このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

京成電鉄のセピア−2−

なつかしの新赤電塗装非冷房車3000形など

ここでは、今は見れなくなってしまった京成車両等の写真を中心に掲載しました。
近隣系列社で、京成と乗入を行なっている北総の過去車両や、会社解散した千葉急行の車両も一部掲載しました。




画像をクリックすると拡大表示されます。
(縦横比が異なる場合がありますので、拡大画像を再度クリックしてください。)

写真

タイトル

写真

タイトル

非冷房時代の3300形一次車3304号

1986年10月26日 市川真間にて

1968年11月に製造した3300形3301〜3316は、外観上3200形と同スタイルでデビュー。室内のシート袖部形状や吊革支持棒等が異なるのみだった。撮影時の1986年10月は冷房化前で、同年夏の時点で3309〜3312・3313〜3316編成の冷房化は完了していた。写真の3301〜3304編成は1980年9月にファイアーオレンへの塗装変更が行われ、撮影時はそれから6年後の姿。1987年5月に冷房化工事、同年秋に方向幕搭載工事を施工。1989年7月〜8月に更新、1994年4月に現行標準色に塗装変更を行った。同編成は、京成初の東急車輛製の車両でもあった。


更新・塗装変更後の3304
(2006年10月)

冷房化前の3050形3054号

1989年7月12日 東中山にて

1959年秋に製造した3051〜3054は、赤電のトップを切り1976年秋に更新施行。それから4年後の1980年6月にファイアーオレンジへの塗装変更を行い写真の姿になった。3050形は、更新時に外観スタイルを3000形同一にし混結も頻度に行い、同一形式かのように扱われた。撮影時より丸1年後の1990年8月に冷房化・方向幕取付・正面ライト位置変更等を行い、外観スタイルは一変した。しかしその後の活躍は短く、1993年3月に廃車になった。

3200形3277号

1993年10月23日  市川真間

3277は1967年11月新製。1988年5月に更新・冷房化を行い、写真はそれから5年半後の姿。同車は1993年12月現行標準色に塗装変更。2004年11月に廃車となった

3300形3313〜3316で試用した
クロスシート

1994年6月  3313車内

1990年4月に更新出場した3313〜3316編成は、クロスシート試験編成として営業入した。しかし、1995年4月にロングシートに戻され、今度は個別シート試験編成となった。2001年8月、再度シート変更が行われ、3700形後期車や新3000形同様の区分シートに変更された。

試験塗装車として活躍した
3200形3209号

1993年4月5日  船橋競馬場

3209は1964年に新製した3200形初期車8Mグループ。1986年1月に更新。1991年12月試験塗装編成の一員として3209〜3212はホワイトベースに変更。1992年12月末、京成鋼製車のベースカラーはグレーに決定し、3209〜3212はライトグレーベースに変更。1993年5月迄、帯配置等を頻度に変え、正式塗装配置を決める試験を行った。その際、正面窓周にブラックフィルムが貼られた試験も実施。同車は1993年7月に正式な現行標準色に変更。2003年3月に廃車になった。

更新時、VVVFインバーター試験車
として落成した3200形3294号

1993年3月22日  幕張本郷にて

3291〜3294は1967年12月に特急開運号としてデビューした3200形片扉車グループ。1974年に通勤車化改造を施行。1988年5月の更新・冷房化の際、京成初のVVVFインバーター試験車となった。3291・3294はTc化され、正面ライトも尾灯と一体角形となった点が他の3200形更新車と異なった。1994年4月に現行標準色に塗装変更。
2003年頃から機器類の故障等が目立ち、初期タイプのインバーターは部品調達も困難な為、2004年1月に廃車になった。

千葉急行3150形3158号

1996年6月中旬  柴又

1996年1月〜3月にかけて、3050形3067〜3074の代替として、3100形3121〜3122・3125〜3128の6両と、3150形3157〜3158の2両を千葉急行にリースした。塗装も1992年4月開業時以来のブルーベースから、京成標準塗装の帯色を反転したのみのグレーベースになった。写真の3158は1963年2月製造。1984年3月に更新。1995年6月に現行標準色に塗装変更し、1996年3月末に千葉急行にリース。編成は3157〜3158は3100形と混結4連となり、ちはら台寄から3121-3122-3157-3158といった変則編成。冷房化後の3100形と3150形の混結は初だった。3157〜3158は1998年3月京成に返却され、京成車の3155〜3156と共に3150形初の廃車解体となった。

3500形3576号

1993年9月12日  京成津田沼留置線

3500・3600形は1993年8月以降、帯色をレッド・ブルーに変更する作業が行われてきたがそれ以前に、側面窓上帯のみを青に変更していた時期もあった。定期検査の関係上、全車両が該当したのではなかった。写真の3576は1979年6月製で、1992年4月に側面窓上帯のみをブルーに変更し写真の姿になった。1994年1月に現行のレッド・ブルー帯色に変更。更新を行わずに28年経つ2007年現在も使用している。

3500形3560号

1992年8月7日  大神宮下

3560号は1977年2月に製造。撮影時はファイアーオレンジ帯色時代。その後、1993年2月に、側面窓上帯のみをブルーに変更。1994年8月に現行標準のレッド・ブルー帯色に変更。1976年以降に製造された3557以降の車両は更新の対象から外れ、3557〜3560は2003年3月に3500形初の廃車となった。撮影時の1992年当時、3500形は4両+4両の8両編成優等列車用に使われてる編成と、4両単独で使われてる編成が半々位の割合で、6両で使う機会は少なかった。

 

 

戻る   10 11 12 13


Copyrights (C) 2005.tetujin90. All Rights Reserved.


京成2100形、京成3000形(初代)、京成3050形、京成3100形、京成3150形、京成AE形。更新前や旧塗装時代の京成3200形、京成3300形。旧帯色時代の京成3500形、京成3600形。デビューから間もない頃の京成3700形、京成3400形。京急から約3年リースした京成1000形塗装変更前の新京成8000形やデビュー直後の新京成8900。北総7150形、北総7050形、北総7000形、公団2000形やデビュー間もない北総7300形。千葉急行1000形、千葉急行3050形、千葉急行3150形

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください