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予備2

  調査レポート        駅と線路のこだわり調査                             2007.11.4
T O P 大 月 上大月 田野倉 禾  生 赤  坂 都留市 谷村町 都留文科大学前 十日市場
東  桂 三つ峠 寿 葭池温泉前 下吉田 月江寺 富士吉田富士急ハイランド河口湖

10.富士吉田⇒富士急ハイランド⇒河口湖

配線図

富士吉田(ふじよしだ)駅

 キロ程(大月起点)=23.6km
 標高=809m
 開業=1929年(昭4)6月19日
 駅員=有人

富士吉田駅は、ターミナルビル(Q−STA)を有し、駅前からは、山中湖・御殿場・甲府・富士宮など各方面へバスが通じる交通の要である。
当駅の利用者は、通勤通学、買い物、用務、観光など、その目的は様々だ。近くに県立北稜高校があり、朝夕は高校生で賑わう。
富士急行線は大月から当駅までを大月線といい、当駅から河口湖までを河口湖線というが、運転上の区分はなく、一般的には富士急行線、または富士急線の名前で通っている。
富士吉田駅は2面3線の行き止り式のつくりで、列車は当駅で折り返し、それぞれの目的地へ向かう。ホーム長は4連対応である。
通常1番線は使用せず、2番線を下り(河口湖方面)、3番線を上り(大月方面)としているが、ホリデー快速など6連の列車については、出発信号機の位置関係から、上り下りともに3番線を使用する。
また、駅に隣接して電車修理工場があり、車両の定期検査等を実施している。

バスターミナルやタクシー乗り場がある富士吉田駅北口

6連の列車は出発信号機の位置関係から3番線を利用する

富士吉田駅はワインカラーが基調

向かって左から1番線(片面)、2番線、3番線
2番線が河口湖行、3番線が大月行

畳敷きの待合室

富士吉田駅構内 正面左が出札窓口、右が改札口

富士吉田⇒富士急ハイランド

富士吉田駅を出た列車は右へカーブを切りながら坂を上る。
前方からは富士急ハイランドのジェットコースターや観覧車などが近づいてくる。
左に緩やかなカーブを切りながら富士急ハイランド駅に到着する。

左に

前方に富士急ハイランドの施設が見える

富士急ハイランド(ふじきゅうはいらんど)駅

 キロ程(大月起点)=25.0km
 標高=829m
 開業=1961年(昭36)12月9日
 改称=1981年(昭56)1月11日
      ハイランド→富士急ハイランド
 駅員=有人
配線図

富士急ハイランド駅は、文字通り富士急ハイランドの最寄駅で、駅の改札口と遊園地のゲートが向かい合っている。出札口とチケット売り場も隣同士で、入園者は迷う余地がない。
片面ホーム1面1線のつくりであるが、波動輸送対応のためか、最近6連用に延伸されている。富士急行線では最も長いホームということになる。

左が富士急ハイランド駅、右が遊園地ゲート

富士急ハイランド駅ホームは6連対応

富士急ハイランド駅のカラーは青色
 (紅葉の日差しで紫がかっている)

富士急ハイランド⇒河口湖

富士急ハイランドを出た列車は連続した踏切を渡り、中央高速の下をくぐる。
左手には富士山が間近に見える。
列車は坂を上りながら右にカーブを切り、続いて左にカーブを切ると河口湖駅が近づいて来る。

富士急ハイランド駅を出るとすぐ中央道をくぐる

配線図

河口湖(かわぐちこ)駅

河口湖駅は富士急行線の終着駅であるとともに、富士山と河口湖・西湖などの観光の起点である。2006年(平18)、駅舎がリニューアルされ年間を通じて多くの観光客を迎えている。
駅前には富士急行線(当時富士山麓鉄道線)で開業時から活躍した「モ1号」車両が展示されている。
駅は2面3線で、このうち3番線が5両対応、その他のホームが4両対応である。このほか留置線が6本あり、JRから毎日乗り入れているE233系2本もここで滞泊する。

 キロ程(大月起点)=26.6km
 標高=857m
 開業=1950年(昭25)8月24日
 駅員=有人

河口湖駅に展示されている「モ1号」

バスと共用の切符売り場

液晶標示の発車案内

自動券売機を2台設置

柱の基礎に富士山の熔岩を使用

河口湖駅のシンボルカラーは薄茶色

観光客で賑わう駅の構内

1885年ドイツ製のレールで作られた柱

2・3番線ホームには大きな木がある
    (列車の右が1番線ホーム)

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