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(8)九州踏破の旅・写真館

 JR線全線踏破もいよいよ残りわずかになった1998年の夏、JR九州を全線完全踏破するべく九州の旅に出ました。ターゲットは後藤寺線肥薩線の吉松〜隼人間三角線指宿枕崎線日南線宮崎空港線そして久大本線でした。JR西日本の博多南線も踏破。きっぷは甲府発着の周遊きっぷ(ゾーン券はもちろん九州ゾーン)を使用し甲府〜九州間の往復とも鉄道利用でした。今回は紀行文形式ではなく、写真館形式でまとめました。旅程には乗車した列車の編成も記しましたので、マニアの方はこれでもお楽しみ下さい。

 旅行日:1998年8月30日(日)〜9月4日(金)

1日目(8月30日)夜勤明け

 甲府6:09—中央本線普通・115系3連—7:42塩尻8:09—中央本線普通・165系3連—9:58中津川10:26—中央本線快速・211系6連—11:39名古屋11:52—東海道線快速・311系4連—岐阜12:13着・・・岐阜市内散策、名鉄線など探勝。

 岐阜17:43—東海道線快速・117系8連—18:29米原18:39—東海道新幹線こだま425号・100系16連—京都19:02着・・・駅ビル内のゲームセンターで遊ぶ。

 京都20:32—東海道・山陽・鹿児島本線 寝台特急あかつき・EF65+客車14両(レガートシート車に乗車)—翌日へ   *機関車は下関・門司で付け替え。

 2日目(8月31日) 赤で記した路線がめあての初踏破路線

 —寝台特急あかつき—黒崎5:21着。

 黒崎駅前5:29—筑豊電鉄・3000系—筑豊直方6:00・・・徒歩でJR駅へ。

 直方6:23—筑豊本線・キハ66・67系4両+キハ40系3両混結7連—6:43新飯塚6:52—後藤寺線・キハ200系6連—7:16田川後藤寺7:20—後藤寺線・筑豊本線・篠栗線・キハ200系6連—博多8:48着。

 

(左)今はなき、50系客車の列車。ホーロー製サボ(運転区間表示)もちょっぴりレトロ。直方駅にて。

(右)平成筑豊鉄道の小型ディーゼルカーとJRキハ58+28のツーショット。田川後藤寺駅にて。(JR列車は日田彦山線の列車)

 博多9:20—博多南線・0系6連—9:30博多南10:37—博多南線・0系6連—博多10:47着。

 

 新幹線車両なのに在来線扱いの博多南線に乗車。最高速度は時速110キロです。沿線が、他の交通機関による交通事情が悪いせいか、かなり盛況でした。博多南駅のホームからは、「500系のぞみ」が目の前で昼寝をしているのが見えました。そう、ここはもともと新幹線基地なのです。

博多10:55—鹿児島本線 特急有明7号・783系(ハイパーサルーン)5連—12:20熊本11:49—鹿児島本線普通・455系3連—12:53宇土13:01—三角(みすみ)線・キハ31系2連—13:36三角13:43—三角線・鹿児島本線・キハ31系2連—熊本14:32着。

熊本15:42—鹿児島本線・肥薩線 急行えびの5号・キハ58+65の2連—17:55吉松18:01—肥薩線普通・キハ40単行—18:53隼人19:20—日豊本線 特急きりしま14号・485系3連—宮崎20:54着・・・ユースホステル宮崎県婦人会館泊。

3日目(9月1日)

宮崎8:41—日豊本線・日南線・宮崎空港線・485系5連—8:51宮崎空港9:00—宮崎空港線・417系2連(サンシャイン編成)—9:02田吉9:11—日南線・キハ40単行—志布志11:37着・・市内ちょっと散策。

 南のさいはての駅、志布志。広い空と空き地とたった1列車しか収容できないホームがなんともいい味。

志布志(駅入口)12:16—鹿児島交通バス・いすずLRコーチ—西都城駅13:38着。

*このバス。じつは15分近く遅れてきて、来るまでは「運休かダイヤが変ったのかなあ?」とバス停でやきもき。そしてぜんぜん来ないので「運休」と判断、列車で戻ろうとバス停を立ち去り、バス停すこし先の自動販売機でコーラを買っている時になんとバスが通過!!あわてて手をあげて20メートル過ぎたところでバスが急停車しなんとか乗れました!西都城でも列車との接続ぎりぎりでした。(定刻でも7分しかないのです。)

西都城13:45—日豊本線普通・417系2連(サンシャイン編成)— 15:27西鹿児島15:45—指宿枕崎線・キハ47系2連—17:10山川17:14—指宿枕崎線・キハ58+28の2連—枕崎18:18着。

枕崎18:28—指宿枕崎線普通・キハ58+28の2連—19:32山川19:35—指宿枕崎線・キハ47系2連—西鹿児島20:58着・・・鹿児島在住の大学時代の学友と会い、居酒屋で歓談。

西鹿児島23:30—鹿児島本線 特急ドリームつばめ・787系(つばめ型)9連—5:46博多6:38—鹿児島本線・長崎本線 特急かもめ1号・783系(ハイパーサルーン)6連—諫早8:17着・・・JR踏破は一休み、ここから島原鉄道を探勝。

諫早9:08—島原鉄道・2500系(新型車)単行—11:30加津佐11:45—島原鉄道・2500系—14:10島原15:10—島原鉄道・旧型車(形式失念・・失礼、国鉄キハ55系に酷似)—諫早16:15着。

  

 

島鉄の写真2点。新型車はイラストが楽しく、旧型車は重厚さがいいと思います。

諫早16:48—長崎本線(長与回り)・キハ31系2連—長崎17:38着・・市内散策、その後長崎の定宿、浦上ヶ丘ユースホステル泊。スタッフと歓談。

5日目(9月3日)

浦上8:03—長崎本線 特急かもめ6号・783系6連—9:46鳥栖10:00—鹿児島本線・久大本線・DE10+12系客車4両—12:54豊後森13:55—久大本線・DE10+12系客車4両(同じ編成)—15:58大分16:00—日豊本線 特急ソニック22号・883系(ソニック型)5連—小倉17:19着・・新装オープンの駅ビルや駅前見学。

 

久大本線の客車列車。(ピンぼけですみません)写真だときれいな列車のように見えますが、近づくと塗装あちこちで剥げて車体もボコボコ、発展途上国の列車なみでした。車内もまったくメンテナンスしてないらしく、豪華なもと夜行急行用リクライニングシートは一部壊れているし、エアコンの冷媒が漏れてアンモニア臭かったです。10月にこの客車列車は廃止、ディーゼルカー置換えになったので、廃車直前でカネをかけたくなかったようです。

小倉20:39—山陽新幹線 ひかり366号・300系16連—22:56姫路23:28—山陽・東海道本線 寝台特急サンライズ出雲・285系寝台電車14連(ノビノビ座席車に乗車)—(翌日へ)

6日目(9月3日)

—サンライズ出雲—5:13富士5:31—身延線普通・115系3連—甲府8:06着。END(9時から仕事)

 この年の7月に登場したばかりの大人気列車「サンライズ」の特急券。たいへん斬新な列車で感激。シャワー室(料金別・300円)もついています。ただ、北斗星のそれとは違って、利用時間が指定されておらず自由裁量なのが不便。私は空きになるまで3回も自分の座席との間を往復しました。

 なお、小倉20:39—甲府(翌日)8:06というスジは、2回ほど乗り換えるものの、飛行機利用にも劣らない速くて便利なもの。小倉(博多でも可)でけっこう遅くまで滞在できるうえ、朝のいい時間帯に到着でき、到着が深夜で眠い眼をこすりつつ家路につかないといけない最終便の飛行機などよりずっと便利。新幹線とサンライズの速さのおかげ。甲府でなく東京でも、到着7:08なので便利だと思います。

  (1)最初は身近な東海地方へ。 (高山本線・名松線) (2)関西・山陰ウルトラ乗りつぶし旅 福知山線以下12線 前編  (3)関西・山陰ウルトラ乗りつぶし旅 後編(木次線・山陰本線など) (4)東北・落ち穂拾い紀行(釜石線・利府支線・石巻線ほか) (5)北陸地区完全踏破・周遊きっぷ初使用の旅(北陸本線ほか)   (6)真夏のお四国・乗りつぶし旅(牟岐線・予讃線ほか)  (7)冬の北海道・最後の4線乗りつぶし(日高本線・石勝線ほか)  (9)最後の4線踏破、国鉄・JR線全線完乗の日  

   

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