がれるものは尽きず、なかなか他の地へ浮気することができません。
計8回目となる今回の渡欧は、久しぶりのヨーロッパ周遊となりました。最近は1ヶ国をじっくり回るスタイルの旅行が多かったのですが、以前のような欲張りプランとなりました。9年が経って、初めての旅行と比べてどんな違いや発展があったのか。そんな発見をしたくて久しぶりに旅行記を書いてみることにしました。冒頭にもあるように、1〜2週間の旅行をする上での参考例として捉えていただければ幸いです。 |
■ 2005年ヨーロッパ旅行行程 ■
1日目 | 5/20(金) | 【午前】中部国際空港⇒フランクフルト 【午後】フランクフルト⇒ハンブルク
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ハンブルク 泊 |
2日目 | 5/21(土) | 【午前】ハンブルク市内観光 【午後】ハンブルク⇒ベルリン
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ベルリン 泊 |
3日目 | 5/22(日) | 【午前・午後】ベルリン蒸気機関車祭り見学 【夕刻】ベルリン⇒シュトラールズンド
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シュトラールズンド泊 |
4日目 | 5/23(月) | 【午前・午後】リューゲン軽便鉄道乗車 【夕刻】シュトラールズンド⇒ケルン
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車中 泊 |
5日目 | 5/24(火) | 【午前】ケルン⇒アムステルダム 【午後】アムステルダム市内観光 【夕刻】アムステルダム⇒バーセル |
車中 泊 |
6日目 | 5/25(水) | 【午前】バーセル市内観光 【午後】バーセル⇒ローザンヌ 〜 シヨン城付近写真撮影 〜 |
ローザンヌ 泊 |
7日目 | 5/26(木) | 【午前】ローザンヌ市内観光⇒リヨン 【午後】リヨン市内観光
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リヨン 泊 |
8日目 | 5/27(金) | 【午前】リヨン⇒パリ 【午後】パリ市内観光
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パリ 泊 |
9日目 | 5/28(土) | 【午前】パリ市内観光 【午後】パリ⇒フランクフルト空港 【夕刻】フランクフルト空港⇒成田 |
機内 泊 |
(10日目) | 5/29(日) |
【午後】成田⇒中部国際空港
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