このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
俳 人
多少庵秋瓜
試筆 | |
雨なかりせハとあけし境にハあらて | |
田家の物寿なるを楽しひ軒の旭に起出て | |
去年ことし間の栞戸開けり | |
年尾 | |
老の身の年浪に立交るへくもあらて | |
巨燵の旧を出て墨水の辺を逍遥するに | |
家にひとしき人に道連て | |
年おしむ人に逢いけり隅田川 |
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