このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

  調査レポート        駅と線路のこだわり調査                             2007.9.6
T O P 大 月 上大月 田野倉 禾  生 赤  坂 都留市 谷村町 都留文科大学前 十日市場
東  桂 三つ峠 寿葭池温泉前 下吉田 月江寺 富士吉田 富士急ハイランド 河口湖

8.寿⇒葭池温泉前⇒(下吉田)

寿(ことぶき)駅

配線図

 キロ程(大月起点)=18.8km
 標高=710m
 開業=1929年(昭4)6月19日
 改称=1981年(昭56)1月11日
      暮地→寿
 駅員=無

寿駅は1面1線の無人駅。コンビニの脇をはいったところに入口がある目立たない駅である。乗降客も多くないが、近くにシチズン電子の本社があるため、ときおり背広姿の営業マンを見かけることもある。
当駅は、かつて暮地(くれち)という名称であったが、1981年(昭56)、すでに駅前にできていた寿団地にあわせて駅名を改称した。
富士急行は、縁起のよい駅名を売り物に、有人駅で寿駅入場券(硬券160円)を販売している。

寿駅の入口はコンビニの脇を入ったところにある

向い側から見た寿駅ホーム
夏草の影にトーマスランド号

ホームはこんな感じになっている

寿駅入場券は結婚式などで配られることもある

寿⇒葭池温泉前

寿駅を出るとすぐに閉塞信号機がある。隣接交換駅である三つ峠と下吉田の間が5km以上も離れているために、閉塞区間を分けている。
列車は左前方に富士山を見て進むが、やがて左手から中央高速が高架でせまり、線路はその下を潜り抜ける。
左に住宅、右に田んぼが見えるとすぐに、葭池温泉前駅である。

寿駅ホームから葭池温泉前方向を望む

新開団地踏切を渡ると中央高速道をくぐる

中尾参道踏切を渡ると葭池温泉前はもうすぐだ

葭池温泉前(よしいけおんせんまえ)駅

 キロ程(大月起点)=20.2km
 標高=739m
 開業=1930年(昭5)1月21日
 改称=開業時駅名は尾垂鉱泉前
 駅員=無

配線図

葭池温泉前も、寿駅と同様1面1線の無人駅である。名前のとおり、駅から歩いて2分ほどのところに日帰り温泉施設の“葭之池温泉”がある。
駅のまわりは住宅と田んぼだが、駅前には吉田名物のうどん屋がある。
この駅は黄緑色がシンボルカラーになっていて、簡素ながらも落ち着いた雰囲気が周囲になじんでいる。

駅前の四つ角には“葭之池温泉”の案内看板がある

線路向い側から見た葭池温泉前駅ホーム

葭池温泉前⇒下吉田
葭池温泉前駅を出た列車は、養老院踏切を過ぎると33.3‰の坂に差しかかる。坂を上りきると、前方に下吉田駅の広い構内が見えてくる。

養老院踏切から下吉田方向を見る
しばらく33.3‰の坂が続く

坂を上りきって右に曲がると前方に
下吉田の広い構内が見えてきた

単線の閉塞
信号機は上
下相方を向
いている
     ⇒

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