このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
ヨーロッパ鉄道博物館巡り |
【ドイツ】 ドイツ蒸気機関車博物館 “Deutsche Dampflokomotiv-Museum (DDM)” |
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ニュルンベルクのようにDB直営ではありませんが、ドイツで本線用大型蒸気機関車を観たいならココ!! ホームページを見てみるとたくさんの形式が保存されていることが分かります。ただし、毎日火の入った蒸気機関車が見られるわけではないのでご注意。私が訪問した日も、残念ながら運転はありませんでした。また、機関車の中には他の施設に貸し出されていることもあります。
ノイエンマルクト・ヴィルスベルグ駅(←読み方に自身ありませんが…)は、バイロイト方面への接続駅なのですが、閑散としていて静かでした。構内は、ニュルンベルクのようには大きくはありませんが、たくさんの線路が引かれ、中規模な駅です。その片隅に、錆びた蒸気機関車が放置されていて、そのありえなさにしばし呆然としてしまいました。駅舎と反対側に見える扇形庫が博物館です。駅舎にコインロッカーは見当たらず、仕方なく大きな荷物を背負って、公道の跨線橋を渡り博物館に向かいました。ホームから博物館は見えますが、正面玄関までは徒歩7〜8分は掛かります。
玄関ホールを入ると、順路はすぐに扇形庫に入ります。ドイツを代表する蒸気機関車01型は奥に2両が保存。52型や44型の貨物機や、ナローの99型まで、日本の梅小路蒸気機関車館に負けず劣らずの内容です。そしてこの博物館数ある機関車の中でも一番のスターは、流線型の高速機「10-001」でしょう。この博物館は、旧ノイエンマルクト機関区の設備を使用しているのですが、どちらかというと小規模な機関区で、扇形庫は普通より小さいので、狭く暗いのが残念。機関車の撮影は、三脚と広角レンズが必需品となります。機関車を形式写真で収めるのはあきらめたほうがよさそうです。(撮影は特に制限されませんでした。)撮影には不向きですが、憧れの機関車を間近すぎるほど間近で見ることができるので、来る甲斐はあるでしょう。また、ターンテーブルは、支点が中心に無く、扇形庫の外側にずれている珍しい造りになっていて、扇子が開くように動作します。
展示棟には鉄道模型のレイアウトが設置してありますが、ここのレイアウトは必見!! シーナリーが大変すばらしく、車両を紹介するだけの線路を敷き詰めたものではないので、リアルです。鉄道模型のレイアウトを制作する方は、シーナリーのよい見本となると思います。運転時間はホームページに掲載されています。
※オススメ情報 駅にコインロッカーはありませんが、ミュージアムショップを兼ねた受付で、ロッカーの鍵を借りることができます(保証金2ユーロ)。お土産のオススメはステッカーの各種。ボンデスバーン時代の「DB」ロゴステッカーなんてのはいかがでしょうか? 2002年訪問 |
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流線型の高速機“10-001” | |
貨車に載せられたナローの99型。マイヤー式。 | |
ワグナーデフの“01-111” | |
こちらはビッテデフの“01-1061” | |
ゼロイチを見上げる。 | |
形式写真は難しくても、 こんな写真はいかが? | |
小型、中型機は所狭しと並ぶ。 | |
野外に展示されている80型。 鉄道模型の入門セットで超有名!? | |
駅の片隅に放置されていた機関車。 50型だろうか? |
◆ヨーロッパの鉄道博物館◆ |
● ヨーク国立鉄道博物館 【イギリス】 |
● ロンドン交通局博物館 【イギリス】 |
● ミュールーズ国立鉄道博物館 【フランス】 |
● DBミュージアム ニュルンベルク 【ドイツ】 |
● ドイツ蒸気機関車博物館 【ドイツ】 |
● ドイツ博物館 【ドイツ】 |
● スイス(ルツェルン)交通博物館 【スイス】 |
● ウィーン産業技術博物館 【オーストリア】 |
● オーストリア鉄道博物館ストラスホフ 【オーストリア】 |
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