このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

ヨーロッパ鉄道博物館巡り

【ドイツ】 DBミュージアム ニュルンベルク

“DB MUSEUM NÜRNBERG”

 

●アクセス
 ニュルンベルク中央駅(Nürnberg Hbf)から徒歩約3分
●URL
  http://www.dbmuseum.de/
 ※営業日、営業時間、入場料などはこちらでお調べください
●見学所要時間(あくまで「いのさん的」に…)
 2〜3時間は欲しい!! お土産選びに更に1時間!!

 DBミュージアムは、ニュルンベルク中央駅から線路沿いに歩いてすぐ。以前はニュルンベルク交通博物館と呼ばれていましたが、新生DBとなってからリニューアルしました。

 

 館内は1階に鉄道の展示物が集中します。フリーゲンダーハンブルガーや流線型の05型蒸気機関車、ナチの鍵十字をつけたE19などが処狭しと並べられています。ドイツ最初の機関車アドラー号は、館内中央に鎮座していました。また世界最初の電車は2階にあります。実物だけではなく、大型模型や、信号設備の展示など触って学べる(遊べる?)ものたくさん。もちろんお約束の鉄道模型パノラマもあります。一通り館内を回ると、展示車輌が以外に少ないと思うかもしれません。実は、車輌は別館にも展示されています。博物館入口の左手の道を50メートル程進むと、道路を線路が横断している箇所があります。(もちろんこれは車輌搬入用の線路!)その線路の左側が別館の入口になっています。

 

 別館は屋内展示と屋外展示に分かれていて、屋内にはTEEのエンブレムを誇らしげに輝かせたガスタービン車「VT11」や蒸気機関車が、屋外にはナローの蒸気機関車などが展示してあります。展示場の奥には、昔使われていた信号扱所があり、中にはたくさんの転徹てこがならんでいます。信号扱所だけあってここからはニュルンベルク中央駅を発着する列車が一望できます。

 

 本館の入口を入って左手がミュージアムショップになっていて、DBグッズをはじめ、鉄道模型や本、私が訪ねた時には古い制服やサボなどの鉄道用品まで売っていました。ドイツの鉄道グッズなら何でもありそうな充実ぶりです。このDBミュージアムは、郵便博物館も一緒になっているので、お土産に郵便車の鉄道模型はいかがでしょうか?各種ゲージが揃っています。


 さあ、これでお腹いっぱい。あとはニュルンベルクの街に点在する鉄道模型店でお目当ての車輌を探しにいきましょう!

 

※オススメ情報

 ニュルンベルク中央駅は最近改装されて、ショッピング街ができました。この一角に鉄道専門の本屋もありますので要チェックです!(鉄道の本は街中の本屋より、駅の本屋や売店の方が充実してます。)大きな駅ですので、もちろんコインロッカーもあります。

 

※追加

 2004年5月に訪問したところ、改装工事中でした。見学はできましたが、本館の車両の配置を変えている最中で、05型蒸気機関車や、E19などがいませんでした。館内は年代別に展示物を区切るなど、見やすくしているようです。別館の方は変更ありませんでした。一度行ったことのある方も、この機会に是非再訪されてはいかがでしょうか。

 

1996年・2002年・2004年訪問

↓ クリックすると拡大画像が見られます ↓

num6.JPG (27098 バイト) 05型蒸気機関車とナチス専用電気機関車

(本館1階)

num2.JPG (29319 バイト) ドイツ鉄道最初の機関車、「アドラー号」

(本館1階)

num1.JPG (23997 バイト) TEEにも使われた、ガスタービン車「VT11」

(別館屋内)

num4.JPG (29755 バイト) 45型蒸気機関車の動輪

(別館屋内)

num5.JPG (25861 バイト) 38型蒸気機関車

(別館屋内)

num3.JPG (21447 バイト) 99型蒸気機関車(ナローゲージ)

(別館屋外)

 

ヨーロッパの鉄道博物館

●  ヨーク国立鉄道博物館 【イギリス】
●  ロンドン交通局博物館 【イギリス】
●  ミュールーズ国立鉄道博物館 【フランス】
●  DBミュージアム ニュルンベルク 【ドイツ】
●  ドイツ蒸気機関車博物館 【ドイツ】
●  ドイツ博物館 【ドイツ】
●  スイス(ルツェルン)交通博物館 【スイス】
●  ウィーン産業技術博物館 【オーストリア】
●  オーストリア鉄道博物館ストラスホフ  【オーストリア】

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