このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
8.寿⇒葭池温泉前⇒(下吉田)
寿(ことぶき)駅
キロ程(大月起点)=18.8km 標高=710m 開業=1929年(昭4)6月19日 改称=1981年(昭56)1月11日 暮地→寿 駅員=無 |
寿駅は1面1線の無人駅。コンビニの脇をはいったところに入口がある目立たない駅である。乗降客も多くないが、近くにシチズン電子の本社があるため、ときおり背広姿の営業マンを見かけることもある。
当駅は、かつて暮地(くれち)という名称であったが、1981年(昭56)、すでに駅前にできていた寿団地にあわせて駅名を改称した。
富士急行は、縁起のよい駅名を売り物に、有人駅で寿駅入場券(硬券160円)を販売している。
寿駅の入口はコンビニの脇を入ったところにある
向い側から見た寿駅ホーム
夏草の影にトーマスランド号
ホームはこんな感じになっている
寿駅入場券は結婚式などで配られることもある
寿駅を出るとすぐに閉塞信号機がある。隣接交換駅である三つ峠と下吉田の間が5km以上も離れているために、閉塞区間を分けている。
列車は左前方に富士山を見て進むが、やがて左手から中央高速が高架でせまり、線路はその下を潜り抜ける。
左に住宅、右に田んぼが見えるとすぐに、葭池温泉前駅である。
寿駅ホームから葭池温泉前方向を望む
新開団地踏切を渡ると中央高速道をくぐる
中尾参道踏切を渡ると葭池温泉前はもうすぐだ
キロ程(大月起点)=20.2km 標高=739m 開業=1930年(昭5)1月21日 改称=開業時駅名は尾垂鉱泉前 駅員=無 |
葭池温泉前も、寿駅と同様1面1線の無人駅である。名前のとおり、駅から歩いて2分ほどのところに日帰り温泉施設の“葭之池温泉”がある。
駅のまわりは住宅と田んぼだが、駅前には吉田名物のうどん屋がある。
この駅は黄緑色がシンボルカラーになっていて、簡素ながらも落ち着いた雰囲気が周囲になじんでいる。
駅前の四つ角には“葭之池温泉”の案内看板がある
線路向い側から見た葭池温泉前駅ホーム
養老院踏切から下吉田方向を見る
しばらく33.3‰の坂が続く
坂を上りきって右に曲がると前方に
下吉田の広い構内が見えてきた
単線の閉塞
信号機は上
下相方を向
いている
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