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京成電鉄のセピア

なつかしの新赤電塗装や非冷房車3000形など

ここでは、今は見れなくなってしまった京成車両等の写真を中心に掲載しました。
近隣系列社で、京成と乗入を行なっている北総の過去車両や、会社解散した千葉急行の車両も一部掲載しました。




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写真

タイトル

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タイトル

北総線に乗り入れた
3150形3190号

1991年6月9日  西白井

3150形は1963年2月〜11月に44両製造。1983年3月〜1985年6月、京成初の冷房化工事と共に更新。1995年10月以降、北総や千葉急行にリースした車両が出現し京成から除籍始まった。1998年3月〜2003年12月に、リース車を含め全車廃車解体。写真は北総二期線開業直後に、北総に乗り入れた京成3150形3190号。同車は、2000年4月、北総にリースされ、2003年12月に京成に返却後解体。3150形としては最後まで残った車両だった。

ファイアーオレンジ時代の
3150形3158号

1992年7月8日 京成西船

撮影時の1992年当時、3150形は4+4の8両で優等運用に就く事が多く、4両普通運用は少なかった。3155〜3158編成は、現行標準塗装への変更が1995年6月で、赤電最後の塗装変更編成だった。3155〜3158編成のうち、3157-3158は、1996年3月末に帯色・社名変更のうえ千葉急行へリースし、同時期にリースした3100形3121〜3122と混結し4両を組んだ。残る3155〜3156は、京成車として使用。1998年3月、3157〜3158は京成に返却され、3155〜3156と共に3150形初の廃車解体になった。

千千葉急行1000形と並ぶ、
塗装変更直後の3150形3170号

1993年7月11日  千葉中央

3150形3167〜3170号は、京成初の冷房化工事を施工し1983年3月、更新出場。ファイアーオレンジから現行標準色への塗装変更も、3200形8M車試験塗装車3205〜3220以外では初で、1993年6月末に施行。撮影時は数少ない塗装変更編成で、青い千葉急行1000形も現役だった。同編成は、3163〜3166編成と共に1995年9月末に、帯色のみ変更し北総へリース。3150形初の除籍になった。1998年9月末に京成に返却され、廃車解体された

朝の通勤特急運用に就いた
塗装変更後の3150形3191号

1995年6月下旬  海神

3191〜3194編成は、1963年11月に特急専用車両として誕生。3150形の中で異端的存在だった。更新・冷房化工事は1984年12月〜1985年1月に施行し、他編成と差異はなくなった。1993年11月に塗装変更。2000年2月、3700形6次車(3821以降)が営業入したと同時に廃車になり解体された。3150形で、北総・千葉急行へリースされずに廃車解体になったのは、3155〜3156と3191〜3194の6両のみ。3150形は塗装変更後もしばらくは8両優等運用に就く事が多かったが、1996年春以降、3700形8両9本・3400形8両5本が揃い、4両・6両で普通運用に使用される事が多くなった

3150形3162号
1994年3月 京成高砂

3159〜3162編成は、1983年6月〜7月に3150形2編成目の冷房化・更新施行車として出場。1993年9月に塗装変更が行われた。1998年3月末に半ユニットの3161〜3162は京成色のまま千葉急行にリース。3159〜3160は京成車として継続使用。千葉急行は1998年10月の京成と吸収合併に伴い、3161〜3162は京成に返却され、再度3159〜3160と基本4両編成を組み継続使用。2000年4月以降は、唯一京成在籍の3150形として残ったが、2001年4月に北総へリースされた。2003年1月末に京成に返却され、廃車解体になった。

3150形3154号
1997年2月 京成小岩

3100形トップ編成の3151〜3154編成は、1984年4月〜6月に更新・冷房化工事を施工。1994年2月に塗装変更が行われた。写真撮影時は晩期の姿で、3150形は4両、もしくは6両で普通運用に使用されることが多くなった。又、貫通扉部にある種別表示は、板式のものは普通は板がなく非表示で運用に就いてきたが、1995年7月より、板式種別表示の3150形・3500形普通運用時も‘ 普通 Local‘ の板を表示するようになった。3151〜3154編成は、1997年6月上旬に帯色変更のうえ千葉急行にリースされ、1998年10月の京成と吸収合併後も、社名ロゴを消した上千葉急行色で継続使用されたが、1999年2月に廃車になり、後に解体された。

3200形3212号

1990年7月19日  東中山

3200形8M車(オールM車)の3201〜3220号は1964年秋に製造。1985年7月〜1986年6月更新・冷房化工事が行われ、2003年3月〜2004年1月に廃車になった。写真の3209〜3212編成は1985年12月〜1986年1月に更新・冷房化。その後、1991年12月以降、試験塗装編成のうち1本に選定され、1993年7月に正式に塗装変更を行う迄、数度変更を行った。写真はファイアーオレンジ時代で、この頃は塗装変更の気配は殆どなかった。

試験塗装時の3200形3212号

1993年3月22日  菅野

3209〜3212編成は、1993年春、前面にブラックマスクをつけた試験塗装編成として活躍した。しかし、車齢30年以上の車両には似合わず、この案は断念。1993年7月に、正式な現行塗装に変更された。その後、3209〜3210は2004年1月廃車、3211〜3212は2003年3月廃車となった。写真の3212号は、廃車丸10年前の姿。


3200形3213号

1993年9月26日  新三河島

3213〜3216編成は、1985年7月〜8月に3200形初の更新・冷房化工事を施行。1991年12月、試験塗装編成として、ライトブルーベースに変更されたが、不評だった為、1992年4月に従来のファイアーオレンジに戻された。その後、1994年7月に正式な現行塗装に変更。2003年3月、新3000形導入により廃車解体になった。

試験塗装色時代の
3200形3217号の横顔

1993年8月下旬  検見川

3217〜3220編成は試験塗装編成第一陣として、1991年12月にグレーベースにレッドブルー帯に変更。その時は、従来のステンレス帯縁取は撤去せずに施行した。1992年1月末に3217号正面と編成海側の下部青帯が外され、3217の一部のステンレス帯縁取を撤去。左右・前後異なる塗装になった。同編成は、ファイアーオレンジから現行標準色への新塗装化が開始されてからもしばらくは試験塗装のまま残り、写真の様に新塗装編成と混結するシーンも見られた。1993年12月に正式現行塗装に変更、2003年3月に新3000形に押され廃車解体になった。

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京成2100形、京成3000形(初代)、京成3050形、京成3100形、京成3150形、京成AE形、北総7150形、北総7050形、北総7000形等の消滅車両。京急からリースした京成1000形。更新前や新赤電塗装時代の京成3200形、京成3300形。旧帯色時代の京成3500形、京成3600形。デビュー間もない頃の京成3700形、京成3400形。今はなき会社'千葉急行'に所属していた 千葉急行1000形、千葉急行3050形、千葉急行3100形、千葉急行3150形。地平時代の京成船橋駅。

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