このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
3.禾生⇒赤坂⇒(都留市)
キロ程(大月起点)=5.6km 標高=421m 開業=1929年(昭4)6月19日 駅員=委託 |
禾生(かせい)駅
禾生駅は、相対式2面2線の交換可能駅であるが、ホームのすぐ脇に踏切があるため、窮屈なつくりになっている。本線(直線)は下り線、分岐器はスプリングポイントだ。
待合室にはベンチがひとつあるだけだが、壁に展示された写真や棚に置かれた地元の物産品などから、おばちゃん駅長の温かい人柄が伝わってくる。
駅の近くに禾生第一小学校があり、隣の赤坂から電車で通う小学生もいるためであろう。この駅には富士急行線内で唯一の跨線橋がある。
踏切でホームが遮られているため、禾生駅のホームは十分な長さがない。とくに上りホームは69mしかないため、1000系4連(72m)でもホーム内に停まることができない。このため交換がない場合は、先頭車がホームから少しはみ出して停まり全扉を開放するが、交換がある場合は通常の位置に停止し、最後尾車両は閉め切りとする。当然のこととしてJR201系4連(80m)は、3両だけしか乗降扱いができない。
ところで禾生駅には駐車場が付設されていて、パークアンドライドのサービスを提供している。電車利用者は、月額2100円、1日300円とリーズナブルだ。
禾生駅の駅舎 左にホームの端が見える
小さな待合室 火鉢にお湯が沸いている
ホームの駅名標
富士吉田方向からの遠景 踏切の拡幅工事が行われている
停車駅ではないが、特急列車の交換もある
大月側から見た禾生駅
下り列車が停まっている
1000系4連は、交換がないときには+の位置で停車する
電車利用者のための駐車場がある 1日利用もできる
禾生⇒赤坂
禾生駅を出ると正面左に小さく富士が見える。右に中央高速道が並行し、田んぼと住宅が続く。赤坂までは線形がよいため、スピードが出る区間である。
やがて右に保壽院のお墓が見え、月見ケ丘踏切を通過すると赤坂駅に到着する。
禾生駅を出発する 右側に中央高速道が並行する
田んぼと住宅の間を行く
保壽院のお墓の脇を行く
月見ケ丘踏切を過ぎると赤坂駅は目の前だ
赤坂(あかさか)駅
赤坂駅は片面1線の無人駅であるが、近くに桂高校があり、また住宅街にも近いため利用者が多い。このため通勤通学時間帯には駅員を配置して乗降客に対応している。
駅にはラーメン店が併設されていて、駅利用者の憩いの場になっている。
ホームにはLEDの表示機があり、電車の接近を知らせてくれる。
キロ程(大月起点)=7.1km 標高=445m 開業=1929年(昭4)6月19日 駅員=無 |
オレンジがイメージカラーの赤坂駅正面 改札口の左にラーメン店がある
LEDは2段階切替式になっている
暖冬の影響で梅の花が咲いていた
ホームにある駅名標
赤坂⇒都留市
赤坂駅を出た列車は相変わらず中央高速道の盛土区間を右に見て進む。左側に人家が多いのは国道139号線が走っているためである。
線路は右にカーブし、続いて左に大きくカーブして高速道路と離れる。宝踏切を渡り左前方に古い倉庫が見えてくると都留市駅に到着する。
赤坂を出て都留市へ向かう
桜新踏切の先で線路は左へ大きくカーブする
左前方に古い倉庫が見えてくると都留市駅へはもうすぐだ
都留市駅の手前にはこんなに小さな踏切もある
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